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公開番号2025042234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149116
出願日2023-09-14
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60W 50/06 20060101AFI20250319BHJP(車両一般)
要約【課題】ドライバビリティを向上させることができる車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】車両の制御装置は、プロセッサを備え、プロセッサが、車両固有の振動が起こりやすい共振領域を検知し、自動運転時に、共振領域を避けて走行するように、車両のアクセル制御を行い、検知した共振領域を学習し、次回の走行時に、学習した共振領域を避けて走行するように、車両のアクセル制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
車両固有の振動が起こりやすい共振領域を検知し、
自動運転時に、前記共振領域を避けて走行するように、車両のアクセル制御を行い、
検知した前記共振領域を学習し、次回の走行時に、学習した前記共振領域を避けて走行するように、前記車両のアクセル制御を行う、
車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、路面の凹凸による振動が車両のばね上と共振することを避けるように車速を増減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－２４８９０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車両には、当該車両固有の振動が起こりやすい領域（共振周波数）があり、この領域で走行すると振動が継続する。また、自動運転中は、走行中に振動が発生してもアクセル操作が行われないため、振動が継続してドライバビリティが低下する。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ドライバビリティを向上させることができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る車両の制御装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、車両固有の振動が起こりやすい共振領域を検知し、自動運転時に、前記共振領域を避けて走行するように、車両のアクセル制御を行い、検知した前記共振領域を学習し、次回の走行時に、学習した前記共振領域を避けて走行するように、前記車両のアクセル制御を行う。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、自動運転時に、車両固有の共振領域を避けるようにアクセル制御および学習制御を行うことにより、ドライバビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る車両の制御装置が適用される車両の概略的な構成を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る車両の制御装置が実行する車両の制御方法の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る車両の制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（車両の制御装置）
実施形態に係る車両の制御装置の構成について、図１を参照しながら説明する。実施形態に係る車両の制御装置が適用される車両は、走行中に自動運転を選択することが可能な車両である。
（【００１１】以降は省略されています）

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