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公開番号
2025136354
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034868
出願日
2024-03-07
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/02 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートクッションの見栄えが悪化することを抑制することができると共に、可動部とシートクッション本体との間において異物が堆積することを抑制することができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、シートクッション本体16と、可動部18と、可動部18とシートクッション本体16との間に掛け渡された隙間隠し部材22と、を備えている。隙間隠し部材22は、シートクッション本体16に接続された第1隙間隠し部材24と、可動部18に接続されていると共に可動部18とは反対側が第1隙間隠し部材24に接続された第2隙間隠し部材26と、を備えている。また、隙間隠し部材22は、第1隙間隠し部材24における着座乗員とは反対側の面24A及び第2隙間隠し部材26における着座乗員とは反対側の面26Aに沿って設けられた折れ曲がり抑制部材28、30を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションの一部を構成するシートクッション本体と、
前記シートクッションの他の一部を構成すると共に前記シートクッション本体に対してシート前方側に配置され、前記シートクッション本体に対してシート前後方向に変位可能に設けられた可動部と、
シート前後方向及びシート幅方向に延びると共に前記可動部と前記シートクッション本体との間に掛け渡された隙間隠し部材と、
を備え、
前記隙間隠し部材は、
前記シートクッション本体に接続された第1隙間隠し部材と、
前記可動部に接続されていると共に前記可動部とは反対側が前記第1隙間隠し部材に接続された第2隙間隠し部材と、
前記第1隙間隠し部材における着座乗員とは反対側の面及び前記第2隙間隠し部材における着座乗員とは反対側の面に沿って設けられることで前記第1隙間隠し部材及び前記第2隙間隠し部材の折れ曲がりを抑制する折れ曲がり抑制部材と、
を含んで構成されている車両用シート。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記折れ曲がり抑制部材は、前記第1隙間隠し部材及び前記第2隙間隠し部材よりもその厚み方向に変形し難い部材を用いて形成されている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記折れ曲がり抑制部材の一の端部が、前記第1隙間隠し部材のシート前後方向の中間部においてシート幅方向に沿って配置され、
前記折れ曲がり抑制部材の他の端部が、前記第2隙間隠し部材のシート前後方向の中間部においてシート幅方向に沿って配置されている請求項1に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、シートクッションの前部に設けられた可動部(クッション縁部)がシートクッション本体(クッション主座部)に対して前後方向に変位するクッション長可変機構を備えた車両用シートが開示されている。この文献に記載された車両用シートでは、可動部とシートクッション本体との間の隙間を隠すための蛇腹状の部材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-48438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された車両用シートのように、可動部とシートクッション本体との間に蛇腹状の部材が設けられている構成では、シートクッションの見栄えが悪化することや蛇腹状の部材の折り目に異物が堆積することが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートクッションの見栄えが悪化することを抑制することができると共に、可動部とシートクッション本体との間において異物が堆積することを抑制することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションの一部を構成するシートクッション本体と、前記シートクッションの他の一部を構成すると共に前記シートクッション本体に対してシート前方側に配置され、前記シートクッション本体に対してシート前後方向に変位可能に設けられた可動部と、シート前後方向及びシート幅方向に延びると共に前記可動部と前記シートクッション本体との間に掛け渡された隙間隠し部材と、を備え、前記隙間隠し部材は、前記シートクッション本体に接続された第1隙間隠し部材と、前記可動部に接続されていると共に前記可動部とは反対側が前記第1隙間隠し部材に接続された第2隙間隠し部材と、前記第1隙間隠し部材における着座乗員とは反対側の面及び前記第2隙間隠し部材における着座乗員とは反対側の面に沿って設けられることで前記第1隙間隠し部材及び前記第2隙間隠し部材の折れ曲がりを抑制する折れ曲がり抑制部材と、を含んで構成されている。
【0007】
第1の態様の車両用シートでは、可動部がシートクッション本体に対してシート前後方向へ変位する。これにより、シートクッションのシート前後方向への寸法を調節することができる。また、可動部とシートクッション本体との間には、シート前後方向及びシート幅方向に延びる隙間隠し部材が掛け渡されている。ここで、隙間隠し部材は、第1隙間隠し部材、第2隙間隠し部材及び折れ曲がり抑制部材を含んで構成されている。第1隙間隠し部材は、シートクッション本体に接続されている。また、第2隙間隠し部材は、可動部に接続されていると共に可動部とは反対側が第1隙間隠し部材に接続されている。さらに、折れ曲がり抑制部材は、第1隙間隠し部材における着座乗員とは反対側の面及び第2隙間隠し部材における着座乗員とは反対側の面に沿って設けられている。これにより、第1隙間隠し部材及び第2隙間隠し部材の折れ曲がりを折れ曲がり抑制部材によって抑制することができる。その結果、シートクッションの見栄えが、第1隙間隠し部材及び第2隙間隠し部材に生じた折れ曲がりによって悪化することを抑制することができる。また、可動部とシートクッション本体との間において、第1隙間隠し部材及び第2隙間隠し部材に生じた折れ曲がり部分に異物が堆積することを抑制することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記折れ曲がり抑制部材は、前記第1隙間隠し部材及び前記第2隙間隠し部材よりもその厚み方向に変形し難い部材を用いて形成されている。
【0009】
第2の態様の車両用シートでは、折れ曲がり抑制部材が第1隙間隠し部材及び第2隙間隠し部材よりもその厚み方向に変形し易い部材を用いて形成されている構成と比べて、第1隙間隠し部材及び第2隙間隠し部材に折れ曲がりが発生することを効果的に抑制することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記折れ曲がり抑制部材の一の端部が、前記第1隙間隠し部材のシート前後方向の中間部においてシート幅方向に沿って配置され、前記折れ曲がり抑制部材の他の端部が、前記第2隙間隠し部材のシート前後方向の中間部においてシート幅方向に沿って配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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