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公開番号2025041918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2024230054,2021113280
出願日2024-12-26,2021-07-08
発明の名称回路構成体、及び電気接続箱
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類H05K 1/02 20060101AFI20250318BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電子部品を有する回路構成体のコストダウンを可能とする。
【解決手段】回路構成体は、電子部品と、前記電子部品が接続されている導電板と、前記導電板を保持している保持部材と、を備え、前記導電板は、前記電子部品が実装される実装部と、前記電子部品を位置決めして実装するための認識マークと、を有し、前記認識マークは、前記導電板に形成されている穴により構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子部品と、前記電子部品が接続されている導電板と、前記導電板を保持している保持部材と、を備え、
前記導電板は、前記電子部品が実装される実装部と、前記電子部品を位置決めして実装するための認識マークと、を有し、
前記認識マークは、前記導電板に形成されている穴により構成されている、回路構成体。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記保持部材は樹脂製であり、
前記導電板の一部が前記保持部材に埋設された状態となって、当該導電板と当該保持部材とは一体化されている、請求項1に記載の回路構成体。
【請求項3】
複数の前記導電板が前記保持部材に保持されており、
前記導電板それぞれに穴が形成されている、請求項2に記載の回路構成体。
【請求項4】
一枚の前記導電板に前記穴が複数形成されている、請求項2または3に記載の回路構成体。
【請求項5】
認識マークとなる前記穴は、離れて複数設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載の回路構成体。
【請求項6】
複数の前記導電板が前記保持部材に保持されており、
第一の前記導電板に認識マークとなる前記穴が形成されていて、
第二の前記導電板に認識マークとなる前記穴が形成されている、請求項5に記載の回路構成体。
【請求項7】
前記保持部材は、前記導電板に沿って設けられる板状のベース部を有し、
前記ベース部に、前記穴及び当該穴の周囲を含む領域を露出させる開口が設けられている、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の回路構成体。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の回路構成体と、
前記回路構成体を覆うカバーとを備える、電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、回路構成体、及び電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
基板に電子部品を実装するために、その基板に認識マークが設けられており、実装機がその認識マークを用いて基板に電子部品を位置合わせして実装する。認識マークは、例えば印刷によって基板に形成される(例えば、特許文献1参照)。認識マークは位置決めマークとも呼ばれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-27510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気機器同士を繋ぐ配線経路の途中に電気接続箱が介在することがあり、電気接続箱は、電子部品を有する回路構成体を備える。回路構成体は、電子部品が接続されている基板と、基板を保持している樹脂製の保持部材(ケース)とを備える。このような回路構成体において、電子部品を実装するために、前記のような認識マークが用いられる。基板に、配線パターンが印刷によって形成される場合、その配線パターンと併せて、認識マークを印刷によって形成することが可能である。
【0005】
しかし、電子部品を接続する対象が、配線パターンが形成されている基板ではなく、配線パターンを有しない導電板(バスバ)である場合、別の工程を設けて、例えばレーザによって認識マークを導電板に付与する処理が必要となる。なお、配線パターンが形成されている基板であっても、例えばレーザによって認識マークを付与する場合、別の工程を設けて処理を行う必要がある。その結果、回路構成体、及びそれを備える電気接続箱のコストが高くなるおそれがある。
【0006】
そこで、本開示では、電子部品を有する回路構成体のコストダウンを可能とする新たな技術手段を提供することを目的する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る回路構成体は、電子部品と、前記電子部品が接続されている導電板と、前記導電板を保持している保持部材と、を備え、前記導電板は、前記電子部品が実装される実装部と、前記電子部品を位置決めして実装するための認識マークと、を有し、前記認識マークは、前記導電板に形成されている穴により構成されている。
【0008】
本開示の一態様に係る電気接続箱は、前記回路構成体と、前記回路構成体を覆うカバーとを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、回路構成体は電子部品を実装するための認識マークを備えているが、その認識マークを付与する別の工程が不要であり、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る回路構成体を備える電気接続箱の斜視図である。
図2は、電子部品を実装する前の回路構成体の斜視図である。
図3は、回路構成体の平面図である。
図4は、回路構成体の底面図である。
図5は、図4におけるV矢視の断面図である。
図6は、導電板及びインサート成形用の金型を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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