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公開番号2025145367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045504
出願日2024-03-21
発明の名称シートカバー及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/58 20060101AFI20250926BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員との接触面において触感の統一を図りつつ、乗員との接触面に皺等が発生することを抑制することができるシートカバー及び車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10のシートバックカバー20が、弾性を有する材質で構成されると共に、その表面が乗員との接触面12Aの一部を構成する表皮材22と、表皮材22における表面と反対側の裏面に沿うように配置されたウレタンフォームスラブ24とを備えている。そして、シートバックカバー20は、表皮材22に張力が発生している状態で、表皮材22がウレタンフォームスラブ24に接合されることで湾曲している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乗員を支持するシートパッドに被覆可能とされ、
表面が前記乗員との接触面の一部を構成しかつ弾性を有する材質で構成された表皮材と、
前記表皮材における前記表面と反対側の裏面に沿うように配置されたウレタンフォームスラブと、を備え、
前記表皮材に張力が発生している状態で当該表皮材が前記ウレタンフォームスラブに接合されることで湾曲している、
シートカバー。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記表皮材の第1縁部における前記ウレタンフォームスラブとの第1縫い代部にV字状の第1ノッチ部が形成されると共に、
前記ウレタンフォームスラブの第2縁部における前記表皮材との第2縫い代部にV字状の第2ノッチ部が形成され、
前記表皮材には前記第1縁部から前記第1ノッチ部の頂点に向かう方向に張力が発生し、
前記表皮材側から見て前記第1ノッチ部の内側に前記第2ノッチ部が露出している、
請求項1に記載のシートカバー。
【請求項3】
前記乗員を支持する湾曲した支持面を備えた前記シートパッドと、
前記シートパッドを被覆しかつ前記支持面に対して配置された請求項1又は請求項2に記載のシートカバーと、
を備える車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートカバー及び車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両用シートに関する発明が開示されている。この車両用シートでは、シート表皮(シートカバー)の一部を構成するウレタンフォームスラブにスリットが形成されており、シート表皮をシートパッドの曲面に沿って配置したときに、シート表皮の表面に皺等が発生することを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-217801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に係る先行技術では、シート表皮においてウレタンフォームスラブにスリットが形成されている箇所と、その他の箇所とで触感等が異なったものとなることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、乗員との接触面において触感の統一を図りつつ、乗員との接触面に皺等が発生することを抑制することができるシートカバー及び車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るシートカバーは、乗員を支持するシートパッドに被覆可能とされ、表面が前記乗員との接触面の一部を構成しかつ弾性を有する材質で構成された表皮材と、前記表皮材における前記表面と反対側の裏面に沿うように配置されたウレタンフォームスラブと、を備え、前記表皮材に張力が発生している状態で当該表皮材が前記ウレタンフォームスラブに接合されることで湾曲している。
【0007】
第1の態様に係るシートカバーによれば、乗員を支持するシートパッドを被覆することができる。
【0008】
ところで、シートパッドにおいて乗員を支持する支持面は、湾曲している傾向にあるため、シートカバーを、この支持面に沿うように配置すると、シートカバーの表面に皺等が発生することが考えられる。
【0009】
この点、シートカバーの一部を構成するウレタンフォームスラブにスリットを形成することでウレタンフォームスラブの復元力を低減させ、シートカバーをシートパッドの支持面に沿って配置したときに、シートカバーの表面に皺等が発生することを抑制することが考えられる。
【0010】
しかしながら、このような構成を採用すると、シートカバーにおいてウレタンフォームスラブにスリットが形成されている箇所と、その他の箇所とで触感等が異なったものとなることが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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