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公開番号
2025042191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149051
出願日
2023-09-14
発明の名称
糸巻取機
出願人
村田機械株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
B65H
67/08 20060101AFI20250319BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】糸が分断されてから糸継ぎが完了するまでの時間の長期化を極力抑制しつつ、弛んだ糸層とパッケージの表面との間に生じる隙間をパッケージ側の糸端がくぐることを抑制する。
【解決手段】糸巻取ユニット2のユニット制御部15は、給糸部11と巻取部13との間で糸Yが分断されたときに、第1制御と、第2制御と、第3制御とを行う。第1制御は、パッケージPと綾振ドラム42とを離隔させる離隔動作をリフト機構44に行わせる制御である。第2制御は、パッケージPと綾振ドラム42とを再び接触させる接触動作をリフト機構44に行わせる制御である。第3制御は、吸引引出機構による吸引引出動作を開始可能にするための準備動作を吸引引出機構に行わせる制御である。ユニット制御部15は、第3制御において、接触動作の完了する前に準備動作が開始され且つ接触動作の完了後に準備動作が完了するように吸引引出機構を動作させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
糸を供給可能な給糸部と、前記給糸部から供給された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取動作を行う巻取部と、前記給糸部と前記巻取部との間で糸が分断された場合に、分断された糸を接続する糸接続機構と、制御部と、を備える糸巻取機であって、
前記巻取部は、
前記パッケージの表面と接触して前記パッケージとともに回転する接触ローラと、
前記パッケージの前記表面と前記接触ローラの外周面とを互いに離隔させる離隔動作と、前記パッケージの前記表面と前記接触ローラの前記外周面とを互いに近づけて接触させる接触動作と、を実行可能なリフト機構と、を有し、
前記糸接続機構は、
分断された糸の前記巻取部側の糸端を吸引口によって吸引捕捉し、前記巻取動作時と逆向きに回転している前記パッケージから前記糸端を引き出す吸引引出動作、を実行可能な吸引引出機構を有し、
前記制御部は、
前記給糸部と前記巻取部との間で糸が分断されたときに、前記リフト機構に前記離隔動作を実行させる第1制御と、
前記第1制御の後に前記リフト機構に前記接触動作を行わせる第2制御と、
前記吸引引出動作を開始可能にするための所定の準備動作を前記吸引引出機構に行わせる第3制御と、を実行可能に構成され、
前記第3制御において、前記第2制御による前記接触動作の完了前に前記準備動作が開始され且つ前記接触動作の完了後に前記準備動作が完了するように前記吸引引出機構を動作させることを特徴とする糸巻取機。
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【請求項2】
前記制御部は、
前記巻取部を制御して前記パッケージの周速度を増加させているときに走行中の糸が分断された場合に、前記第3制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の糸巻取機。
【請求項3】
前記吸引引出機構は、
前記吸引口と、前記吸引口に負圧を発生させる吸引源と、を接続する流体通路と、
前記流体通路を開閉可能に構成されたシャッター部と、を有し、
前記準備動作は、前記シャッター部が前記流体通路を開く第1準備動作を含み、
前記制御部は、
前記第3制御において、前記接触動作の完了後に前記第1準備動作が完了するように前記シャッター部を動作させることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸巻取機。
【請求項4】
前記吸引引出機構は、
前記吸引口を、所定の待機位置と、前記待機位置よりも前記パッケージに近い、前記糸端を吸引するための吸引位置と、の間で移動させる移動機構を有し、
前記準備動作は、前記移動機構が前記吸引口を前記待機位置から前記吸引位置に移動させる第2準備動作を含み、
前記制御部は、
前記第3制御において、前記接触動作の完了後に前記第2準備動作が完了するように前記移動機構を動作させることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の糸巻取機。
【請求項5】
前記吸引引出機構は、
前記吸引口を、所定の待機位置と、前記待機位置よりも前記パッケージに近い、前記糸端を吸引するための吸引位置と、の間で移動させる移動機構と、
前記吸引口と、前記吸引口に負圧を発生させる吸引源と、を接続する流体通路と、
前記移動機構と連動し、前記吸引口が前記待機位置に位置しているときに前記流体通路を閉じられた状態にし、前記吸引口が前記待機位置から前記吸引位置に位置しているときに前記流体通路を開けられた状態にするように構成された開閉部と、を有し、
前記準備動作は、前記吸引口を前記待機位置から前記吸引位置に移動させる移動動作を含み、
前記制御部は、
前記第3制御において、前記接触動作の完了後に前記移動動作が完了するように前記移動機構を動作させることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸巻取機。
【請求項6】
前記接触ローラは、
前記接触ローラの前記外周面に形成された、走行中の糸を綾振りするための綾振り溝を有することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の糸巻取機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、糸巻取機に関する。
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【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された巻取ユニット(糸巻取機)は、巻取ドラム(接触ローラ)にパッケージを接触させて回転させながら、給糸部から供給された糸を綾振りしつつ巻き取る。走行中の糸が何らかの理由で分断された場合、分断された糸は糸継装置によって糸継ぎされる(接続される)。より詳細には、糸が分断されたとき、パッケージが接触ローラから離隔させられ(すなわち、パッケージが持ち上げられ)、パッケージ及び接触ローラが減速させられる。その後、パッケージが接触ローラと接触させられる(すなわち、パッケージが降ろされる)。分断された糸のうちパッケージ側の糸は、基本的に、パッケージが回転停止するまでの間にパッケージに巻き取られる。さらに、パッケージ側の糸端及び給糸部側の糸端が、対応する吸引部によってそれぞれ吸引捕捉され、糸継装置に案内される。これにより、2つの糸端が糸継ぎされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-11377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行中の糸が分断されてから糸継ぎが完了するまでの所要時間をなるべく短縮するため、パッケージ側の糸端を吸引捕捉するための吸引部を早めに動作開始させる制御が検討されている。しかし、上記糸端を吸引部によって吸引するタイミングが早すぎると、以下の問題が生じうることが分かった。すなわち、走行中の糸が分断された際に、パッケージに巻き取られた糸の層(以下、糸層)の一部が、パッケージの表面上で弛む場合がある。すると、弛んだ糸層とパッケージの表面との間に隙間が生じる。持ち上げられたパッケージが降ろされる前にパッケージの近傍で吸引部による吸引力が発生すると、パッケージ側の糸端もしくは弛んだ糸層が動いて、当該隙間を糸端がくぐるおそれがある。糸端が当該隙間をくぐった状態でパッケージが降ろされると、弛んだ糸層とそのさらに内側の糸層との間に糸端が挟まれる。糸端又はその近傍部分(以下、糸端等)がパッケージ上に固定されて動けなくなった場合、吸引部に吸引保持された糸端等が、糸継装置に案内される途中で吸引部から脱落するおそれがある。また、仮に糸端等が糸継装置に案内されたとしても、糸端等が上記隙間をくぐった状態で糸継ぎが行われると、後工程で解舒不良を引き起こす不具合状態の糸層がパッケージに混入してしまう。
【0005】
本発明の目的は、糸が分断されてから糸継ぎが完了するまでの時間の長期化を極力抑制しつつ、弛んだ糸層とパッケージの表面との間に生じる隙間をパッケージ側の糸端がくぐることを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の糸巻取機は、糸を供給可能な給糸部と、前記給糸部から供給された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取動作を行う巻取部と、前記給糸部と前記巻取部との間で糸が分断された場合に、分断された糸を接続する糸接続機構と、制御部と、を備える糸巻取機であって、前記巻取部は、前記パッケージの表面と接触して前記パッケージとともに回転する接触ローラと、前記パッケージの前記表面と前記接触ローラの外周面とを互いに離隔させる離隔動作と、前記パッケージの前記表面と前記接触ローラの前記外周面とを互いに近づけて接触させる接触動作と、を実行可能なリフト機構と、を有し、前記糸接続機構は、分断された糸の前記巻取部側の糸端を吸引口によって吸引捕捉し、前記巻取動作時と逆向きに回転している前記パッケージから前記糸端を引き出す吸引引出動作、を実行可能な吸引引出機構を有し、前記制御部は、前記給糸部と前記巻取部との間で糸が分断されたときに、前記リフト機構に前記離隔動作を実行させる第1制御と、前記第1制御の後に前記リフト機構に前記接触動作を行わせる第2制御と、前記吸引引出動作を開始可能にするための所定の準備動作を前記吸引引出機構に行わせる第3制御と、を実行可能に構成され、前記第3制御において、前記第2制御による前記接触動作の完了前に前記準備動作が開始され且つ前記接触動作の完了後に前記準備動作が完了するように前記吸引引出機構を動作させることを特徴とする。
【0007】
本発明では、接触動作の完了前に、吸引引出機構による準備動作が開始される。これにより、吸引引出動作の開始のタイミングが極端に遅くなることを抑制できる。したがって、糸が分断されてから糸継ぎが完了するまでの時間が長期化することを極力抑制できる。また、本発明では、接触動作の完了後に準備動作を完了させることができる。これにより、接触動作の完了前に糸端が動くことを抑制できる。したがって、弛んだ糸層とパッケージの表面との間に生じる隙間をパッケージ側の糸端がくぐることを抑制できる。以上により、糸が分断されてから糸継ぎが完了するまでの時間の長期化を極力抑制しつつ、弛んだ糸層とパッケージの表面との間に生じる隙間をパッケージ側の糸端がくぐることを抑制できる。
【0008】
第2の発明の糸巻取機は、前記第1の発明において、前記制御部は、前記巻取部を制御して前記パッケージの周速度を増加させているときに走行中の糸が分断された場合に、前記第3制御を実行することを特徴とする。
【0009】
パッケージの周速度が増加しているときとは、すなわち、パッケージの周速度が目標速度よりもまだ低いときである。パッケージの周速度がまだ低い状態で糸が分断されたときには、パッケージの周速度が十分に高い(すなわち、周速度が目標速度に到達している)状態で糸が分断されたときと比べて、パッケージが短時間で回転停止する。このときに生じうる問題について以下に述べる。まず、一般的に、巻取部によって巻き取られる走行中の糸にはテンションが付与される。走行中の糸が分断されたとき、パッケージ側の糸端は、当該テンションによってパッケージ側へ跳ねるような挙動を示す。また、上述したように、走行中の糸が分断されたとき、パッケージ側の糸は、パッケージが回転停止するまでの間にパッケージに巻き取られる。しかし、上述したようにパッケージが短時間で回転停止する状況では、パッケージ側の糸端が巻き取られるよりも前にパッケージの周速度がかなり低くなってしまう。このとき、糸端がパッケージに巻き取られにくくなる。また、糸端の上記挙動の勢いが止まらずに、糸端の近傍の、既にパッケージに巻き取られた糸も弛んでしまうおそれがある。以上の作用により、パッケージの周速度がまだ低い状態で糸が分断されると、弛んだ糸層が形成されやすくなる。これにより、弛んだ糸層とパッケージの表面との間に隙間が形成されやすくなり、パッケージ側の糸端が隙間をくぐってしまう可能性が高まる。本発明では、このような状況において第3制御が行われることにより、パッケージ側の糸端が上記隙間をくぐることを効果的に抑制できる。逆に、パッケージの周速度が十分に高い場合には、糸が分断されてからパッケージが回転停止するまでの間に、パッケージ側の全ての糸がパッケージに十分に巻き取られる。このため、分断された糸が弛んだ状態でパッケージに巻き取られる可能性が低減される。したがって、パッケージの周速度が十分に高い状態で糸が分断されたときには、第3制御の代わりに、接触動作の完了前に準備動作を完了させる制御が行われても良い。これにより、糸が分断されてから糸継ぎが完了するまでの時間を短縮できる。
【0010】
第3の発明の糸巻取機は、前記第1又は第2の発明において、前記吸引引出機構は、前記吸引口と、前記吸引口に負圧を発生させる吸引源と、を接続する流体通路と、前記流体通路を開閉可能に構成されたシャッター部と、を有し、前記準備動作は、前記シャッター部が前記流体通路を開く第1準備動作を含み、前記制御部は、前記第3制御において、前記接触動作の完了後に前記第1準備動作が完了するように前記シャッター部を動作させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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