TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025053979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163128
出願日2023-09-26
発明の名称センタアームレスト及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/75 20180101AFI20250331BHJP(車両一般)
要約【課題】リクライナ側へ挿入された指がアームレストフレームに接触することを防止する。
【解決手段】車両用シート10のシートバック14にリクライナ28を介して連結されるアームレストフレーム22と、リクライナ28を露出させた状態でアームレストフレーム22を覆うアームレストパッドと、リクライナ28を露出させた状態でアームレストパッドに被せられるアームレスト表皮26と、円弧状に形成されてアームレスト表皮26に縫製され、リクライナ28におけるアームレストフレーム22側の面に形成された段差部30とアームレストフレーム22との間に差し込まれる樹脂プレート46と、を備えている。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
車両用シートのシートバックにリクライナを介して連結されるアームレストフレームと、
前記リクライナを露出させた状態で前記アームレストフレームを覆うアームレストパッドと、
前記リクライナを露出させた状態で前記アームレストパッドに被せられるアームレスト表皮と、
円弧状に形成されて前記アームレスト表皮に縫製され、前記リクライナにおける前記アームレストフレーム側の面に形成された段差部と前記アームレストフレームとの間に差し込まれる樹脂部材と、
を備えたセンタアームレスト。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記樹脂部材は、前記リクライナの前記段差部に形成された凸部を乗り越えて前記凸部に引っ掛かる引掛部を有する請求項1に記載のセンタアームレスト。
【請求項3】
乗員が着座するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持するシートバックと、
前記アームレストフレームが前記シートバックに前記リクライナを介して連結された請求項1又は請求項2に記載のセンタアームレストと、
を備えた車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にセンタアームレストに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、センタアームレストを備えた車両用リヤシートが開示されている。センタアームレストは、シートバックに収納される収納位置と、収納位置からシート前方に展開された展開位置との間で回転可能にシートバックに連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-84610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
センタアームレストがリクライナを介してシートバックに連結された車両用シートでは、センタアームレストのパッドが乗員によって潰されると、センタアームレストのフレームに設けられたフランジからパッドがズレ落ちる場合がある。その結果、リクライナ側へ指を挿入可能となるため、上記のフランジに指が接触することを防止するための対策が必要となる。
【0005】
本発明は、リクライナ側へ挿入された指がアームレストフレームに接触することを防止可能なセンタアームレスト及び車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のセンタアームレストは、車両用シートのシートバックにリクライナを介して連結されるアームレストフレームと、前記リクライナを露出させた状態で前記アームレストフレームを覆うアームレストパッドと、前記リクライナを露出させた状態で前記アームレストパッドに被せられるアームレスト表皮と、円弧状に形成されて前記アームレスト表皮に縫製され、前記リクライナにおける前記アームレストフレーム側の面に形成された段差部と前記アームレストフレームとの間に差し込まれる樹脂部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様のセンタアームレストによれば、アームレストフレームは、車両用シートのシートバックにリクライナを介して連結される。アームレストパッドは、リクライナを露出させた状態でアームレストフレームを覆っている。アームレスト表皮は、リクライナを露出させた状態でアームレストパッドに被せられる。樹脂部材は、円弧状に形成されてアームレスト表皮に縫製され、リクライナにおけるアームレストフレーム側の面に形成された段差部とアームレストフレームとの間に差し込まれる。これにより、アームレストパッドがアームレスト表皮及び樹脂部材を介してリクライナに保持されるので、アームレストパッドが乗員によって潰された場合に、アームレストフレームからアームレストパッドがズレ落ちることが防止される。その結果、リクライナ側へ指が挿入された場合でも、アームレストフレームに指が接触することを防止可能となる。
【0008】
第2の態様のセンタアームレストは、第1の態様において、前記樹脂部材は、前記リクライナの前記段差部に形成された凸部を乗り越えて前記凸部に引っ掛かる引掛部を有する。
【0009】
第2の態様のセンタアームレストによれば、円弧状に形成されてアームレスト表皮に縫製された樹脂部材が、リクライナにおけるアームレストフレーム側の面に形成された段差部とアームレストフレームとの間に差し込まれると、樹脂部材に設けられた引掛部が、リクライナの段差部に形成された凸部を乗り越えて当該凸部に引っ掛かる。これにより、樹脂部材をリクライナに容易に固定することができ、リクライナに対する樹脂部材のガタ付きを抑制することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、乗員が着座するシートクッションと、前記乗員の背部を支持するシートバックと、前記アームレストフレームが前記シートバックに前記リクライナを介して連結された第1の態様又は第2の態様のセンタアームレストと、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本発條株式会社
車両用シート
4日前
日本発條株式会社
トリムカバー及び車両用シート
1日前
日本発條株式会社
センタアームレスト及び車両用シート
1日前
日本発條株式会社
表皮の吊り込み構造及び車両用シート
1日前
個人
飛行自動車
1か月前
個人
授乳用車両
2か月前
個人
眼科手術車
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
7日前
日本精機株式会社
表示装置
26日前
日本精機株式会社
表示装置
27日前
日本精機株式会社
表示装置
7日前
日本精機株式会社
表示装置
27日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
アンチロール制御装置
14日前
日本精機株式会社
表示装置
27日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
照明装置
26日前
個人
ブレーキシステム
5日前
個人
台車用車輪止め具
3か月前
株式会社松華
懸架装置
26日前
個人
自走式立体型洗車場
22日前
個人
ステージカー
26日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
4日前
株式会社青木製作所
タンクローリ
3か月前
株式会社ユーシン
照明装置
7日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
マツダ株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
1か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
27日前
マツダ株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
27日前
続きを見る