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公開番号
2025089796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204665
出願日
2023-12-04
発明の名称
車両用シートにおける操作装置
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250609BHJP(車両一般)
要約
【課題】回動操作する操作部の回動軸方向のがたつきを抑制できる車両用シートにおける操作装置を得る。
【解決手段】円筒状の本体部64Aと本体部64Aの周壁に互いに対向するように形成された一対の嵌合孔64B、64Cとを有する支持部材64と、本体部64Aの開口側から本体部64Aへ挿通されたときに各嵌合孔64B、64Cに嵌合する一対の嵌合爪38E、38Fと各嵌合爪38E、38Fの間に形成された円形状の貫通孔38Bとを有する嵌合部材38と、貫通孔38Bに挿通される円柱状の軸部36Bを有するとともに軸部36Bを中心として回動可能に構成された操作部36と、を備えた操作装置60であって、各嵌合爪38E、38Fは、貫通孔38Bに挿通された軸部36Bによって軸部36Bの径方向外側へ押圧されることにより、各嵌合孔64B、64Cの開口側の辺縁部64B1、64C1を開口側へ向けて相対的に押圧する構成とされている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一方が開口された円筒状の本体部と該本体部の周壁に互いに対向するように形成された一対の嵌合孔とを有する支持部材と、
前記本体部の開口側から該本体部へ挿通されたときに前記一対の嵌合孔に嵌合する一対の嵌合爪と該一対の嵌合爪の間に形成された円形状の貫通孔とを有する嵌合部材と、
前記貫通孔に挿通される円柱状の軸部を有するとともに該軸部を中心として回動可能に構成され、車両用シートに着座した乗員が操作可能に設けられた操作部と、
を備え、
前記一対の嵌合爪は、前記貫通孔に挿通された前記軸部によって該軸部の径方向外側へ押圧されることにより、前記一対の嵌合孔の前記開口側の辺縁部を前記開口側へ向けて相対的に押圧する構成とされている車両用シートにおける操作装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記車両用シートは、
乗員が着座するシートクッションのシート下方側に配置され、空気供給源から空気が供給されるエアスプリングと、前記エアスプリングの振動を減衰するダンパと、前記エアスプリングに対して空気を供給及び排出することで前記シートクッションの高さを調節する調節部と、を有するエアサスペンション装置を備えており、
前記操作部は、前記調節部を作動させて前記シートクッションの高さを調節する高さ操作部である請求項1に記載の車両用シートにおける操作装置。
【請求項3】
前記操作部と同軸で回動可能に構成され、前記ダンパの減衰力を変更するためのダンパ操作部と、
前記支持部材の前記本体部が挿通される円筒部と該円筒部の内周面に形成された突起部とを有し、前記ダンパ操作部と係合する係合部材と、
を備え、
前記本体部の周壁に、前記突起部が嵌合する溝部が周方向に形成されている請求項2に記載の車両用シートにおける操作装置。
【請求項4】
前記係合部材よりも先に前記支持部材の前記本体部が挿通される軸受部と、前記本体部の周壁から径方向外側へ張り出す張出部を収容する収容ケース部と、を有するベース部材を備え、
前記収容ケース部及び前記張出部の何れか一方には、前記収容ケース部及び前記張出部の何れか他方に当接する当接部が形成されている請求項3に記載の車両用シートにおける操作装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートにおける操作装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用シートのシートクッションに着座している乗員が、そのシートクッションに着座した状態のまま、車両用シートに設けられている操作部を操作することにより、そのシートクッションの高さを調節可能とした車両用シートは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-188681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような操作部は、乗員が手動で回動操作するため、その回動軸方向において、がたつきがあると、操作部としての品質性が損なわれてしまう。つまり、このような操作部は、回動軸方向にがたつかないことが望ましく、そのがたつきを抑制する観点においては、未だ改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、回動操作する操作部の回動軸方向のがたつきを抑制できる車両用シートにおける操作装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の車両用シートにおける操作装置は、少なくとも一方が開口された円筒状の本体部と該本体部の周壁に互いに対向するように形成された一対の嵌合孔とを有する支持部材と、前記本体部の開口側から該本体部へ挿通されたときに前記一対の嵌合孔に嵌合する一対の嵌合爪と該一対の嵌合爪の間に形成された円形状の貫通孔とを有する嵌合部材と、前記貫通孔に挿通される円柱状の軸部を有するとともに該軸部を中心として回動可能に構成され、車両用シートに着座した乗員が操作可能に設けられた操作部と、を備え、前記一対の嵌合爪は、前記貫通孔に挿通された前記軸部によって該軸部の径方向外側へ押圧されることにより、前記一対の嵌合孔の前記開口側の辺縁部を前記開口側へ向けて相対的に押圧する構成とされている。
【0007】
第1の態様の発明によれば、支持部材の本体部の開口側から嵌合部材が挿通されている。このとき、嵌合部材の一対の嵌合爪が、本体部の周壁に互いに対向するように形成された一対の嵌合孔に嵌合している。そして、操作部の円柱状の軸部が、嵌合部材の一対の嵌合爪の間に形成された円形状の貫通孔に挿通されており、操作部は、その軸部を中心として回動可能に構成されている。ここで、一対の嵌合爪は、貫通孔に挿通された軸部によって、その軸部の径方向外側へ押圧されることにより、一対の嵌合孔の開口側の辺縁部を開口側へ向けて相対的に押圧している。したがって、嵌合部材は、支持部材に対して回動軸方向に強固に固定され、結果的に、回動操作する操作部の回動軸方向のがたつきが抑制される。
【0008】
また、本発明に係る第2の態様の車両用シートにおける操作装置は、第1の態様の車両用シートにおける操作装置であって、前記車両用シートは、乗員が着座するシートクッションのシート下方側に配置され、空気供給源から空気が供給されるエアスプリングと、前記エアスプリングの振動を減衰するダンパと、前記エアスプリングに対して空気を供給及び排出することで前記シートクッションの高さを調節する調節部と、を有するエアサスペンション装置を備えており、前記操作部は、前記調節部を作動させて前記シートクッションの高さを調節する高さ操作部である。
【0009】
第2の態様の発明によれば、車両用シートがエアサスペンション装置を備えている。エアサスペンション装置は、乗員が着座するシートクッションのシート下方側に配置され、空気供給源から空気が供給されるエアスプリングと、エアスプリングの振動を減衰するダンパと、エアスプリングに対して空気を供給及び排出することでシートクッションの高さを調節する調節部と、を有している。そして、操作部は、その調節部を作動させてシートクッションの高さを調節する高さ操作部とされている。つまり、乗員が手動で回動操作する高さ操作部において、その回動軸方向のがたつきが抑制されている。したがって、その高さ操作部の品質性が損なわれることが抑制される。
【0010】
また、本発明に係る第3の態様の車両用シートにおける操作装置は、第2の態様の車両用シートにおける操作装置であって、前記操作部と同軸で回動可能に構成され、前記ダンパの減衰力を変更するためのダンパ操作部と、前記支持部材の前記本体部が挿通される円筒部と該円筒部の内周面に形成された突起部とを有し、前記ダンパ操作部と係合する係合部材と、を備え、前記本体部の周壁に、前記突起部が嵌合する溝部が周方向に形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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