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公開番号
2025042327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149268
出願日
2023-09-14
発明の名称
ドライバモニタリングシステム
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
11/04 20060101AFI20250319BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転席の後方にいる乗員に当たった発光部の光を受信することを抑制して、ドライバの顔を明瞭に撮影する。
【解決手段】車両の運転席側に向けて検出波を送信する送信部31と、運転席側で反射された反射波を受信する受信部32を含み、受信部32で受信した反射波に基づきドライバを撮影する撮像部33と、撮像部33からの情報に基づきドライバの状態を監視するドライバ監視装置30と、を備えた、ドライバモニタリングシステム50であって、車両のインストルメントパネル2の上部に車載機器20が設けられ、車載機器20は情報を表示する表示部21と当該表示部21の外周を保持する外枠22を有し、受信部32は、外枠22における運転席側に配置され、送信部31は、インストルメントパネル2における、車載機器20よりも下側であって、車載機器20の車幅方向中央よりも反運転席側に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の運転席側に向けて検出波を送信する送信部と、
前記運転席側で反射された反射波を受信する受信部を含み、当該受信部で受信した前記反射波に基づきドライバを撮影する撮像部と、
前記撮像部からの情報に基づきドライバの状態を監視するドライバ監視装置と、
を備えた、ドライバモニタリングシステムであって、
前記車両のインストルメントパネルの上部に車載機器が設けられ、前記車載機器は情報を表示する表示部と当該表示部の外周を保持する外枠を有し、
前記受信部は、前記外枠における運転席側に配置され、
前記送信部は、前記インストルメントパネルにおける、前記車載機器よりも下側であって、前記車載機器の車幅方向中央よりも反運転席側に配置されていることを特徴とするドライバモニタリングシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記車載機器は、前記インストルメントパネルの車幅方向中央部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項3】
前記インストルメントパネルは、前記車載機器よりも下側で上方から下方に向かうに従い後方に傾斜する意匠面を有する上向傾斜部を有し、
前記上向傾斜部に前記送信部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項4】
前記インストルメントパネルは、反運転席側から運転席側に向かうに従い前方に傾斜して運転席側に指向する意匠面を有する運転席側傾斜部を有し、前記運転席側傾斜部に沿って前記車載機器および前記送信部が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項5】
前記運転席側傾斜部の反運転席側端部近傍に前記送信部が配置されていることを特徴とする請求項4に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項6】
前記運転席側傾斜部には、前記車載機器よりも下側で前記運転席側傾斜部の意匠面に対して凹状に形成された凹形状部が設けられ、
前記凹形状部の底壁には空調された空気流が吹き出す吹出口が形成され、前記吹出口に空調された空気流の向きを調整するルーバが配置されており、
前記凹形状部の前記底壁に前記送信部が配置されていることを特徴とする請求項5に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項7】
前記撮像部は、更に、前記受信部で受信した反射波を電気信号に変換する撮像素子を備え、
前記撮像素子は、前記車載機器に設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずらか1項に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項8】
車両の運転席側に向けて検出波を送信する送信部と、
前記運転席側で反射された反射波を受信する受信部を含み、当該受信部で受信した前記反射波に基づきドライバを撮影する撮像部と、
前記撮像部からの情報に基づきドライバの状態を監視するドライバ監視装置と、
を備えた、ドライバモニタリングシステムであって、
前記車両のインストルメントパネルの上部に車載機器が設けられ、前記車載機器は情報を表示する表示部と当該表示部の外周を保持する外枠を有し、
前記インストルメントパネルにおける前記車載機器よりも下側に空調された空気流が吹き出す吹出口が形成され、
前記受信部は、前記外枠に配置され、
前記受信部は、車幅方向において、前記表示部の車幅方向反運転席端とステアリングホイールの車幅方向反運転席端との間に位置し、
前記送信部は、前記インストルメントパネルに配置され、
前記送信部は、車幅方向において、前記吹出口の車幅方向における反運転側縦辺よりも反運転側で、かつ、前記車載機器の車幅方向反運転席端と前記表示部の車幅方向反運転席端との間に位置し、
前記送信部は、上下方向において、前記車載機器よりも下側に配置され、かつ、前記吹出口の上下端の間に位置していることを特徴とするドライバモニタリングシステム。
【請求項9】
前記車載機器は、前記インストルメントパネルの車幅方向中央部に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のドライバモニタリングシステム。
【請求項10】
前記撮像部は、更に、前記受信部で受信した反射波を電気信号に変換する撮像素子を備え、
前記撮像素子は、前記車載機器に設けられていることを特徴とする請求項8または9に記載のドライバモニタリングシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバの状態を監視するためのドライバモニタリングシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のドライバの状態を監視するために、ドライバの顔を撮影するドライバ撮影装置を車室内に設けることが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1の図1に開示されたドライバ撮影装置は、インストルメントパネルの車幅方向中央部の上面から車載機器が立設された車両において、ドライバを撮影するためのドライバ撮影装置であって、車載機器に内蔵され、入射面がドライバ側に向けられたカメラレンズと、車載機器に内蔵され、射出面がドライバ側に向けられた発光部と、を備え、カメラレンズは、車載機器の車幅方向運転席側の端部に設けられ、発光部は、車載機器の車幅方向助手席側の端部に設けられている。また、特許文献1の図5に開示されたドライバ撮影装置は、インストルメントパネルの車幅方向中央部の上面から車載機器が立設され、車載機器の下方で、インストルメントパネルの車幅方向中央部且つ車両上下方向でステアリングホイールの上下端の中間にハザードランプスイッチが設けられている車両において、ドライバを撮影するためのドライバ撮影装置であって、ハザードランプスイッチの車幅方向両端の外枠の車幅方向運転席側且つ上下方向上側の端部に内蔵されたカメラレンズと、ハザードランプスイッチの車幅方向両端の外枠の車幅方向助手席側且つ上下方向下側の端部に内蔵された発光部と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6481970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の図1に開示されたドライバ撮影装置は、インストルメントパネルの車幅方向中央部の上面から立設された車載機器に発光部が設けられているため、発光部の光がドライバ後方のシート側も照らしてしまい、ドライバ後方のシートに座る乗員の顔に当たった光もノイズとして撮影装置が受信してしまう。このため、ドライバの顔を後席のシートに座る乗員の顔と誤認してしまうおそれがある。
【0006】
一方、特許文献1の図5のように、インストルメントパネルの車幅方向中央部の上面に立設される車載機器の下方に設けられたハザードランプスイッチにカメラレンズが配置されると、カメラレンズと乗員の顔との距離が離れてしまうのでドライバの顔を明瞭に認識できなくなるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、運転席の後方にいる乗員に当たった発光部の光を受信部が受信することを抑制しつつ、ドライバの顔を明瞭に撮影することができる撮像部を有するドライバモニタリングシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、車両の運転席側に向けて検出波を送信する送信部と、運転席側で反射された反射波を受信する受信部を含み、当該受信部で受信した反射波に基づきドライバを撮影する撮像部と、撮像部からの情報に基づきドライバの状態を監視するドライバ監視装置と、を備えた、ドライバモニタリングシステムであって、車両のインストルメントパネルの上部に車載機器が設けられ、車載機器は情報を表示する表示部と当該表示部の外周を保持する外枠を有し、受信部は、外枠における運転席側に配置され、送信部は、インストルメントパネルにおける、車載機器よりも下側であって、車載機器の車幅方向中央よりも反運転席側に配置されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、運転席の後方にいる乗員に当たった発光部の光を受信部が受信することを抑制しつつ、ドライバの顔を明瞭に撮影することができる撮像部を有するドライバモニタリングシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るドライバモニタリングシステムを搭載した車両のインストルメントパネルの正面図である。
本実施形態に係るドライバモニタリングシステムの制御ブロック図である。
本実施形態に係るドライバ監視装置を搭載した車両のインストルメントパネルの縦断面図である。
本実施形態に係るドライバモニタリングシステムを搭載した車両のインストルメントパネルの平面図である。
本実施形態に係るドライバモニタリングシステムを含めたインストルメントパネルの部分拡大図である。
本実施形態に係るドライバモニタリングシステムの送信部を含めたインストルメントパネルの部分拡大図である。
本実施形態に係るドライバモニタリングシステムの配置を説明するためのインストルメントパネルの正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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