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公開番号
2025136159
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034384
出願日
2024-03-06
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/58 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートバックのリクライニングに伴い下側被覆部が垂れ下がることを抑制する。
【解決手段】車両用シート10は、被係止部22が設けられたシートクッション12と、シートクッション12に対してリクライニング可能に支持されたシートバック14と、を備えている。また、車両用シート10は、シートバック14の表面を形成するバックトリム本体28と、バックトリム本体28のシート後方側かつシート下方側からシートクッション12のシート下方側へ向けて延びる下側被覆部30と、を備えている。下側被覆部30におけるバックトリム本体28とは反対側は、被係止部22に係止されている。また、車両用シート10は、伸縮性を有する部材を用いて形成されていると共に、下側被覆部30におけるシート前後方向の中間部30Dと被係止部22とをシート前後方向に接続する伸縮部材34を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
着座乗員の臀部をシート下方側から支持すると共にシート下方側に被係止部が設けられたシートクッションと、
着座乗員の背部をシート後方側から支持すると共に前記シートクッションに対してリクライニング可能に支持されたシートバックと、
前記シートバックの表面を形成するバックトリム本体と、
前記バックトリム本体のシート後方側かつシート下方側から前記シートクッションのシート下方側へ向けて延びると共に、前記バックトリム本体とは反対側が前記被係止部に係止された下側被覆部と、
伸縮性を有する部材を用いて形成されていると共に、前記下側被覆部におけるシート前後方向の中間部と前記被係止部とをシート前後方向に接続する伸縮部材と、
を備えた車両用シート。
続きを表示(約 75 文字)
【請求項2】
前記下側被覆部のシート前方側の部位が、前記伸縮部材によってシート下方側から支持されている請求項1に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両の乗員が着座する車両用シートが開示されている。この文献に記載された車両用シートのシートバックの一部を構成するシートカバーは、矩形の開口部を有する袋状に形成されている。また、このシートカバーにおける開口部側の後面下部には、下帯部材が取付けられている。そして、下帯部材は、シートバックの下方からシートクッションの下面側に回り込ませるように配置されている。また、下帯部材がバンド部材を介してシートクッション側に係止されることで、下帯部材がシートクッションの下面に沿って配置された状態が保たれるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-187413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された下帯部材を有するシートカバーのように、バックトリム本体の背面下部からシートクッションの底面側へ向けて延びる下側被覆部を有する構成では、シートバックのリクライニングに伴い、下側被覆部を止めている部材が外れて、下側被覆部が垂れ下がることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートバックのリクライニングに伴い下側被覆部が垂れ下がることを抑制することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持すると共にシート下方側に被係止部が設けられたシートクッションと、着座乗員の背部をシート後方側から支持すると共に前記シートクッションに対してリクライニング可能に支持されたシートバックと、前記シートバックの表面を形成するバックトリム本体と、前記バックトリム本体のシート後方側かつシート下方側から前記シートクッションのシート下方側へ向けて延びると共に、前記バックトリム本体とは反対側が前記被係止部に係止された下側被覆部と、伸縮性を有する部材を用いて形成されていると共に、前記下側被覆部におけるシート前後方向の中間部と前記被係止部とをシート前後方向に接続する伸縮部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両用シートでは、シートバックの表面がバックトリム本体によって形成されている。また、下側被覆部は、バックトリム本体のシート後方側かつシート下方側からシートクッションのシート下方側へ向けて延びている。そして、下側被覆部におけるバックトリム本体とは反対側が、シートクッションの下方側に設けられた被係止部に係止されている。また、伸縮性を有する伸縮部材が、下側被覆部におけるシート前後方向の中間部と被係止部とをシート前後方向に接続している。この構成では、シートバックのリクライニングに伴い、下側被覆部に生じている張力が低下すると、伸縮部材が下側被覆部のシート前後方向の中間部を前方側へ向けて引っ張る。これにより、シートバックのリクライニングに伴い下側被覆部が垂れ下がることを抑制することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、前記下側被覆部のシート前方側の部位が、前記伸縮部材によってシート下方側から支持されている。
【0009】
第2の態様の車両用シートでは、下側被覆部のシート前方側の部位が、伸縮部材によってシート下方側から支持されている。この構成では、下側被覆部のシート前方側の部位が伸縮部材によってシート下方側から支持されていない構成と比べて、下側被覆部のシート前方側の部位の垂れ下がりを抑制することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る車両用シートは、シートバックのリクライニングに伴い下側被覆部が垂れ下がることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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