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公開番号2025125990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022321
出願日2024-02-16
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250821BHJP(車両一般)
要約【課題】ロータリエンコーダを用いる方法とは異なる方法でシートバックのリクライニング角度を検出することができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッション12と、着座乗員の背部をシート後方側から支持し、シート前後方向にリクライニング可能に設けられたシートバック14と、を備えている。シートクッション12とシートバック14との間には、シートバック14をシート前後方向に付勢する渦巻バネ26が設けられている。また、渦巻バネ26又は渦巻バネ26の力が入力される部材には、シートバック14のリクライニングに伴い出力値が変化する歪ゲージ28が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッションと、
着座乗員の背部をシート後方側から支持し、シート前後方向にリクライニング可能に設けられたシートバックと、
前記シートクッションと前記シートバックとの間に設けられ、前記シートバックをシート前後方向に付勢する付勢部材と、
前記付勢部材又は前記付勢部材の力が入力される部材に設けられ、前記シートバックのリクライニングに伴い出力値が変化する歪ゲージと、
を備えた車両用シート。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記歪ゲージは、前記付勢部材に取付けられている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記歪ゲージは、前記付勢部材が係止される付勢部材係止部に取付けられている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記歪ゲージが接続され、前記シートバックのリクライニング角度に対応する信号を出力するリクライニング角度ECUをさらに備え、
前記リクライニング角度ECUには、前記シートバックのリクライニング角度と前記歪ゲージの出力値との対応関係が記憶されている請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記シートバックと共に変位すると共に前記歪ゲージが取付けられたセンサブラケットをさらに備え、
前記シートバックのリクライニング角度が定められた範囲に位置している状態から前方側へ向けてリクライニングした際に、前記センサブラケットが前記付勢部材を変形させ、
前記シートバックのリクライニング角度が定められた範囲に位置している状態から後方側へ向けてリクライニングした際に、前記センサブラケットが前記付勢部材を変形させる請求項1に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両用シートとエアバッグとの位置関係を適切に制御することを実現した車両用乗員拘束システムが開示されている。この文献に記載された車両用乗員拘束システムは、車室のルーフから車室下側へ向けて展開するエアバッグと、車両用シートの位置及び姿勢の少なくとも一方を変更するための制御を行うシート制御部と、を備えている。これにより、車両用シートとエアバッグとの位置関係を適切に制御することが可能となっている。また、この文献に記載された車両用乗員拘束システムでは、リクライニングモータの出力軸の回転位置を検出するロータリエンコーダによってシートバックのリクライニング角度を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-41242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両用シートの構成によっては、ロータリエンコーダを用いる方法とは異なる方法でシートバックのリクライニング角度を検出することが求められる場合がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ロータリエンコーダを用いる方法とは異なる方法でシートバックのリクライニング角度を検出することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッションと、着座乗員の背部をシート後方側から支持し、シート前後方向にリクライニング可能に設けられたシートバックと、前記シートクッションと前記シートバックとの間に設けられ、前記シートバックをシート前後方向に付勢する付勢部材と、前記付勢部材又は前記付勢部材の力が入力される部材に設けられ、前記シートバックのリクライニングに伴い出力値が変化する歪ゲージと、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両用シートでは、シートクッションとシートバックとの間には、シートバックをシート前方側へ向けて付勢する付勢部材が設けられている。また、付勢部材又は付勢部材の力が入力される部材には、シートバックのリクライニングに伴い出力値が変化する歪ゲージが設けられている。この構成では、歪ゲージの出力値を用いることで、シートバックのリクライニング角度を検出することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記歪ゲージは、前記付勢部材に取付けられている。
【0009】
第2の態様の車両用シートでは、付勢部材に生じる歪を歪ゲージによって検出することにより、シートバックのリクライニング角度を検出することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記歪ゲージは、前記付勢部材が係止される付勢部材係止部に取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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