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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025131436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029191
出願日
2024-02-28
発明の名称
アームレスト回転制動構造
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/75 20180101AFI20250902BHJP(車両一般)
要約
【課題】節度感を得るに当たって部品点数の増加を抑制することが可能なアームレスト回転制動構造を得る。
【解決手段】アームレスト回転制動構造10は、回転制動部材50を含み、当該回転制動部材50は、アームレスト40が配置された右側シートバックフレーム部28に設けられ、アームレスト40が回転する際、当該回転制動部材50にはアームレスト40の後端部40Aが当接する。これにより、当該アームレスト40には摺動抵抗が作用し、アームレスト40の回転は制動される。その結果、アームレスト40において節度感を得ることが可能となる。ここでは、アームレスト40のヒンジ部42において回転制動部材50に相当する部材を設ける必要が無いため、ヒンジ部42周りの構成を簡素化でき、ヒンジ部42において部品点数を削減することが可能となる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のリヤシートにおける車両幅方向の中央部において、シート幅方向に沿って設けられたヒンジ部を中心にシート上下方向に沿って配置される格納位置とシート前後方向に沿って配置される展開位置の間を回転可能に支持されたアームレストと、
前記アームレストが配置された骨格部材に設けられ、当該アームレストが回転する際に前記アームレストの後端部が当接し当該アームレストの回転を制動する回転制動部材と、
を含んで構成されているアームレスト回転制動構造。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記骨格部材は、略矩形状を成すフレームであり、
前記回転制動部材は、前記フレームの下部を構成しシート幅方向に沿って延在するロアフレームに設けられ、シート前方側へ向かって突出し前記アームレストが回転する際に前記アームレストの後端部が当接して当該アームレストの回転を制動する第1凸部が形成されたワイヤとされている請求項1に記載のアームレスト回転制動構造。
【請求項3】
前記ワイヤは、チャイルドシートから延びるトップテザーが係止可能とされるテザーワイヤとされている請求項2に記載のアームレスト回転制動構造。
【請求項4】
前記第1凸部は、シート前方側へ向かって突出し、前記アームレストが回転する際に前記アームレストに対して制動力を付与すると共に、前記アームレストが前記展開位置から前記格納位置へ回転する際に当該アームレストを格納方向へ付勢する付勢力を付与する請求項2に記載のアームレスト回転制動構造。
【請求項5】
前記第1凸部の上方側には、シート前方側へ向かって突出し、前記アームレストが前記格納位置から前記展開位置へ回転する際に当該アームレストを展開方向へ付勢する付勢力を付与する第2凸部が形成されている請求項2に記載のアームレスト回転制動構造。
【請求項6】
前記アームレストの後端部には、当該アームレストの表皮を係止する樹脂ファスナーが設けられ、前記樹脂ファスナーが前記回転制動部材に当接可能とされる請求項1に記載のアームレスト回転制動構造。
【請求項7】
前記骨格部材は、略矩形状を成すフレームであり、
前記回転制動部材は、
前記フレームの下部を構成しシート幅方向に沿って延在するロアフレーム側を開口とする略逆U字状を成す線材と、
前記線材において対向する一対のサイド部に架け渡され、前記アームレストの後端部が当接して当該アームレストの回転を制動可能な摩擦部材と、
を含んで構成されている請求項1に記載のアームレスト回転制動構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アームレスト回転制動構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アームレストの骨格を構成するアームレストフレームとアームレストの回転中心となる取付軸(ヒンジ部)を支持する取付ブラケットとの間に、アームレストを格納姿勢(格納位置)で保持するガイド保持機構が設けられた技術が開示されている。このガイド保持機構は、ガイドピン及びガイド溝を有しており、取付ブラケットに形成されたガイド溝に対してガイドピンが係合される。
【0003】
また、ガイド保持機構には、ガイドピンの移動(回転)を規制してアームレストを格納姿勢に保持する移動規制手段が設けられており、移動規制手段は、ガイドピンが当接すると弾性変形して保持する樹脂製の規制部位を備えた嵌合部材と、取付ブラケットに取付ける外側取付部を有している。そして、当該嵌合部材をガイド溝に嵌合させることによって、嵌合部材はガイド溝の内周面に当接して正確な位置決めがなされ、また、ガイドピンが当接することで規制部位は弾性変形し、これにより、振動に対する防振性を向上させ異音の発生を防止できるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5562686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記先行技術では、アームレストを回転させる際に節度感を得ることが可能となるものの部品点数が多くなってしまう。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、節度感を得るに当たって部品点数の増加を抑制することが可能なアームレスト回転制動構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係るアームレスト回転制動構造は、車両のリヤシートにおける車両幅方向の中央部において、シート幅方向に沿って設けられたヒンジ部を中心にシート上下方向に沿って配置される格納位置とシート前後方向に沿って配置される展開位置の間を回転可能に支持されたアームレストと、前記アームレストが配置された骨格部材に設けられ、当該アームレストが回転する際に前記アームレストの後端部が当接し当該アームレストの回転を制動する回転制動部材と、を含んで構成されている。
【0008】
第1の態様に係るアームレスト回転制動構造では、アームレスト及び回転制動部材を含んで構成されている。アームレストは、車両のリヤシートにおける車両幅方向の中央部に設けられており、シート幅方向に沿って設けられたヒンジ部を中心に回転可能に支持される。そして、当該アームレストは、シート上下方向に沿って配置される格納位置とシート前後方向に沿って配置される展開位置の間を回転可能とされている。
【0009】
一方、回転制動部材は、アームレストが配置された骨格部材に設けられている。そして、アームレストが回転する際に、当該回転制動部材にはアームレストの後端部が当接し、これにより当該アームレストには摺動抵抗が作用しアームレストの回転が制動される。その結果、本態様では、アームレストにおいて節度感を得ることが可能となり、当該アームレストに対して高級感を得ることが可能となる。
【0010】
また、本態様では、アームレストが配置された骨格部材に設けられた回転制動部材に対してアームレストの後端部が当接することで当該アームレストの回転が制動されるため、アームレストのヒンジ部周りの構成を簡素化することができ、ヒンジ部において部品点数を削減することが可能となる。なお、ここでの「制動」は、アームレストの回転を減速させる意味で用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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