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公開番号
2025050114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158731
出願日
2023-09-22
発明の名称
巻回体収容箱
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
25/52 20060101AFI20250327BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】箱の設置面から受ける熱の影響を抑制することができる巻回体収容箱を提供する。
【解決手段】巻回体収容箱10は、フィルムが巻回された巻回体を収容可能で、前板、底板、後板及び側板を含み、上面が開口した収容部20と、収容部20の上面の開口を開閉可能で、蓋板及び掩蓋片を含む蓋部21と、を備える。巻回体収容箱10は、巻回体11を支持する支持面90から巻回体収容箱10の接地面100までの上下方向の距離L1が、底板31の厚みL2よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
フィルムが巻回された巻回体を収容可能で、前板、底板、後板及び側板を含み、上面が開口した収容部と、前記収容部の上面の開口を開閉可能で、蓋板及び掩蓋片を含む蓋部と、を備えた、巻回体収容箱であって、
前記巻回体を支持する支持面から前記巻回体収容箱の接地面までの上下方向の距離が、前記底板の厚みよりも大きくなるように構成されている、巻回体収容箱。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記支持面が、前記底板の上面よりも上方に配置され、前記巻回体のフィルムの長手方向の両端を支持するように構成されている、請求項1に記載の巻回体収容箱。
【請求項3】
前記底板が、上方に突出する上方突出部を有し、
前記上方突出部は、前記支持面を有する、請求項2に記載の巻回体収容箱。
【請求項4】
前記支持面は、上方に凸に湾曲する形状を有する、請求項3に記載の巻回体収容箱。
【請求項5】
前記上方突出部は、前記底板の前後方向に延設される凸条の形状を有する、請求項3に記載の巻回体収容箱。
【請求項6】
前記上方突出部は、前記前板との間及び前記後板との間に隙間ができるように構成されている、請求項5に記載の巻回体収容箱。
【請求項7】
前記上方突出部は、前記底板の複数個所に配置されている、請求項3に記載の巻回体収容箱。
【請求項8】
前記上方突出部は、前記巻回体収容箱を構成する一体の紙により構成されている、請求項3に記載の巻回体収容箱。
【請求項9】
前記接地面が、前記底板の下面よりも下方に配置されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
【請求項10】
前記底板が、下方に突出する下方突出部を有し、
前記下方突出部は、前記接地面を有する、請求項9に記載の巻回体収容箱。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、巻回体収容箱に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ラップやホイルなどのフィルムは、一般的に長尺の筒状の芯にロール状に巻回されて(巻回体)、細長い直方体状の巻回体収容箱に収容される。
【0003】
巻回体収容箱は、巻回体を収容可能で上面が開口した収容部と、収容部の上面の開口を開閉する蓋部を有している。収容部は、前板、底板、後板及び側板等で構成され、蓋部は、収容部の上面の開口を覆う蓋板と、蓋板から前板側に延出される掩蓋片と、掩蓋片の先端に設けられた切断刃等で構成されている(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-182816号公報
特開2022-170454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、巻回体収容箱は、キッチンなどで使用され、オーブンレンジなどの熱源の近辺に置かれることがある。このとき、熱源の熱が巻回体収容箱内の巻回体のフィルムに伝わると、フィルムが熱劣化により変質する恐れがある。また、熱によりフィルム同士が融着、接着するようなことがあると、巻回体収容箱からのフィルムの引出が困難になり、さらにフィルムがちぎれることもあり得る。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、箱の設置面から受ける熱の影響を抑制することができる巻回体収容箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、巻回体収容箱の巻回体を支持する支持面から巻回体収容箱の接地面までの上下方向の距離を、底板の厚みよりも大きくすることで上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明の態様は以下を含む。
【0008】
(1)フィルムが巻回された巻回体を収容可能で、前板、底板、後板及び側板を含み、上面が開口した収容部と、前記収容部の上面の開口を開閉可能で、蓋板及び掩蓋片を含む蓋部と、を備えた、巻回体収容箱であって、
前記巻回体を支持する支持面から前記巻回体収容箱の接地面までの上下方向の距離が、前記底板の厚みよりも大きくなるように構成されている、巻回体収容箱。
(2)前記支持面が、前記底板の上面よりも上方に配置され、前記巻回体の長手方向のフィルムの両端を支持するように構成されている、(1)に記載の巻回体収容箱。
(3)前記底板が、上方に突出する上方突出部を有し、前記上方突出部は、前記支持面を有する、(2)に記載の巻回体収容箱。
(4)前記支持面は、上方に凸に湾曲する形状を有する、(3)に記載の巻回体収容箱。
(5)前記上方突出部は、前記底板の前後方向に延設される凸条の形状を有する、(3)又は(4)に記載の巻回体収容箱。
(6)前記上方突出部は、前記前板との間及び前記後板との間に隙間ができるように構成されている、(5)に記載の巻回体収容箱。
(7)前記上方突出部は、前記底板の複数個所に配置されている、(3)~(6)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(8)前記上方突出部は、前記巻回体収容箱を構成する一体の紙により構成されている、(3)~(7)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(9)前記接地面が、前記底板の下面よりも下方に配置されている、(1)~(8)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(10)前記底板が、下方に突出する下方突出部を有し、前記下方突出部は、前記接地面を有する、(9)に記載の巻回体収容箱。
(11)前記下方突出部は、前記底板の左右方向の両端、又は前記底板の前後方向の両端の少なくともいずれかに配置されている、(10)に記載の巻回体収容箱。
(12)前記下方突出部は、前記底板の左右方向の中心を挟んだ両側の領域にそれぞれ配置されている、(10)又は(11)に記載の巻回体収容箱。
(13)前記下方突出部は、前記底板の前後方向の中心を挟んだ両側の領域にそれぞれ配置されている、(10)~(12)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(14)前記下方突出部は、前記底板の前後方向に延設される凸条の形状を有する、(10)~(13)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(15)前記下方突出部は、前記底板の左右方向に延設される凸条の形状を有する、(10)~(14)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(16)前記接地面は、下方に凸に湾曲する形状を有する、(10)~(15)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(17)前記下方突出部は、前記底板の複数個所に配置されている、(10)~(16)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
(18)前記下方突出部は、前記巻回体収容箱を構成する一体の紙により構成されている、(10)~(17)のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、箱の設置面から受ける熱の影響を抑制することができる巻回体収容箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
巻回体収容装置の構成の一例を示す斜視図である。
蓋部を開放したときの巻回体収容装置の一例を示す斜視図である。
巻回体と巻回体収容箱の構成の一例を示す斜視図である。
巻回体収容箱の表面側の展開図の一例である。
開封片を外したときの巻回体収容箱の前面の一例を示す図である。
第1の実施の形態における巻回体収容箱の内部構成の例を説明するための縦断面の図である。
巻回体収容箱の内部構成の例を説明するための上面視の図である。
第1の実施の形態における、巻回体を支持する支持面から巻回体収容箱の接地面までの上下方向の距離と、底板の厚みとの関係を説明するための図である。
巻回体収容箱と一体に構成されている上方突出部の例を説明するための図である。
上方に凸に湾曲する上方突出部の例を説明するための図である。
第2の実施の形態における巻回体収容箱の一例を示す斜視図である。
第2の実施の形態における巻回体収容箱の構成の例を説明するための縦断面の図である。
巻回体収容箱の下面の構成の例を説明するための下面視の図である。
第2の実施の形態における、巻回体を支持する支持面から巻回体収容箱の接地面までの上下方向の距離と、底板の厚みとの関係を説明するための図である。
巻回体収容箱と一体に構成されている下方突出部の例を説明するための図である。
下方に凸に湾曲する下方突出部の例を説明するための図である。
下方突出部の他の配置例を示す図である。
第2の実施の形態における巻回体収容箱の他の構成例を示す斜視図である。
第2の実施の形態における巻回体収容箱の他の構成例を説明するための縦断面の図である。
巻回体収容箱の下面の他の構成例を説明するための下面視の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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