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公開番号
2025040888
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147963
出願日
2023-09-12
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/22 20060101AFI20250317BHJP(車両一般)
要約
【課題】着座乗員側の部位を調整する。
【解決手段】車両用シート10は、シートクッション12と、シートバック14と、被調整部18と、第1のラチェットヒンジ22と、第2のラチェットヒンジ24と、を備えている。被調整部18は、シートバック14に設けられ、着座乗員と対向して配置される。また、第1のラチェットヒンジ22は、被調整部18の一部に連結されていると共に、一方側への回転が許容されかつ他方側への回転が制限され、一方側へ回転することで被調整部18が変位する。また、第2のラチェットヒンジ24は、被調整部18の他の一部に連結されていると共に、一方側への回転が許容されかつ他方側への回転が制限され、一方側へ回転することで被調整部18が変位する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、
着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、
前記シートクッション及び前記シートバックの少なくとも一方に設けられ、着座乗員と対向して配置される被調整部と、
前記被調整部の一部に連結されていると共に、一方側への回転が許容されかつ他方側への回転が制限され、一方側へ回転することで前記被調整部が変位する第1のラチェットヒンジと、
前記被調整部の他の一部に連結されていると共に、一方側への回転が許容されかつ他方側への回転が制限され、一方側へ回転することで前記被調整部が変位する第2のラチェットヒンジと、
を備えた車両用シート。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記第1のラチェットヒンジに連結され、回転させることで前記第1のラチェットヒンジが回転する第1のダイヤルと、
前記第2のラチェットヒンジに連結され、回転させることで前記第2のラチェットヒンジが回転する第2のダイヤルと、
をさらに備えた請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記第1のラチェットヒンジ及び前記第2のラチェットヒンジの回転軸方向から見て、前記第1のラチェットヒンジの回転が制限される方向と前記第2のラチェットヒンジの回転が制限される方向とが、反対方向となっている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、乗員の着座姿勢を多様に調整することを実現した車両用シートが開示されている。この文献に記載された車両用シートでは、クッション可変機構が作動することでクッション本体部をクッションサイド部に対してシート上下方向に移動させると共にシート幅方向に沿った軸線回りに回動させることが可能となっている。これにより、クッションサイド部に対するクッション本体部の上下位置のみならず傾斜角度を変更することが可能となっている。また、この文献に記載された車両用シートでは、バック可変機構が作動することでバック本体部をバックサイド部に対してシート前後方向に移動させると共にシート幅方向に沿った軸線回りに回動させることが可能となっている。これにより、バックサイド部に対するバック本体部の上下位置のみならず傾斜角度を変更することが可能となっている。このように、下記特許文献1に記載された車両用シートでは、上記のような構成で着座乗員側の部位を調整することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6865591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記事実を考慮し、着座乗員側の部位を調整することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、前記シートクッション及び前記シートバックの少なくとも一方に設けられ、着座乗員と対向して配置される被調整部と、前記被調整部の一部に連結されていると共に、一方側への回転が許容されかつ他方側への回転が制限され、一方側へ回転することで前記被調整部が変位する第1のラチェットヒンジと、前記被調整部の他の一部に連結されていると共に、一方側への回転が許容されかつ他方側への回転が制限され、一方側へ回転することで前記被調整部が変位する第2のラチェットヒンジと、を備えている。
【0006】
第1の態様の車両用シートでは、シートクッション及びシートバックの少なくとも一方には、被調整部が設けられている。また、被調整部には、第1のラチェットヒンジ及び第2のラチェットヒンジが連結されている。そして、第1のラチェットヒンジ及び第2のラチェットヒンジをそれぞれ回転させることで、被調整部が変位する。これにより、着座乗員側の部位である被調整部を調整することができる。
【0007】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記第1のラチェットヒンジに連結され、回転させることで前記第1のラチェットヒンジが回転する第1のダイヤルと、前記第2のラチェットヒンジに連結され、回転させることで前記第2のラチェットヒンジが回転する第2のダイヤルと、をさらに備えている。
【0008】
第2の態様の車両用シートでは、第1のダイヤルを回転させることで、第1のラチェットヒンジが回転して、被調整部が変位する。また、第2のダイヤルを回転させることで、第2のラチェットヒンジが回転して、被調整部が変位する。このように、第2の態様の車両用シートでは、第1のダイヤル及び第2のダイヤルを操作することで、被調整部を調整することができる。
【0009】
第3の態様の車両用シートは、第1の態様又は第2の態様の車両用シートにおいて、前記第1のラチェットヒンジ及び前記第2のラチェットヒンジの回転軸方向から見て、前記第1のラチェットヒンジの回転が制限される方向と前記第2のラチェットヒンジの回転が制限される方向とが、反対方向となっている。
【0010】
第3の態様の車両用シートでは、第1のラチェットヒンジ及び第2のラチェットヒンジの回転軸方向から見て、第1のラチェットヒンジの回転が制限される方向と第2のラチェットヒンジの回転が制限される方向とが、反対方向となっている。この構成では、第1のラチェットヒンジを一方側へ回転させる際に、第2のラチェットヒンジが他方側へ回転することを防止又は抑制することができる。また、第2のラチェットヒンジを一方側へ回転させる際に、第1のラチェットヒンジが他方側へ回転することを防止又は抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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