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公開番号
2025051757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2024164349
出願日
2024-09-20
発明の名称
多色成形用メタクリル系樹脂組成物および多色成形体
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
33/04 20060101AFI20250327BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明の目的は、高い意匠性を損なうことなく、多色成形体とすることが出来るメタクリル系樹脂組成物や、メタクリル系樹脂組成物からなる多色成形体を提供することにある。
【解決手段】本発明の多色成形用メタクリル系樹脂組成物は、コーンプレート治具、ギャップ間0.05mm、歪み10%、窒素気流下、260℃、角速度1rad/秒におけるせん断粘度が1800パスカル秒以上5000パスカル秒以下、角速度100rad/秒におけるせん断粘度が300パスカル秒以上1000パスカル秒以下で、ISO 306 B50に準拠して測定されたビカット軟化温度104℃以上140℃以下である、ことを特徴としている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転式レオメータを用いて発振周波数掃引試験モード、コーンプレート治具使用、ギャップ間0.05mm、歪み10%とし、窒素気流下、試験温度260℃、角速度1rad/秒におけるせん断粘度が1800パスカル秒以上5000パスカル秒以下、角速度100rad/秒におけるせん断粘度が300パスカル秒以上1000パスカル秒以下で、
ISO 306 B50に準拠して測定されたビカット軟化温度104℃以上140℃以下である、
多色成形用メタクリル系樹脂組成物。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
中間点ガラス転移温度が111℃以上である、請求項1に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物を含む、多色成形体。
【請求項4】
メタクリル系樹脂組成物からなる2色以上の多色成形体であって、
全光線透過率80%以上を有するメタクリル系樹脂組成物製成形体Aと、50%以下の全光線透過率を有する着色された請求項1に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Bを含有し、
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Aと前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bとが少なくとも一部で熱溶着されている、
2色以上の多色成形体。
【請求項5】
メタクリル系樹脂組成物からなる2色以上の多色成形体であって、
全光線透過率80%以上を有する請求項1に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Aと50%以下の全光線透過率を有する着色されたメタクリル系樹脂組成物製成形体Bを含有し、
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Aと前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bとが少なくとも一部で熱溶着されている、
2色以上の多色成形体。
【請求項6】
メタクリル系樹脂組成物からなる2色以上の多色成形体であって、
全光線透過率80%以上を有する請求項1に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Aと、50%以下の全光線透過率を有する着色された請求項1に記載の着色された多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Bを含有し、
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Aと前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bとが少なくとも一部で熱溶着されている、
2色以上の多色成形体。
【請求項7】
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体A及び前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bが射出成形体である、請求項4または5に記載の多色成形体。
【請求項8】
前記熱融着している部分が多色成形体の意匠面の表面積100%に対して0%超60%以下である、請求項4または5に記載の多色成形体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多色成形用メタクリル系樹脂組成物および多色成形体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
メタクリル系樹脂組成物は、他のプラスチック透明樹脂に比べて、透明樹脂として、高い光透過率、耐候性、剛性等を有することに特徴があり、従来から、電気電子用部材、電池用部材、車両用部材、照明器具、建築用材料、看板、銘板、絵画、表示装置の窓等の、広い用途で用いられている。これらの中でも、着色材としたときの艶のある色調、高い光透過率、高外観性、良好な耐候性により、電気電子用部材、車両用部品、照明器具として、メタクリル系樹脂組成物が多く使用されている。
【0003】
近年では従来よりも高い意匠性が求められるようになり、様々な色の樹脂組成物からなる成形体を一体として用いる多色成形体の利用が増え、特に自動車用部材として強く求められており、かかる要求にこたえるべく様々な検討がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-202537号公報
特開2019-202538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、特許文献1、2には、メタクリル系樹脂を表層、ポリカーボネート系樹脂(PC)、ABS系樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン・スチレン系共重合体)、PC/ABS系樹脂を下地層とした二色射出成形体が開示されている。しかし、特許文献1に開示されているメタクリル系樹脂や二色射出成形体では、例えば全光線透過率80%以上を有する高い透明性を有するメタクリル系樹脂組成物製成形体と50%以下の全光線透過率を有する着色されたメタクリル系樹脂組成物製成形体とを熱溶着した部位を有する二色成形体としたときにリメルトが起こり、着色されたメタクリル系樹脂組成物製成形体の色が高い透明性を有するメタクリル系樹脂組成物製成形体に移り、外観を損なってしまうという課題があった。
【0006】
そのため、高い意匠性を損なうことなく、多色成形体とすることが出来るメタクリル系樹脂組成物や、メタクリル系樹脂組成物からなる多色成形体が強く求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、多色成形体として用いる材料について、上述した従来技術の問題を解決するべく鋭意検討を重ねた結果、特定のメタクリル系樹脂組成物を用いることによって、多色成形体として用いた時、色移りが抑制され良好な外観発現することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]
回転式レオメータを用いて発振周波数掃引試験モード、コーンプレート治具使用、ギャップ間0.05mm、歪み10%とし、窒素気流下、試験温度260℃、角速度1rad/秒におけるせん断粘度が1800パスカル秒以上5000パスカル秒以下、角速度100rad/秒におけるせん断粘度が300パスカル秒以上1000パスカル秒以下で、
ISO 306 B50に準拠して測定されたビカット軟化温度104℃以上140℃以下である、
多色成形用メタクリル系樹脂組成物。
[2]
中間点ガラス転移温度が111℃以上である、[1]に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物。
[3]
[1]に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物を含む、多色成形体。
[4]
メタクリル系樹脂組成物からなる2色以上の多色成形体であって、
全光線透過率80%以上を有するメタクリル系樹脂組成物製成形体Aと、50%以下の全光線透過率を有する着色された[1]に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Bを含有し、
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Aと前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bとが少なくとも一部で熱溶着されている、
2色以上の多色成形体。
[5]
メタクリル系樹脂組成物からなる2色以上の多色成形体であって、
全光線透過率80%以上を有する[1]に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Aと50%以下の全光線透過率を有する着色されたメタクリル系樹脂組成物製成形体Bを含有し、
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Aと前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bとが少なくとも一部で熱溶着されている、
2色以上の多色成形体。
[6]
メタクリル系樹脂組成物からなる2色以上の多色成形体であって、
全光線透過率80%以上を有する[1]に記載の多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Aと、50%以下の全光線透過率を有する着色された[1]に記載の着色された多色成形用メタクリル系樹脂組成物からなるメタクリル系樹脂組成物製成形体Bを含有し、
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Aと前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bとが少なくとも一部で熱溶着されている、
2色以上の多色成形体。
[7]
前記メタクリル系樹脂組成物製成形体A及び前記メタクリル系樹脂組成物製成形体Bが射出成形体である、[4]または[5]に記載の多色成形体。
[8]
前記熱融着している部分が多色成形体の意匠面の表面積100%に対して0%超60%以下である、[4]または[5]に記載の多色成形体。
【発明の効果】
【0009】
本発明者によれば、多色成形体として用いた時、色移りが抑制され良好な外観発現することが出来るメタクリル系樹脂組成物、および該メタクリル系樹脂組成物を用いた多色成形体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の多色成形体の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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