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公開番号
2025113853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008229
出願日
2024-01-23
発明の名称
アームレスト装置
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/75 20180101AFI20250728BHJP(車両一般)
要約
【課題】アームレストにテーブルが取付けられた構成において、アームレストを格納位置へ移動させる際に、テーブルの上に存在している物品が散乱することを抑制する。
【解決手段】アームレスト駆動部は、テーブル22が取付けられたアームレスト18を、対応するシート10の前方にテーブル22が位置する展開位置(実線で示す)と、テーブル22がシート10の上方へ退避する格納位置(破線で示す)と、の間で移動させることが可能とされている。また、物品検知部は、テーブル22の上に存在している物品を検知する。そして制御部は、展開位置から格納位置へのアームレスト18(およびテーブル22)の移動が指示された場合、物品検知部によって物品が検知されていないときに、アームレスト駆動部によってアームレスト18を格納位置へ移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
テーブルが取付けられたアームレストを、対応するシートの前方に前記テーブルが位置する展開位置と、前記テーブルが前記シートの上方へ退避する格納位置と、の間で移動させることが可能な駆動部と、
前記テーブルの上に存在している物品を検知する検知部と、
前記展開位置から前記格納位置への前記アームレストの移動が指示された場合、前記検知部によって前記物品が検知されていないときに、前記駆動部によって前記アームレストを前記格納位置へ移動させる制御部と、
を含むアームレスト装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記展開位置から前記格納位置への前記アームレストの移動が指示された場合、前記検知部によって前記物品が検知されているときには、前記検知部によって前記物品が検知されなくなる迄の間、前記駆動部によって前記アームレストを前記格納位置へ移動させることを待機する請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記展開位置から前記格納位置への前記アームレストの移動が指示された場合、前記検知部によって前記物品が検知されているときには、前記物品の除去を促すための第1のアラームを通知部から出力させる請求項1記載のアームレスト装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記駆動部によって前記アームレストを前記格納位置へ移動させる場合に、乗員の注意を促すための第2のアラームを通知部から出力させる請求項1記載のアームレスト装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はアームレスト装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、降車意思検出部が乗員の降車意思を検出した場合に、車両に搭載されるシートの車幅方向外側に設けられるアームレストを、乗員がシートから障害無く離れることができる位置に退避させるように駆動部を制御する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-245950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アームレストが展開位置に位置している状態でシートの前方(シートに着座している乗員の前方)にテーブルが位置するように、アームレストにテーブルを取付ける構成が提案されている。この構成では、アームレストが展開位置に位置している状態で、シートに着座している乗員が前方のテーブルにPC(Personal Computer)などの物品を自由に載置可能である。このため、特許文献1に記載の技術のようにアームレストを自動でアームレストを格納位置に移動させる際、テーブルの上に物品が存在していたとすると、アームレストの移動に伴って物品が散乱する虞がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、アームレストにテーブルが取付けられた構成において、アームレストを格納位置へ移動させる際に、テーブルの上に存在している物品が散乱することを抑制できるアームレスト装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るアームレスト装置は、テーブルが取付けられたアームレストを、対応するシートの前方に前記テーブルが位置する展開位置と、前記テーブルが前記シートの上方へ退避する格納位置と、の間で移動させることが可能な駆動部と、前記テーブルの上に存在している物品を検知する検知部と、前記展開位置から前記格納位置への前記アームレストの移動が指示された場合、前記検知部によって前記物品が検知されていないときに、前記駆動部によって前記アームレストを前記格納位置へ移動させる制御部と、を含んでいる。
【0007】
第1の態様では、アームレストにテーブルが取付けられており、駆動部は、アームレストを、対応するシートの前方にテーブルが位置する展開位置と、テーブルがシートの上方へ退避する格納位置と、の間で移動させることが可能とされている。また、検知部はテーブルの上に存在している物品を検知し、制御部は、展開位置から格納位置へのアームレストの移動が指示された場合、検知部によって前記物品が検知されていないときに、駆動部によってアームレストを格納位置へ移動させる。これにより、テーブルの上に物品が存在しているときにはアームレストが格納位置へ移動されないので、アームレストを格納位置へ移動させる際に、テーブルの上に存在している物品が散乱することを抑制することができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、前記制御部は、前記展開位置から前記格納位置への前記アームレストの移動が指示された場合、前記検知部によって前記物品が検知されているときには、前記検知部によって前記物品が検知されなくなる迄の間、前記駆動部によって前記アームレストを前記格納位置へ移動させることを待機する。
【0009】
第2の態様において、制御部は、検知部によって前記物品が検知されているときには、検知部によって前記物品が検知されなくなる迄の間、駆動部によってアームレストを格納位置へ移動させることを待機する。これにより、アームレストにテーブルが取付けられた構成において、アームレストを格納位置へ移動させる際に、テーブルの上に存在している物品が散乱することを確実に抑制することができる。
【0010】
第3の態様は、第1の態様において、前記制御部は、前記展開位置から前記格納位置への前記アームレストの移動が指示された場合、前記検知部によって前記物品が検知されているときには、前記物品の除去を促すための第1のアラームを通知部から出力させる。
(【0011】以降は省略されています)
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