TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025040950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2024150568
出願日
2024-09-02
発明の名称
ポリイソシアネート組成物、樹脂組成物、樹脂硬化物、樹脂硬化膜、粘着性樹脂組成物及び表面保護フィルム
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08G
18/79 20060101AFI20250317BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】表面保護フィルムとした場合に、貼り付け性及び剥離性が良好であり、剥離時の粘着剤による汚染性が改善されるポリイソシアネート組成物、樹脂組成物、樹脂硬化物、樹脂硬化膜、粘着性樹脂組成物及び表面保護フィルムを提供する。
【解決手段】脂肪族ジ(トリ)イソシアネート及び脂環族ジ(トリ)イソシアネートからなる群より選ばれる少なくとも1種のジ(トリ)イソシアネート(b1)と、数平均分子量が250以上1000以下である2官能以上のポリオール(b2)と、から誘導されるポリイソシアネートであり、記ポリオール(b2)の水酸基の合計モル量に対する、前記ジ(トリ)イソシアネート(b1)のイソシアネート基のモル量の比NCO/OHが2以上30以下であり、イソシアヌレート基を含み、平均イソシアネート官能基数が5.1以上7.0以下であり、重量平均分子量Mwが4000以上43000以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
脂肪族ジ(トリ)イソシアネート及び脂環族ジ(トリ)イソシアネートからなる群より選ばれる少なくとも1種のジ(トリ)イソシアネート(b1)と、数平均分子量が250以上1000以下である2官能以上のポリオール(b2)と、から誘導されるポリイソシアネートであり、
前記ポリオール(b2)の水酸基の合計モル量に対する、前記ジ(トリ)イソシアネート(b1)のイソシアネート基のモル量の比NCO/OHが2以上30以下であり、
イソシアヌレート基を含み、
平均イソシアネート官能基数が5.1以上7.0以下であり、
重量平均分子量Mwが4000以上43000以下である、
ポリイソシアネート組成物。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記ポリイソシアネートの溶剤を含まない状態におけるイソシアネート基含有率(NCO%)が13.5質量%以上18.3質量%以下である請求項1に記載のポリイソシアネート組成物。
【請求項3】
前記ポリイソシアネートがアロファネート基を含む、請求項1又は2に記載のポリイソシアネート組成物。
【請求項4】
前記ポリイソシアネートがアロファネート基及びウレタン基を含む、請求項1又は2に記載のポリイソシアネート組成物。
【請求項5】
前記ポリオール(b2)が少なくとも1種のポリエステルポリオールを含む、請求項1又は2に記載のポリイソシアネート組成物。
【請求項6】
前記ポリオール(b2)が少なくとも1種のポリカプロラクトンポリオールを含む、請求項1又は2に記載のポリイソシアネート組成物。
【請求項7】
前記ポリオール(b2)が少なくとも1種の3官能以上4官能以下であるポリカプロラクトンポリオールを含む、請求項1又は2に記載のポリイソシアネート組成物。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のポリイソシアネート組成物と架橋性官能基含有化合物を含む、樹脂組成物。
【請求項9】
前記架橋性官能基含有化合物が、ヒドロキシル基、エポキシ基、オキセタン基、カルボキシ基、アミノ基、又はチオール基を含有する、請求項8に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
請求項8に記載の樹脂組成物を、光、電子線、又は熱によって硬化させた、樹脂硬化物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリイソシアネート組成物、樹脂組成物、樹脂硬化物、樹脂硬化膜、粘着性樹脂組成物及び表面保護フィルムに関する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、人手不足や少エネルギー化が求められる中で速乾性、高硬化性のポリイソシアネートが求められており、尚且つ、様々な高機能化したデバイス、自動車、建造物は構造が複雑化し、曲面や伸びが必要な部位に適用されるニーズが増加していきており、それらの両立が求められている。
例えば、フレキシブルディスプレイやフォルダブルディスプレイのようなものが挙げられ、近年急速に需要が拡大してきている。それに伴って、曲面に追従可能な塗料、プラスチック、接着剤、粘着剤、表面保護フィルムの需要も増加することが予想される。
【0003】
例えば、特許文献1には、ヒドロキシ基を有し、酸価0mgKOH/g以上16mgKOH/g未満である(メタ)アクリル系ポリマーと、酸価0.1mgKOH/g以上40mgKOH/g以下であるアルキレンオキシド鎖含有(メタ)アクリル系オリゴマーと、反応性基を有するポリエーテル変性シリコーンと、架橋剤としてポリイソシアネート化合物と、イオン性化合物と、を含む粘着剤組成物が開示されている。当該粘着剤組成物によれば、帯電防止性及び被着体に対する低汚染性を高いレベルで両立できる光学部材表面保護フィルムが得られることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-128636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1等に記載の技術よりも、曲面や凹凸に追従性が良く、速乾性があり、剥離しやすく、剥離時に粘着剤による被着体汚染が低減された表面保護フィルムが得られる粘着剤組成物が求められている。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、表面保護フィルムとした場合に、貼り付け性及び剥離性が良好であり、剥離時の粘着剤による汚染性が改善されるポリイソシアネート組成物、並びに、前記ポリイソシアネート組成物を用いた樹脂組成物、樹脂硬化物、樹脂硬化膜、粘着性樹脂組成物及び表面保護フィルムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明は、以下の態様を含む。
(1) 脂肪族ジ(トリ)イソシアネート及び脂環族ジ(トリ)イソシアネートからなる群より選ばれる少なくとも1種のジ(トリ)イソシアネート(b1)と、数平均分子量が250以上1000以下である2官能以上のポリオール(b2)と、から誘導されるポリイソシアネートであり、前記ポリオール(b2)の水酸基の合計モル量に対する、前記ジ(トリ)イソシアネート(b1)のイソシアネート基のモル量の比NCO/OHが2以上30以下であり、イソシアヌレート基を含み、平均イソシアネート官能基数が5.1以上7.0以下であり、重量平均分子量Mwが4000以上43000以下である、ポリイソシアネート組成物。
(2) 前記ポリイソシアネートの溶剤を含まない状態におけるイソシアネート基含有率(NCO%)が13.5質量%以上18.3質量%以下である(1)に記載のポリイソシアネート組成物。
(3) 前記ポリイソシアネートがアロファネート基を含む、(1)又は(2)に記載のポリイソシアネート組成物。
(4) 前記ポリイソシアネートがアロファネート基及びウレタン基を含む、(1)~(3)のいずれか一つに記載のポリイソシアネート組成物。
(5) 前記ポリオール(b2)が少なくとも1種のポリエステルポリオールを含む、(1)~(4)のいずれか一つに記載のポリイソシアネート組成物。
(6) 前記ポリオール(b2)が少なくとも1種のポリカプロラクトンポリオールを含む、(1)~(5)のいずれか一つに記載のポリイソシアネート組成物。
(7) 前記ポリオール(b2)が少なくとも1種の3官能以上4官能以下であるポリカプロラクトンポリオールを含む、(1)~(6)のいずれか一つに記載のポリイソシアネート組成物。
(8) (1)~(7)のいずれか一つのポリイソシアネート組成物と架橋性官能基含有化合物を含む、樹脂組成物。
(9) 前記架橋性官能基含有化合物が、ヒドロキシル基、エポキシ基、オキセタン基、カルボキシ基、アミノ基、又はチオール基を含有する、(8)に記載の樹脂組成物。
(10) (8)又は(9)に記載の樹脂組成物を、光、電子線、又は熱によって硬化させた、樹脂硬化物。
(11) 23℃におけるケーニッヒ硬度が20回以上150回以下であり、引張試験における最大応力が10MPa以上である(10)に記載の樹脂硬化物からなる樹脂硬化膜。
(12) (1)~(7)のいずれか一つに記載のポリイソシアネート組成物と架橋性官能基含有ポリマーとを含む粘着性樹脂組成物であって、前記架橋性官能基含有ポリマーのガラス転移温度Tgが-75.0℃以上0.0℃以下であり、前記架橋性官能基含有ポリマー100質量部に対して、前記ポリイソシアネート組成物の含有量が0.01質量部以上15.0質量部以下である、粘着性樹脂組成物。
(13) 前記架橋性官能基含有ポリマーが、架橋性官能基含有モノマーと、エステル基末端の炭素数が1以上18以下である(メタ)アクリル酸エステルモノマーと、を共重合してなるアクリル系ポリマー(A1)、又は、ウレタン系ポリマー(A2)である、(12)に記載の粘着性樹脂組成物。
(14) 前記架橋性官能基含有モノマーに由来する構成単位の含有量が、前記架橋性官能基含有ポリマーの総質量に対して、0.01質量%以上25質量%以下である、(13)に記載の粘着性樹脂組成物。
(15) 前記架橋性官能基含有ポリマーの重量平均分子量が2.0×10
5
以上2.5×10
6
以下である、(12)~(14)のいずれか一つに記載の粘着性樹脂組成物。
(16) 前記架橋性官能基含有ポリマーが、ヒドロキシル基、エポキシ基、オキセタン基、カルボキシ基、アミノ基、又はチオール基からなる群より選ばれる1種以上を含有する、(12)~(15)に記載の粘着性樹脂組成物。
(17) プラスチックフィルムと、前記プラスチックフィルムの片面又は両面に粘着層と、を備え、前記粘着層が、(12)~(16)のいずれか一つに記載の粘着性樹脂組成物の硬化物である、表面保護フィルム。
(18) 前記粘着層の厚みが1μm以上1000μm以下である、(17)に記載の表面保護フィルム。
(19) 前記粘着性樹脂組成物を、厚み38μmの剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗工し、136℃で3分間乾燥させて硬化させた後、23℃、50%RH環境下で7日間保管した厚み20μmの粘着層を剥離フィルムから剥離し、23℃、50%RH環境下で7日間保管後にメッシュ状のシートに包み、酢酸エチル中に23℃で1週間浸漬し、取り出した後、120℃で2時間乾燥することにより算出されるゲル分率が90.0質量%以上100.0質量%以下である、(17)又は(18)に記載の表面保護フィルム。
(20) 前記粘着性樹脂組成物を、厚み38μmの剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗工し、136℃で3分間乾燥させて硬化させた後、23℃、50%RH環境下で7日間保管した厚み20μmの粘着層を、厚みが200μmとなるように積層し、幅10mm、長さ40mmに切断した後、剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムから剥離した粘着剤層を、チャック間距離が10mmになるように引張試験機にセットし、23℃環境下で300mm/分の速度で実施された引張試験におけるヤング率が0.05N/mm
2
以上0.60N/mm
2
以下である、(17)~(19)のいずれか一つに記載の表面保護フィルム。
(21) 前記粘着性樹脂組成物を、厚み25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗工し、136℃で3分間乾燥させて硬化させた後、23℃、50%RH環境下で7日間保管した厚み20μm、幅25mm及び長さ100mmの粘着層を備える表面保護フィルムを、被着体であるガラスに貼り合わせて、2kgローラーで1往復圧着し23℃で30分間養生後、23℃、300mm/分の速度で測定された180度ピール粘着力が0.02N/25mm以上2.50N/25mm以下である、(17)~(20)のいずれか一つに記載の表面保護フィルム。
【発明の効果】
【0008】
本態様によれば、速乾性及び硬度、強度に優れる樹脂硬化物、速乾性および剥離性に優れる粘着剤組成物が得られ、表面保護フィルムとした場合に、曲面や凹凸に追従性が良く、貼り付け性及び剥離性が良好であり、剥離時の粘着剤による被着体への汚染性が改善されるポリイソシアネート組成物、並びに、前記ポリイソシアネート組成物を用いた樹脂組成物、樹脂硬化物、樹脂硬化膜、粘着性樹脂組成物及び表面保護フィルムを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明する。以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の本実施形態に限定するものではない。本発明は、その要旨の範囲内で適宜変形して実施できる。
【0010】
本実施形態のポリイソシアネート組成物は、速乾性に優れる樹脂組成物、樹脂硬化物、樹脂硬化膜、塗料組成物、粘着性樹脂組成物に好ましく用いられる。最も好ましい本実施形態は表面保護フィルム用粘着性樹脂組成物であり、曲面や凹凸に追従性が良く、速乾性及び貼り付け性及び剥離性が良好であり、剥離時の粘着剤による被着体への汚染性が改善された表面保護フィルムが得られる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
旭化成株式会社
巻回体収容箱
1日前
旭化成株式会社
ポリアミド樹脂組成物
1日前
旭化成株式会社
ポリアミド樹脂組成物
1日前
旭化成株式会社
メタクリル系樹脂組成物および樹脂成形体
1日前
旭化成株式会社
多色成形用メタクリル系樹脂組成物および多色成形体
1日前
旭化成株式会社
熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法、成形体、並びに射出成形体及びその製造方法
1日前
旭化成株式会社
金属配線の製造方法、金属配線製造装置、レーザ光照射制御装置及びレーザ光照射制御プログラム
1日前
東ソー株式会社
押出成形体
1か月前
東ソー株式会社
射出成形体
2か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
2か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
15日前
AGC株式会社
組成物
1か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
15日前
株式会社カネカ
樹脂フィルム
2か月前
東ソー株式会社
ブロー成形体
2か月前
東亞合成株式会社
硬化型組成物
2か月前
三洋化成工業株式会社
樹脂組成物
2か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
ユニチカ株式会社
ポリアミック酸溶液
3日前
三洋化成工業株式会社
徐放材用組成物
8日前
ヤマハ株式会社
重縮合体
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルの製造方法
2か月前
花王株式会社
樹脂組成物
1か月前
AGC株式会社
液状組成物
1か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
1か月前
アイカ工業株式会社
光硬化型樹脂組成物
2か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
29日前
トヨタ自動車株式会社
樹脂溶解装置
1か月前
東レ株式会社
構造部材およびその製造方法
23日前
東レ株式会社
光学用ポリエステルフィルム
1か月前
横浜ゴム株式会社
靴底用ゴム組成物
2か月前
株式会社トクヤマ
イオン交換膜の製造方法
1か月前
東洋紡株式会社
積層ポリエステルフィルム
2か月前
東レ株式会社
ポリエステル樹脂の製造方法
23日前
東ソー株式会社
ポリオレフィン系樹脂組成物
29日前
ユニチカ株式会社
ポリアミック酸水性分散体
3か月前
続きを見る
他の特許を見る