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公開番号2025146501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024047325
出願日2024-03-22
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250926BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員の保持性を適切に確保できる車両用シートを提供する。
【解決手段】車両用シート10は、シートクッション12と、リクライニング可能なシートバック14と、を備える。シートクッション12は、シート幅方向中央部に位置するメイン部22と、メイン部22のシート幅方向両側に位置する一対の土手部24と、を有する。一対の土手部24は、メイン部22に対して隆起している。土手部24は、シート上下方向に移動可能な可動土手部24Bを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートクッションと、
リクライニング可能なシートバックと、
を備え、
前記シートクッションは、
シート幅方向中央部に位置するメイン部と、
前記メイン部のシート幅方向両側に位置し、前記メイン部に対して隆起した一対の土手部と、
を有し、
前記土手部は、シート上下方向に移動可能な可動土手部を有する、
車両用シート。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記可動土手部は、前記土手部のシート後方側の一部を構成する、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記可動土手部の移動機構は、シート幅方向に沿う回転軸をシート前側に有する回転式である、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記車両用シートは、前記メイン部の後部が持ち上がる機構である骨盤サポート機構を有する、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記可動土手部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
車両走行時には、車両停車時よりも、前記可動土手部を上側の位置に設定する、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記可動土手部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記骨盤サポート機構により前記メイン部の前記後部が持ち上がっているとき、前記可動土手部を上昇させる、
請求項4に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
着座した乗員の保持性を確保するため、シートクッションに一対の土手部が形成された車両用シートが知られている(例えば特許文献1)。カーブを曲がる際など、一対の土手部によって乗員を保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-185084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、乗員の保持性を適切に確保できる車両用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様の車両用シートは、シートクッションと、リクライニング可能なシートバックと、を備え、前記シートクッションは、シート幅方向中央部に位置するメイン部と、前記メイン部のシート幅方向両側に位置し、前記メイン部に対して隆起した一対の土手部と、を有し、前記土手部は、シート上下方向に移動可能な可動土手部を有する。
【0006】
本態様では、車両用シートは、シートクッションと、リクライニング可能なシートバックと、を備える。シートクッションは、シート幅方向中央部に位置するメイン部と、メイン部のシート幅方向両側に位置する一対の土手部と、を有する。一対の土手部は、メイン部に対して隆起している。このため、一対の土手部によって、乗員に対するシート幅方向の保持性が確保される。
【0007】
更に、本態様では、土手部は、シート上下方向に移動可能な可動土手部を有する。
このため、状況に応じて、乗員に対するシート幅方向の保持性を変化させることができる。例えば、シートバックのリクライニング状態(例えば自動運転時)に応じて、可動土手部の高さを自動又は手動で変化させることができる。以って、乗員の保持性を適切に確保できる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様において、前記可動土手部は、前記土手部のシート後方側の一部を構成する。
【0009】
ところで、土手部の全体又はほぼ全体が可動土手部である場合、可動土手部を上側に移動した際に、乗員の膝付近又は大腿部の自由度が下がってしまい、座り心地が低下するおそれがある。そこで、本態様では、可動土手部は、土手部のシート後方側の一部を構成する。このため、乗員の膝付近又は大腿部の自由度を確保したまま、骨盤側方の保持性を向上することができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1又は第2の態様において、前記可動土手部の移動機構は、シート幅方向に沿う回転軸をシート前側に有する回転式である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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