TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025123044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018887
出願日2024-02-09
発明の名称カップホルダ及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 3/10 20060101AFI20250815BHJP(車両一般)
要約【課題】背の高い飲料容器でも安定して保持することができるカップホルダを得る。
【解決手段】カップホルダ30は、ベース部32と昇降部40と保持部35とを備えている。ベース部32は、車両用シートのアームレストに取り付けられ、飲料容器を支持する底壁部32Bと、飲料容器の周囲に配置される外側周壁部32Sとを有する。昇降部40は、外側周壁部32Sの内側に嵌合し、飲料容器の周囲に配置される内側周壁部40Sを有しており、ベース部32に対して飲料容器の高さ方向に昇降可能とされている。保持部35は、昇降部40がベース部32に対して上昇した位置及び下降した位置でそれぞれ昇降部40をベース部32に保持する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
車両用シートのアームレストに取り付けられ、飲料容器を支持する底壁部及び前記飲料容器の周囲に配置される外側周壁部を有するベース部と、
前記外側周壁部の内側に嵌合し、前記飲料容器の周囲に配置される内側周壁部を有し、前記ベース部に対して前記飲料容器の高さ方向に昇降可能とされた昇降部と、
前記昇降部が前記ベース部に対して上昇した位置及び下降した位置でそれぞれ前記昇降部を前記ベース部に保持する保持部と、
を備えたカップホルダ。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記保持部は、
前記ベース部及び前記昇降部の一方に形成された爪部と、
前記ベース部及び前記昇降部の他方に形成され、前記爪部が嵌入可能な複数の嵌入部と、
を有する請求項1に記載のカップホルダ。
【請求項3】
前記一方には、前記保持を解除するために前記爪部の周辺部を弾性変形させるためのスリットが形成されている請求項2に記載のカップホルダ。
【請求項4】
前記爪部は、傾斜面を有しており、
前記昇降部が前記上昇した位置に位置する状態で下降方向に押されることにより、前記傾斜面が前記嵌入部の縁部と摺接し、前記保持が解除される請求項2又は請求項3に記載のカップホルダ。
【請求項5】
前記ベース部は、互いに径方向に並んだ2つの前記外側周壁部を有しており、
前記昇降部は、互いに径方向に並んだ2つの前記内側周壁部を有している請求項1又は請求項2に記載のカップホルダ。
【請求項6】
前記昇降部は、前記2つの内側周壁部の間で分割されており、前記ベース部に対して各前記内側周壁部を個別に前記高さ方向に昇降可能とされている請求項5に記載のカップホルダ。
【請求項7】
乗員が着座するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持すると共に、凹部が形成されたシートバックと、
前記凹部に収納される収納位置と前記凹部の下部からシート前方に延びる展開位置との間で回転可能に前記シートバックに取り付けられ、前記展開位置に位置する状態で前記乗員の腕部を支持可能とされたアームレストと、
前記アームレストに取り付けられた請求項1又は請求項2に記載のカップホルダと、
を備えた車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にアームレストに設けられるカップホルダに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1にはリヤシートのアームレストのカップホルダが開示されている。このカップホルダは、ベースに対して昇降可能なホルダを備えており、蓋を閉じるとホルダが自動で下がるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-21432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の先行技術では、カップホルダのベースに飲料容器を載せた使用状態において、ホルダの高さを上昇させる調節ができないため、飲料容器の背が高い場合、飲料容器が安定せずに転倒する虞がある。
【0005】
本発明は、背の高い飲料容器でも安定して保持することができるカップホルダ及び該カップホルダを備えた車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のカップホルダは、車両用シートのアームレストに取り付けられ、飲料容器を支持する底壁部及び前記飲料容器の周囲に配置される外側周壁部を有するベース部と、前記外側周壁部の内側に嵌合し、前記飲料容器の周囲に配置される内側周壁部を有し、前記ベース部に対して前記飲料容器の高さ方向に昇降可能とされた昇降部と、前記昇降部が前記ベース部に対して上昇した位置及び下降した位置でそれぞれ前記昇降部を前記ベース部に保持する保持部と、を備えている。
【0007】
第1の態様のカップホルダでは、車両用シートのアームレストに取り付けられるベース部が、飲料容器を支持する底壁部と、飲料容器の周囲に配置される外側周壁部とを有している。外側周壁部の内側には、昇降部が有する内側周壁部が嵌合しており、当該内側周壁部は、飲料容器の周囲に配置される。この昇降部は、ベース部に対して飲料容器の高さ方向に昇降可能とされている。昇降部がベース部に対して上昇した位置と下降した位置では、昇降部が保持部によってベース部に保持される。このため、飲料容器の背が高い場合には、昇降部をベース部に対して上昇した位置で保持させることにより、背の高い飲料容器でも安定して保持することが可能となる。
【0008】
第2の態様のカップホルダは、第1の態様において、前記保持部は、前記ベース部及び前記昇降部の一方に形成された爪部と、前記ベース部及び前記昇降部の他方に形成され、前記爪部が嵌入可能な複数の嵌入部と、を有している。
【0009】
第2の態様のカップホルダによれば、ベース部及び昇降部の一方に形成された爪部が、ベース部及び昇降部の他方に形成された複数の嵌入部の何れかに嵌入する。これにより、昇降部がベース部に対して上昇した位置又は下降した位置で保持されるので、保持部を簡素な構成にすることができる。
【0010】
第3の態様のカップホルダは、第2の態様において、前記一方には、前記保持を解除するために前記爪部の周辺部を弾性変形させるためのスリットが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
4日前
株式会社ニフコ
照明装置
2日前
スズキ株式会社
運転支援装置
3日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
4日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
3日前
ダイハツ工業株式会社
電池搭載構造
3日前
キヤノン株式会社
移動体
8日前
豊田合成株式会社
車両用外装品
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
3日前
テイ・エス テック株式会社
車両
8日前
株式会社アイシン
開閉体支持装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池車両
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
今日
日本プラスト株式会社
風向調整装置
7日前
TOYO TIRE株式会社
タイヤ
8日前
日本プラスト株式会社
風向調整装置
8日前
株式会社クラベ
ベンチレーションマット及び座席
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
今日
株式会社デンソー
電子制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
ハイブリッド車両
4日前
古河ユニック株式会社
貨物自動車
4日前
豊和化成株式会社
レジスタ
2日前
日本プラスト株式会社
風向調整装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車載機器の冷却構造
1日前
テイ・エス テック株式会社
乗物用シート
1日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の駆動力制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両のシート制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
ハイブリッド車両の制御装置
3日前
テイ・エス テック株式会社
乗り物用シート
8日前
日本碍子株式会社
空調システム
8日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
8日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
今日
続きを見る