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公開番号
2025097224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213394
出願日
2023-12-18
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/22 20060101AFI20250623BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートに着座する乗員の上半身上側及び上半身下側の支持感を調整することにより乗員に感じさせる体感を変えることができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、乗員の背部を支持するシートバック12の骨組みを形成するバックフレーム14と、シート上下方向の上側に設けられ、バックフレーム14に直接又は間接的に支持される上側受圧部30と、シート上下方向の下側に設けられ、バックフレーム14に直接又は間接的に支持される下側受圧部40を備える。また、車両用シート10は、上側受圧部30と下側受圧部40とを接続する接続部50と、シート幅方向に沿った軸72を中心として接続部50を回転可能にする回転軸部70と、シート上下方向において、回転軸部70の位置を可変させる可変機構80と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗員の背部を支持するシートバックの骨組みを形成するバックフレームと、
シート上下方向の上側に設けられ、前記バックフレームに直接又は間接的に支持される上側受圧部と、
シート上下方向の下側に設けられ、前記バックフレームに直接又は間接的に支持される下側受圧部と、
前記上側受圧部と前記下側受圧部とを接続する接続部と、
シート幅方向に沿った軸を中心として前記接続部を回転可能にする回転軸部と、
シート上下方向において、前記回転軸部の位置を可変させる可変機構と、
を備える車両用シート。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記可変機構は、前記回転軸部をシート上下方向に移動可能にする可動部材と、該可動部材を可動させる駆動源と、と備える請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記可変機構は、前記駆動源の回転方向を切り替えて駆動可能な切替駆動スイッチを備え、
当該切替駆動スイッチの操作により前記回転軸部をシート上下方向に移動させる請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
車両に設けられた加速度センサからの信号に基づいて前記駆動源を可動させることにより、前記回転軸部の位置を制御する位置制御部を備える請求項2に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記回転軸部と前記接続部との間に摩擦抵抗が設定されている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記接続部は、前記回転軸部における回転を規制する規制部材が配設されている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項7】
シートの揺れを検知する揺れ検知部と、
該揺れ検知部による検知結果に基づいて前記回転軸部における回転を規制する回転制御部と、
を備える請求項1に記載の車両用シート。
【請求項8】
前記上側受圧部及び前記下側受圧部の少なくとも一方は、シート上下方向及びシート前後方向の少なくとも一方向に移動可能にされている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項9】
前記バックフレームは、シート下側に配設されるロアフレームと、シート上側に配設されるアッパフレームとを備え、
前記アッパフレームは、シート幅方向に配設された一対のサイドフレームを含み、
前記上側受圧部と前記下側受圧部は、前記一対のサイドフレームの間において当該一対のサイドフレームに接続されており、
前記接続部は、前記一対のサイドフレームで構成されている請求項1に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及が進んでおり、電気自動車における付加価値の向上が望まれている。付加価値向上の一案として、ガソリン車やハイブリッド車に対して乗り心地性の向上や、急な加速度による酔い防止、及び爽快感の向上等がある。特許文献1には、運転者の腰部を支持する部位をシート前方に押し出すことで、運転者を安定した姿勢に保持するランバーサポート装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-1686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された従来のランバーサポート装置は、腰部の支持感を調整することはできるが、乗り心地を変化させる調整や加減速に対応した支持感の調整等を行うことは困難である。また、腰を支持する部位を調整しているため、上半身上側の支持感を調整することは困難であり、着座乗員に感じさせることができる体感の点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を鑑みてなされたものであり、シートに着座する乗員の上半身上側及び上半身下側の支持感を調整することにより乗員に感じさせる体感を変えることができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の車両用シートは、乗員の背部を支持するシートバックの骨組みを形成するバックフレームと、シート上下方向の上側に設けられ、前記バックフレームに直接又は間接的に支持される上側受圧部と、シート上下方向の下側に設けられ、前記バックフレームに直接又は間接的に支持される下側受圧部と、前記上側受圧部と前記下側受圧部とを接続する接続部と、シート幅方向に沿った軸を中心として前記接続部を回転可能にする回転軸部と、シート上下方向において、前記回転軸部の位置を可変させる可変機構と、を備える。
【0007】
本発明の第1の態様の車両用シートでは、上側受圧部と下側受圧部とが接続部により接続されており、接続部は回転軸部によってシート幅方向に沿った軸を中心として回転可能とされている。そのため、車両用シートに乗員が着座した際に、シート上側に対応する上半身上側がシートに入り込むと、上側受圧部がシート後方へ押されて接続部が軸を中心として回転し、下側受圧部がシート前方へ移動することによりシート下側に対応する上半身下側が下側受圧部によって支持される。逆に、シート下側に対応する上半身下側がシートに入り込むと、下側受圧部がシート後方へ押されて接続部が軸を中心として逆回転し、上側受圧部がシート前方へ移動することによりシート上側に対応する上半身上側が上側受圧部によって支持される。
【0008】
そして、本発明の第1の態様の車両用シートでは、シート上下方向において、回転軸部の位置を可変させる可変機構を備えているので、回転軸部の位置を変更させることにより、乗員の上半身上側又は上半身下側をシートに入り込み易くしたり、入り込み難くしたりすることができるとともに、下側受圧部又は上側受圧部による乗員の上半身上側又は上半身下側の支持を強めたり弱めたりすることができる。このように、本発明の第1の態様の車両用シートによれば、シートに着座する乗員の上半身上側及び上半身下側の支持感を調整することにより乗員に感じさせる体感を変えることができる。
【0009】
本発明の第2の態様の車両用シートは、第1の態様の構成において、前記可変機構は、前記回転軸部をシート上下方向に移動可能にする可動部材と、該可動部材を可動させる駆動源と、と備える。
【0010】
本発明の第2の態様の車両用シートでは、可変機構が、回転軸部をシート上下方向に移動可能にする可動部材と、可動部材を可動させる駆動源とを備えているので、駆動源によって回転軸部をシート上下方向に移動させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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