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公開番号2025074692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185690
出願日2023-10-30
発明の名称冷却プレート及び構造体
出願人旭化成株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01L 23/473 20060101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】樹脂製のプレートを併用することで軽量化を図りつつ、従来の金属製の冷却プレートと同程度の冷却性能を有する冷却プレートを提供する。
【解決手段】冷却プレート10は、冷媒の流路部15に複数のリブを有する樹脂プレート12と、樹脂プレート12に対向し、上方に設けられる金属プレート11と、を備え、リブの上面と金属プレート11の下面との間に隙間を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒が流れる冷却プレートであって、
前記冷媒の流路部に複数のリブを有する樹脂プレートと、
前記樹脂プレートに対向し、上方に設けられる金属プレートと、を備え、
前記リブの上面と前記金属プレートの下面との間に隙間を有する、冷却プレート。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記リブは、前記金属プレートの下面に当接する凸部を有する、請求項1に記載の冷却プレート。
【請求項3】
前記リブは、前記冷媒の流れる方向と垂直に配置される、請求項1又は2に記載の冷却プレート。
【請求項4】
前記リブの配置間隔は、前記冷媒の入力側から出力側に向かうにつれて狭くなる、請求項3に記載の冷却プレート。
【請求項5】
前記隙間は、前記冷媒の入力側から出力側に向かうにつれて狭くなる、請求項3に記載の冷却プレート。
【請求項6】
前記樹脂プレートは、冷媒が出入りする側に位置する第1の壁面に接するリブ、及び前記第1の壁面に対向する第2の壁面に接するリブのセットをn個有し、冷媒は前記第1の壁面と前記第2の壁面との間でn回往復して出力される、請求項1に記載の冷却プレート。
【請求項7】
前記リブの配置間隔は、前記冷媒の入力側から出力側に向かうにつれて狭くなる、請求項6に記載の冷却プレート。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の冷却プレートと、
前記樹脂プレートの背面に配置された断熱素材と、
を備える構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却プレート及び構造体に関する。
続きを表示(約 870 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バッテリーなどの発熱体を冷却する冷却プレートが知られている。冷却プレートには熱伝導率の高い金属が使用されるが、軽量化を図るために樹脂プレートと金属プレートを有する冷却プレートも提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7097975号公報
特許第7047137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1,2に開示された冷却プレートは、一部に樹脂製のプレートを使用したことにより軽量化を図れるが、金属製の冷却プレートと比較して冷却性能が劣るという問題があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、樹脂製のプレートを併用することで軽量化を図りつつ、従来の金属製の冷却プレートと同程度の冷却性能を有することが可能な冷却プレート及び構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の要旨は、以下のとおりである。
【0007】
(1)冷媒が流れる冷却プレートであって、複数のリブを有する樹脂プレートと、前記樹脂プレートに対向し、上方に設けられる金属プレートと、を備え、前記リブの上面と前記金属プレートの下面との間に隙間を有する、冷却プレート。
【0008】
(2)前記リブは、前記金属プレートの下面に当接する凸部を有する、(1)に記載の冷却プレート。
【0009】
(3)前記リブは、前記冷媒の流れる方向と垂直に配置される、(1)又は(2)に記載の冷却プレート。
【0010】
(4)前記リブの配置間隔は、前記冷媒の入力側から出力側に向かうにつれて狭くなる、(1)~(3)のいずれかに記載の冷却プレート。
(【0011】以降は省略されています)

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