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公開番号
2025066295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175780
出願日
2023-10-11
発明の名称
押圧構造体
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F16F
3/04 20060101AFI20250416BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ばねの荷重特性と、伝導特性とをそれぞれ安定して発揮することができる押圧構造体を提供すること。
【解決手段】本発明に係る押圧構造体は、二つの被押圧体との間に配置され、該被押圧体に対して圧力を加える押圧構造体であって、第1の方向に延び、第1の方向とは直交する第2の方向からみて、互いに反転した湾曲態様を繰り返して延びる第1部材と、第2の方向に延び、第1の方向からみて、互いに反転した湾曲態様を繰り返して延びる第2部材と、を備え、第1部材は、被押圧体との間で伝導するエネルギーの伝導特性が第2部材と比して高い材料を用いて形成され、第2部材は、第1部材と比して弾性率が高い材料を用いて形成され、第1および第2部材の凹凸方向を、第1および第2の方向と直交する第3の方向に揃え、かつ、該第3の方向において、第1部材が第2部材よりも外側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二つの被押圧体との間に配置され、該被押圧体に対して圧力を加える押圧構造体であって、
第1の方向に延び、前記第1の方向とは直交する第2の方向からみて、互いに反転した湾曲態様を繰り返して延びる第1部材と、
前記第2の方向に延び、前記第1の方向からみて、互いに反転した湾曲態様を繰り返して延びる第2部材と、
を備え、
前記第1部材は、前記被押圧体との間で伝導するエネルギーの伝導特性が前記第2部材と比して高い材料を用いて形成され、
前記第2部材は、前記第1部材と比して弾性率が高い材料を用いて形成され、
前記第1および第2部材の凹凸方向を、前記第1および第2の方向と直交する第3の方向に揃え、かつ、該第3の方向において、前記第1部材が前記第2部材よりも外側に位置する、
ことを特徴とする押圧構造体。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
複数の前記第1および第2部材は、四ツ目編みされてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の押圧構造体。
【請求項3】
複数の前記第1部材の前記第1の方向の一端を支持する第1支持部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の押圧構造体。
【請求項4】
複数の前記第2部材の前記第2の方向の一端を支持する第2支持部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1または3に記載の押圧構造体。
【請求項5】
複数の前記第2部材の前記第2の方向の他端を支持する第3支持部、
をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の押圧構造体。
【請求項6】
複数の前記第2部材のうちの一部の前記第2部材の前記第2の方向の一端を支持する第2支持部と、
複数の前記第2部材のうちの前記第2支持部が支持する前記第2部材以外の前記第2部材の前記第2の方向の他端を支持する第3支持部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の押圧構造体。
【請求項7】
前記第1部材は、平板状の部材を湾曲させてなり、
複数の前記第2部材は、前記第1部材に対して、互いに延伸方向を揃えて重ねられてなる、
ことを特徴とする請求項6に記載の押圧構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、押圧構造体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
第1の被押圧体と第2の被押圧体との間に設置され、その一方もしくは双方を加圧する押圧構造体が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の押圧構造体は、リブ付きの当接プレートと、板ばねとを重ね合わせてなり、板ばねが一方の被押圧体に圧接して荷重を加える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-11936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、押圧構造体は、電流を流したり、熱を伝えたりするために用いられることがある。この際、はねの荷重特性を優先して設計すると、導電性や伝熱性等の、荷重特性以外の特性(伝導特性)を安定して発揮させることができない場合があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ばねの荷重特性と、伝導特性とをそれぞれ安定して発揮することができる押圧構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる押圧構造体は、二つの被押圧体との間に配置され、該被押圧体に対して圧力を加える押圧構造体であって、第1の方向に延び、前記第1の方向とは直交する第2の方向からみて、互いに反転した湾曲態様を繰り返して延びる第1部材と、前記第2の方向に延び、前記第1の方向からみて、互いに反転した湾曲態様を繰り返して延びる第2部材と、を備え、前記第1部材は、前記被押圧体との間で伝導するエネルギーの伝導特性が前記第2部材と比して高い材料を用いて形成され、前記第2部材は、前記第1部材と比して弾性率が高い材料を用いて形成され、前記第1および第2部材の凹凸方向を、前記第1および第2の方向と直交する第3の方向に揃え、かつ、該第3の方向において、前記第1部材が前記第2部材よりも外側に位置する、ことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る押圧構造体は、上記発明において、複数の前記第1および第2部材は、四ツ目編みされてなる、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る押圧構造体は、上記発明において、複数の前記第1部材の前記第1の方向の一端を支持する第1支持部、をさらに備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る押圧構造体は、上記発明において、複数の前記第2部材の前記第2の方向の一端を支持する第2支持部、をさらに備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る押圧構造体は、上記発明において、複数の前記第2部材の前記第2の方向の他端を支持する第3支持部、をさらに備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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