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公開番号
2025041082
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148157
出願日
2023-09-13
発明の名称
タイヤの耐久性能の評価方法
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250318BHJP(車両一般)
要約
【課題】RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を迅速かつ正確に評価できる、タイヤ耐久性能の評価方法の提供。
【解決手段】この評価方法は、トレッドを有し、使用を開始してから使用限界に到達するまでの期間を使用期間としたとき、走行により摩耗した前記トレッドを更生することで、更生前の第一使用期間に加え、更生後の第二使用期間が設定される、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を評価するための方法である。この評価方法は、処理工程S2と、走行工程S4とを含む。処理工程S2において、第一使用期間におけるタイヤの状態変化に相当する状態変化がテストタイヤTに生じるように、熱劣化処理がテストタイヤTに対して行われる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッドを有し、
使用を開始してから使用限界に到達するまでの期間を使用期間としたとき、走行により摩耗した前記トレッドを更生することで、更生前の第一使用期間に加え、更生後の第二使用期間が設定される、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を評価するための方法であって、
前記RFIDタグを内蔵したテストタイヤに対して熱劣化処理を行う処理工程と、
前記処理工程を行った前記テストタイヤに対して走行試験を行う走行工程と
を含み、
前記テストタイヤが、走行履歴のない前記タイヤであり、
前記処理工程において、前記第一使用期間における前記タイヤの状態変化に相当する状態変化が前記テストタイヤに生じるように、前記熱劣化処理が前記テストタイヤに対して行われる、
タイヤの耐久性能の評価方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
トレッドを有し、
使用を開始してから使用限界に到達するまでの期間を使用期間としたとき、走行により摩耗した前記トレッドを更生することで、更生前の第一使用期間に加え、更生後の第二使用期間が設定される、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を評価するための方法であって、
前記RFIDタグを内蔵したテストタイヤに対して走行試験を行う走行工程
を含み、
前記テストタイヤが、前記第一使用期間を経過した前記タイヤ、又は、前記第一使用期間経過後、前記トレッドを更生した前記タイヤである、
タイヤの耐久性能の評価方法。
【請求項3】
前記走行工程を行った前記テストタイヤに対して、前記RFIDタグに書き込まれたデータの読み取りが可能かを確認する確認工程をさらに含む、
請求項1又は2に記載のタイヤの耐久性能の評価方法。
【請求項4】
前記処理工程における前記テストタイヤの状態変化が、下記式(1)で表される前記トレッドの耐熱老化性指数で表され、
前記トレッドの耐熱老化性指数が、14以上60以下である、
請求項1に記載のタイヤの耐久性能の評価方法。
耐熱老化性指数=|(熱劣化処理後のトレッドの複素弾性率E*-熱劣化処理前のトレッドの複素弾性率E*)|/熱劣化処理前のトレッドの複素弾性率E*×100 式(1)
【請求項5】
前記走行試験における前記テストタイヤの走行速度が10km/h以上40km/h以下であり、
前記テストタイヤにかける荷重が正規荷重の200%以上300%以下であり、
前記テストタイヤの内圧が正規内圧の100%以上130%以下である、
請求項1又は2に記載のタイヤの耐久性能の評価方法。
【請求項6】
前記走行試験において設定される前記テストタイヤの走行時間が250時間以上600時間以下である、請求項5に記載のタイヤの耐久性能の評価方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤの耐久性能の評価方法に関する。詳細には、本発明は、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を評価するための方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤの製造管理、顧客情報、走行履歴等のデータを管理するために、RFID(Radio Frequency Identification)タグをタイヤに内蔵することが提案されている。RFIDタグをタイヤに内蔵する技術について様々な検討が行われている(例えば、下記の特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-046057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を迅速かつ正確に評価できる、タイヤの耐久性能の評価方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るタイヤの耐久性能の評価方法は、トレッドを有し、使用を開始してから使用限界に到達するまでの期間を使用期間としたとき、走行により摩耗した前記トレッドを更生することで、更生前の第一使用期間に加え、更生後の第二使用期間が設定される、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を評価するための方法である。この評価方法は、前記RFIDタグを内蔵したテストタイヤに対して熱劣化処理を行う処理工程と、前記処理工程を行った前記テストタイヤに対して走行試験を行う走行工程とを含む。前記テストタイヤは、走行履歴のない前記タイヤである。前記処理工程において、前記第一使用期間における前記タイヤの状態変化に相当する状態変化が前記テストタイヤに生じるように、前記熱劣化処理が前記テストタイヤに対して行われる。
【0006】
他の観点において、本発明の一態様に係る、タイヤの耐久性能の評価方法は、トレッドを有し、使用を開始してから使用限界に到達するまでの期間を使用期間としたとき、走行により摩耗した前記トレッドを更生することで、更生前の第一使用期間に加え、更生後の第二使用期間が設定される、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を評価するための方法である。この評価方法は、前記RFIDタグを内蔵したテストタイヤに対して走行試験を行う走行工程を含む。前記テストタイヤは、前記第一使用期間を経過した前記タイヤ、又は、前記第一使用期間経過後、前記トレッドを更生した前記タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、RFIDタグを内蔵した重荷重用タイヤの耐久性能を迅速かつ正確に評価できる、タイヤの耐久性能の評価方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
重荷重用タイヤの一例を示す断面図である。
タグ部材の平面図である。
図2のIII-III線に沿った断面図である。
トレッドの一部を示す拡大断面図である。
図1のタイヤを更生することで得た更生タイヤの一部を示す断面図である。
更生タイヤの製造方法を説明する図である。
走行試験装置の概要を示す概略側面図である。
図7の走行試験装置の概略正面図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤ耐久性能の評価方法のフロー図である。
処理工程を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明においては、タイヤを正規リムに組み、タイヤの内圧を正規内圧に調整し、タイヤに荷重をかけていない状態は、正規状態と称される。
【0010】
正規リムとは、タイヤが依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。
(【0011】以降は省略されています)
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