TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025041230
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148402
出願日2023-09-13
発明の名称合紙の評価方法、ガラス板梱包体及びガラス板梱包体の製造方法
出願人日本電気硝子株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D21H 27/00 20060101AFI20250318BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】合紙に由来する、ガラス板の表面の汚れを確実に抑制する。
【解決手段】ガラス板の梱包に用いられる合紙に含まれる酸溶解性のカルシウム塩の濃度を測定する合紙の評価方法であって、合紙を酸性の抽出液に浸漬する抽出工程S3と、抽出液に含まれるカルシウムイオンの濃度を測定する測定工程S4とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス板の梱包に用いられる合紙に含まれる酸溶解性のカルシウム塩の濃度を測定する合紙の評価方法であって、
前記合紙を酸性の抽出液に浸漬する抽出工程と、前記抽出液に含まれるカルシウムイオンの濃度を測定する測定工程とを備えることを特徴とする合紙の評価方法。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記抽出液は、硝酸、硫酸、及び塩酸からなる群から選択される少なくとも一種の酸を含む請求項1に記載の合紙の評価方法。
【請求項3】
前記抽出工程では、前記合紙を50℃以上100℃以下の前記抽出液に浸漬する請求項1又は2に記載の合紙の評価方法。
【請求項4】
前記抽出工程では、前記合紙を前記抽出液に浸漬する時間が6時間以上12時間以下である請求項1又は2に記載の合紙の評価方法。
【請求項5】
前記合紙を所定サイズに切り出す切断工程を備え、
前記抽出工程では、切り出した前記合紙を前記抽出液に浸漬するとともに、切り出した前記合紙の面積S[mm

]と前記抽出液の体積V[mL]との比S/Vが10mm

/mL以上20mm

/mL以下である請求項1又は2に記載の合紙の評価方法。
【請求項6】
ガラス板と合紙とを含む積層体と、前記積層体が積載されたパレットとを備えるガラス板梱包体を製造するガラス板梱包体の製造方法であって、
請求項1又は2に記載の合紙の評価方法を用いて前記合紙を評価する工程を備えることを特徴とするガラス板梱包体の製造方法。
【請求項7】
ガラス板と合紙とを含む積層体と、前記積層体が積載されたパレットとを備えるガラス板梱包体であって、
各辺が50mmの矩形状に切り出した前記合紙を60℃の純水200mLに60分間浸漬した後に、6mol/Lの塩酸を0.5mL加え、60℃に維持して40mLまで濃縮した抽出液のカルシウムイオンの濃度を測定した場合に、カルシウムイオンの濃度が0.35mg/L以下となることを特徴とするガラス板梱包体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、合紙の評価方法、ガラス板梱包体及びガラス板梱包体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ディスプレイ用や太陽電池用のガラス基板又はカバーガラスを初めとする各種ガラス板を輸送や保管する形態として、ガラス板と合紙とを交互に積層して積層体とし、当該積層体をパレットに積載した状態で梱包するガラス板梱包体が知られている。
【0003】
ここで、例えば特許文献1にはガラス板梱包体の一例が開示されている。同文献に開示された梱包体では、積層体を構成する矩形状のガラス板と合紙とを傾斜姿勢で前後方向に積層すると共に、積層体を後方側から支持した状態でパレットに積載している。
【0004】
このようなガラス板と合紙とを含む積層体を備えるガラス板梱包体の場合、保管や輸送中に、合紙に含まれる成分がガラス板に異物として付着し、ガラス板の表面が汚れるという問題が生じることがある。
【0005】
このようなガラス板の表面に付着した汚れを除去するため、ガラス板の洗浄工程が行われる場合がある。例えば特許文献2には、アルカリ性の洗浄液を用いるアルカリ洗浄エリア、及び中性の洗浄液(純水)を用いる純水洗浄エリアを備えるガラス板の洗浄装置を用いて、ガラス板を洗浄することが記載されている。
【0006】
また、特許文献3には、蛍光X線分析により、合紙に含まれる、アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン、ニッケルの各元素の濃度を測定し、これら元素のうちの少なくとも1つの元素の測定濃度が一定以下である合紙を選定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-46239号公報
特開2015-89546号公報
特開2020-176369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ガラス板に付着する合紙由来の汚れのうち、塩化カルシウムや炭酸水素カルシウム等のカルシウム塩は水溶性であり、アルカリ洗浄や純水洗浄によりガラス板から除去することができる。しかしながら、炭酸カルシウムや硫酸カルシウム、リン酸カルシウムのようなアルカリ性~中性の洗浄液に溶けにくいカルシウム塩は、アルカリ洗浄や純水洗浄を行った場合であっても、ガラス板から除去することが難しい。これらのカルシウム塩をガラス板から除去するためには、酸性の洗浄液でガラス板を洗浄する必要があるが、新たな洗浄設備の導入はガラス板の製造コストの上昇や環境負荷の増大をもたらすことから好ましくない。
【0009】
一方、特許文献3では、合紙に含まれる酸溶解性のカルシウムには着目されていない。つまり、蛍光X線分析では、カルシウムの総量が測定されるため、酸溶解性のカルシウム塩の濃度と、酸に溶けにくいカルシウム塩の濃度とを区別できない。したがって、従来の方法では、合紙に由来する、ガラス板の表面の汚れを抑制する上で依然として改良の余地がある。
【0010】
本発明は、合紙に由来する、ガラス板の表面の汚れを確実に抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三菱製紙株式会社
包装用紙
1か月前
三菱製紙株式会社
印刷用紙
2か月前
三菱製紙株式会社
印刷用紙
2か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
1か月前
三菱製紙株式会社
グラビア印刷用紙
1か月前
日本製紙株式会社
塗工紙
3か月前
ハイモ株式会社
濾水性向上を図る抄紙方法
2か月前
井前工業株式会社
不燃紙又はシート
1か月前
個人
耐水紙体の製造方法および耐水紙体
2か月前
特種東海製紙株式会社
耐油紙及びその製造方法
4か月前
日本製紙クレシア株式会社
キッチンタオルロール
2か月前
日本製紙株式会社
パルプの解砕方法。
2か月前
株式会社サトミ製作所
叩解方法及び叩解装置
1か月前
王子ホールディングス株式会社
カレンダー装置
1か月前
栗田工業株式会社
製紙工程用洗浄剤
2か月前
セイコーエプソン株式会社
解繊装置
1か月前
ダイキン工業株式会社
パルプ組成物
16日前
株式会社マーケットヴィジョン
機能性紙製品
7日前
日本フイルコン株式会社
工業用多層織物
1か月前
丸住製紙株式会社
機能性材料
2か月前
栗田工業株式会社
マクロスティッキー処理剤
2か月前
ダイキン工業株式会社
パルプ製品の製造方法
3日前
レンゴー株式会社
白板紙
3日前
長瀬産業株式会社
シート及びシートの製造方法
2日前
丸富製紙株式会社
セルロースナノファイバーの製造方法
3か月前
大王製紙株式会社
粘着テープ用原紙
4か月前
リンテック株式会社
剥離紙原紙
2か月前
ダイキン工業株式会社
ワックス及びパルプ用耐油剤
16日前
ミヨシ油脂株式会社
スケール防止方法
3か月前
日本製紙株式会社
板紙、含浸用加工原紙および樹脂含浸紙
2か月前
株式会社サトミ製作所
リファイナーの接触判定方法及びリファイナー
2か月前
TOPPANホールディングス株式会社
壁紙及び壁紙の製造方法
4か月前
住友重機械工業株式会社
燃焼方法、及び、燃焼装置
4か月前
日本製紙パピリア株式会社
薬液含浸用基材
1か月前
日本製紙パピリア株式会社
薬液含浸用基材
1か月前
阿波製紙株式会社
低線膨張性混抄紙及びその製造方法
4か月前
続きを見る