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公開番号2025150594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051573
出願日2024-03-27
発明の名称制御装置、制御方法、及び、プログラム
出願人日本発條株式会社,株式会社ニッパツパーキングシステムズ
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類E04H 6/42 20060101AFI20251002BHJP(建築物)
要約【課題】安全ゲートの開閉時における駐車装置内への人の侵入を防ぐために、安全ゲートが完全に閉まってから、利用者の移動を可能にする。
【解決手段】
車両の入出庫口に設けられ、前記車両の入出庫を制御するゲートを動かすための駆動装置を有する駐車装置を制御する制御装置であって、鍵手段の抜き差しが可能な抜位置、前記駆動装置の動作を停止した状態にするための切位置、前記駆動装置の動作を可能な状態にするための入位置、及び、前記切位置と前記抜位置との間において前記鍵手段の回転を制限する回転制御手段を含む鍵操作スイッチ、並びに、前記ゲートの閉扉を受付ける手段を備える操作盤と、前記ゲートが開いている場合に前記回転制御手段によって前記回転が制限され、前記ゲートの閉扉の指示に応じて前記ゲートが閉じた場合に、前記回転制御手段を解除するように制御する制御盤と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の入出庫口に設けられ、前記車両の入出庫を制御するゲートを動かすための駆動装置を有する駐車装置を制御する制御装置であって、
鍵手段の抜き差しが可能な抜位置、前記駆動装置の動作を停止した状態にするための切位置、前記駆動装置の動作を可能な状態にするための入位置、及び、前記切位置と前記抜位置との間において前記鍵手段の回転を制限する回転制御手段を含む鍵操作スイッチ、並びに、前記ゲートの閉扉を受付ける手段、を備える操作盤と、
前記ゲートが開いている場合に前記回転制御手段によって前記回転が制限され、前記ゲートの閉扉の指示に応じて前記ゲートが閉じた場合に、前記回転制御手段を解除するように制御する制御盤と、を備える制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記駆動装置は、前記車両を載置するためのパレットの移動を可能にし、
前記制御盤は、前記ゲートが開いている場合、又は、前記ゲートが閉じた場合であって、前記パレットが所定の位置から離隔して配置されている場合に、前記回転制御手段によって前記回転を制限するように制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記駆動装置は、前記車両を載置するためのパレットの移動を可能にし、
前記制御盤は、前記ゲートの閉扉の指示に応じて前記ゲートが閉じきると共に、前記パレットが所定の位置に配置されている場合に、前記回転制御手段による前記回転の制限を解除しているように制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記駆動装置は、前記車両を載置するためのパレットの移動を可能にし、
前記制御盤は、前記ゲートの閉扉の指示に応じて前記ゲートが閉じきると共に、前記パレットが停止している場合に、前記回転制御手段による前記回転の制限を解除しているように制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記鍵操作スイッチは閉位置を含み、
前記ゲートの閉扉を受け付ける手段は前記操作盤に設けられ前記ゲートを動作開始させるためのボタン及び前記閉位置を含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記鍵手段が切位置の状態のとき、前記回転制御手段によって前記回転が制限されている、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記回転制御手段はソレノイドロックを含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
車両の入出庫口に設けられ、前記車両の入出庫を制御するゲートを動かすための駆動装置を制御するために、鍵手段の抜き差しが可能な抜位置、前記駆動装置の動作を停止した状態にするための切位置、前記駆動装置の動作を可能な状態にするための入位置、及び、前記切位置と前記抜位置との間において前記鍵手段の回転を制限する回転制御手段を含む鍵操作スイッチ、並びに、前記ゲートの閉扉を受付ける手段を備える駐車装置の制御方法であって、
前記ゲートが開いている場合に前記回転制御手段によって前記回転が制限された状態において、前記ゲートを閉じるための処理を実行し、
前記ゲートが閉じきると、前記回転制御手段による前記回転の制限を解除する、制御方法。
【請求項9】
前記駆動装置は、前記車両を載置するためのパレットの移動を可能にし、
前記ゲートを閉じるための処理は、前記パレットが所定の位置から離隔して配置されている場合に前記回転制御手段によって前記回転が制限された状態において、実行される、請求項8に記載の制御方法。
【請求項10】
前記駆動装置は、前記車両を載置するためのパレットの移動を可能にし、
前記回転制御手段による前記回転の制限を解除することは、前記ゲートが閉じきると共に、前記パレットが所定の位置に配置されている場合に実行される、請求項8に記載の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態の一つは、自動車などの車両を駐車する駐車装置を制御する制御装置、駐車装置の制御方法、又は、駐車装置の制御方法を制御装置に実行させるためのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両の駐車装置として、パレット上に車両を載置して立体的に積み重ねて駐車させる、多段式駐車装置が知られている。多段式駐車装置では、パレットを上下方向又は横方向に移動させ、入出庫口まで移動したパレットに載置されている車両を出し入れすることができる。
【0003】
このような多段式駐車装置は、パレットの移動を操作するための操作盤を有する。多段式駐車装置の利用者は、操作盤を操作してパレットの呼び出し又は入出庫扉の開閉を行い、車両を入出庫させることができる。なお、操作盤には、安全面の観点から、利用者が駐車装置を停止することができるように、非常停止ボタンを備えることが一般的である。
【0004】
例えば、特許文献1には、安全面の観点から、車高が制限高さ超過の車両を上段パレットに駐車した状態で利用者(例えば、運転手)が駐車装置から離れないようにすることを目的として、駐車装置の全ての機械的動作を停止させる非常停止スイッチ(非常停止ボタンに相当)と、抜位置、切位置及び入位置の3ノッチ及びキーロック機構を含むキースイッチを有する操作部などにより安全ゲートの開閉が可能であり、安全キーが入位置でキーロックがかかる(キーロック機構が機能する)駐車装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-127690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方で、引用文献1に記載の駐車装置において、何らかの異常が発生して、利用者が非常停止スイッチを操作できない場合には、駐車装置を緊急停止(電源オフ)することができない。
【0007】
本発明の実施形態の課題の一つは、何らかの異常が発生して、利用者が非常停止スイッチを操作できない場合であっても、駐車装置を停止することにある。また、本発明の実施形態の課題の一つは、安全ゲートの開閉時における駐車装置内への人の侵入を防ぐために、安全ゲートが完全に閉まってから、利用者の移動を可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態の一つに係る制御装置は、車両の入出庫口に設けられ、前記車両の入出庫を制御するゲートを動かすための駆動装置を有する駐車装置を制御する制御装置であって、鍵手段の抜き差しが可能な抜位置、前記駆動装置の動作を停止した状態にするための切位置、前記駆動装置の動作を可能な状態にするための入位置、及び、前記切位置と前記抜位置との間において前記鍵手段の回転を制限する回転制御手段を含む鍵操作スイッチ、並びに、前記ゲートの閉扉を受付ける手段、を備える操作盤と、前記ゲートが開いている場合に前記回転制御手段によって前記回転が制限され、前記ゲートの閉扉の指示に応じて前記ゲートが閉じた場合に、前記回転制御手段を解除するように制御する制御盤と、を備える。
【0009】
本発明の実施形態の一つに係る制御方法は、車両の入出庫口に設けられ、前記車両の入出庫を制御するゲートを動かすための駆動装置を制御するために、鍵手段の抜き差しが可能な抜位置、前記駆動装置の動作を停止した状態にするための切位置、前記駆動装置の動作を可能な状態にするための入位置、及び、前記切位置と前記抜位置との間において前記鍵手段の回転を制限する回転制御手段を含む鍵操作スイッチ、並びに、前記ゲートの閉扉を受付ける手段を備える駐車装置の制御方法であって、前記ゲートが開いている場合に前記回転制御手段によって前記回転が制限された状態において、前記ゲートを閉じるための処理を実行し、前記ゲートが閉じきると、前記回転制御手段による前記回転の制限を解除する。
【0010】
本発明の実施形態の一つに係るプログラムは、前記制御方法を、前記駐車装置に含まれる制御装置に実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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