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公開番号
2025150333
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051155
出願日
2024-03-27
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/75 20180101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】載置部が使用可能な状態でアームレストが変位することを抑制することができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、シートバック14と、アームレスト18と、載置部20と、ロック部42と、を備えている。アームレスト18は、シートバック14に支持されていると共に、格納位置A1と展開位置A2との間において変位可能に設けられ、展開位置A2に配置された状態で車両の乗員の腕をシート下方側から支持する。載置部20は、アームレスト18に設けられ、展開位置A2に配置されたアームレスト18から引出されることで使用可能な状態となる。ロック部42は、展開位置A2に配置されたアームレスト18の格納位置A1側への変位を制限する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、
前記シートバックに支持されていると共に、格納位置と展開位置との間において変位可能に設けられ、前記展開位置に配置された状態で車両の乗員の腕をシート下方側から支持するアームレストと、
前記アームレストに設けられ、前記展開位置に配置された前記アームレストから引出されることで使用可能な状態となる載置部と、
前記展開位置に配置された前記アームレストの前記格納位置側への変位を制限するロック部と、
を備えた車両用シート。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
車両の乗員によって操作されることで、前記ロック部による前記アームレストの変位の制限を解除させる操作部と、
前記載置部が前記アームレストから引出される際に変位して前記操作部を覆う被覆部と、
をさらに備えた請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記載置部は、前記アームレストに対してスライド可能に支持されていると共に前記被覆部を有するスライド部と、前記スライド部に支持された載置部本体と、を含んで構成されている請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記展開位置に配置された前記アームレストのシート後方側の端部が前記シートバックにシート左右方向を回転軸方向として回転可能に支持されており、
車両の乗員によって操作される操作部が、前記アームレストの回転軸上に設けられており、
前記アームレストが前記展開位置に配置された状態で前記操作部が操作された場合では、前記ロック部によって前記アームレストの変位が制限され、
前記アームレストが前記展開位置とは異なる位置に配置された状態で前記操作部が操作された場合では、前記ロック部によって前記アームレストの変位を制限することが不能となっている請求項1に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、アームレストを備えた前部座席(車両用シート)が開示されている。この文献に記載された前部座席のアームレストには、テーブルが設けられている。そして、前部座席のアームレストを後部座席側へ傾けて、テーブルをアームレストから展開させることで、後部座席に着座した乗員がテーブルを使用することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-321244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、テーブル等の載置部がアームレストから展開する構成では、載置部が使用可能な状態でアームレストが変位すると、載置部上に置かれた物が落下することが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、載置部が使用可能な状態でアームレストが変位することを抑制することができる車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、車両の乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、前記シートバックに支持されていると共に、格納位置と展開位置との間において変位可能に設けられ、前記展開位置に配置された状態で車両の乗員の腕をシート下方側から支持するアームレストと、前記アームレストに設けられ、前記展開位置に配置された前記アームレストから引出されることで使用可能な状態となる載置部と、前記展開位置に配置された前記アームレストの前記格納位置側への変位を制限するロック部と、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両用シートでは、車両の乗員の背部をシートバックによってシート後方側から支持することができる。また、アームレストを格納位置から展開位置へ変位させることで、車両の乗員の腕をアームレストによってシート下方側から支持することができる。さらに、載置部を展開位置に配置されたアームレストから引出すことで、当該載置部を使用することができる。ここで、ロック部は、展開位置に配置されたアームレストの格納位置側への変位を制限する。これにより、載置部が使用可能な状態でアームレストが変位することを抑制することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様の車両用シートにおいて、車両の乗員によって操作されることで、前記ロック部による前記アームレストの変位の制限を解除させる操作部と、前記載置部が前記アームレストから引出される際に変位して前記操作部を覆う被覆部と、をさらに備えている。
【0009】
第2の態様の車両用シートでは、操作部が車両の乗員によって操作されることで、アームレストを展開位置から格納位置側へ変位させることができる。ここで、載置部を展開位置に配置されている状態のアームレストから引出すと、被覆部が変位して、操作部が被覆部に覆われる。これにより、載置部が使用可能となっている状態で操作部が操作されることを防止又は抑制することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第2の態様の車両用シートにおいて、前記載置部は、前記アームレストに対してスライド可能に支持されていると共に前記被覆部を有するスライド部と、前記スライド部に支持された載置部本体と、を含んで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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