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公開番号2025171800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077480
出願日2024-05-10
発明の名称アームレスト及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/75 20180101AFI20251113BHJP(車両一般)
要約【課題】カップホルダのフランジ部とパッドとの間に乗員の指等が入り込むことを防止する。
【解決手段】アームレスト20は、車両用シートのシートバックに連結されるフレーム22と、フレーム22が埋め込まれ、凹部36が形成されたパッド34と、凹部36に嵌め込まれ、フレーム22に係合した係合部44が外周面に設けられると共に、凹部36の開口縁部を覆うフランジ部50が開口縁部に設けられたカップホルダ40と、パッド34に埋め込まれ、フランジ部50と係合部44との間に配置されたインサートワイヤ52と、カップホルダ40の外周面に設けられ、インサートワイヤ52に対してフランジ部50とは反対側に近接して配置されたワイヤ干渉部58と、を備えている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両用シートのシートバックに連結されるフレームと、
前記フレームが埋め込まれ、凹部が形成されたパッドと、
前記凹部に嵌め込まれ、前記フレームに係合した係合部が外周面に設けられると共に、前記凹部の開口縁部を覆うフランジ部が開口縁部に設けられたカップホルダと、
前記パッドに埋め込まれ、前記フランジ部と前記係合部との間に配置されたインサートワイヤと、
前記カップホルダの外周面に設けられ、前記インサートワイヤに対して前記フランジ部とは反対側に近接して配置されたワイヤ干渉部と、
を備えたアームレスト。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記インサートワイヤは、環状に形成され、前記カップホルダを取り囲むように配置されている請求項1に記載のアームレスト。
【請求項3】
前記カップホルダの外周面には、前記カップホルダの高さ方向に延びるリブが形成され、前記リブの一端部によって前記係合部の一部が構成され、前記リブの他端部によって前記ワイヤ干渉部が構成されている請求項1又は請求項2に記載のアームレスト。
【請求項4】
乗員が着座するシートクッションと、
乗員の背部を支持するシートバックと、
前記シートバックに前記フレームが連結された請求項1又は請求項2に記載のアームレストと、
を備えた車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にアームレストに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両のリヤシートに設けられるアームレストが開示されている。このアームレストでは、パッド部(パッド)にフレームが埋め込まれている。パッドに形成された凹部には、カップホルダが嵌め込まれており、カップホルダの外周面に設けられた係合部がフレームに係合している。カップホルダの開口縁部には、凹部の開口縁部を覆うフランジ部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-127077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の先行技術では、カップホルダのフランジ部の周りでパッドが乗員の指等により押されると、パッドが撓むことで、フランジ部とパッドとの間に指等が入り込む虞がある。
【0005】
本発明は、カップホルダのフランジ部とパッドとの間に乗員の指等が入り込むことを防止できるアームレスト及び車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のアームレストは、車両用シートのシートバックに連結されるフレームと、前記フレームが埋め込まれ、凹部が形成されたパッドと、前記凹部に嵌め込まれ、前記フレームに係合した係合部が外周面に設けられると共に、前記凹部の開口縁部を覆うフランジ部が開口縁部に設けられたカップホルダと、前記パッドに埋め込まれ、前記フランジ部と前記係合部との間に配置されたインサートワイヤと、前記カップホルダの外周面に設けられ、前記インサートワイヤに対して前記フランジ部とは反対側に近接して配置されたワイヤ干渉部と、を備えている。
【0007】
第1の態様のアームレストによれば、車両用シートのシートバックに連結されるフレームがパッドに埋め込まれている。このパッドに形成された凹部には、カップホルダが嵌め込まれており、カップホルダの外周面に設けられた係合部が前記フレームに係合している。カップホルダの開口縁部には、パッドの凹部の開口縁部を覆うフランジ部が設けられている。このフランジ部と上記係合部との間には、パッドに埋め込まれたインサートワイヤが配置されている。カップホルダの外周面には、インサートワイヤに対してフランジ部とは反対側に近接して配置されたワイヤ干渉部が設けられている。このため、カップホルダのフランジ部の周りでパッドが乗員の指等により押された際には、インサートワイヤがワイヤ干渉部に干渉して反力を受けることにより、パッドの撓みが抑制される。これにより、カップホルダのフランジ部とパッドとの間に乗員の指等が入り込むことを防止可能となる。
【0008】
第2の態様のアームレストは、第1の態様において、前記インサートワイヤは、環状に形成され、前記カップホルダを取り囲むように配置されている。
【0009】
第2の態様のアームレストによれば、パッドに埋め込まれたインサートワイヤは、環状に形成され、カップホルダを取り囲むように配置されているので、カップホルダの全周にわたって前述した指等の入り込みを防止することができる。
【0010】
第3の態様のアームレストは、第1の態様又は第2の態様において、前記カップホルダの外周面には、前記カップホルダの高さ方向に延びるリブが形成され、前記リブの一端部によって前記係合部の一部が構成され、前記リブの他端部によって前記ワイヤ干渉部が構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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