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公開番号
2025120845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015972
出願日
2024-02-05
発明の名称
車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/66 20060101AFI20250808BHJP(車両一般)
要約
【課題】バックレストをリクライニングさせた状態でも骨盤サポートから受ける違和感を抑制することが可能な車両用シートを得る。
【解決手段】バックレスト14をリクライニングさせると、乗員Pの荷重により骨盤サポート66がコイルばね64の付勢力に抗してシート前後方向の後方側へ退避するようになっている。これにより、バックレスト14をリクライニングさせた状態で、乗員Pに対して骨盤サポート66が強く当接する可能性は低減され、骨盤サポート66から受ける違和感を抑制することが可能となる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持するバックレストと、
前記バックレストに設けられ、当該バックレストに設けられた付勢部材の付勢力により前記乗員の腰部を支持すると共に、当該バックレストをリクライングさせると当該乗員の荷重により前記付勢部材の付勢力に抗してシート前後方向の後方側へ退避する骨盤サポートと、
を備えた車両用シート。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記バックレストは、
前記バックレストの骨格を構成する枠状のフレームと、
前記フレームの内側に配置され、前記乗員の背部を支持する支持部材と、
を含んで構成され、
前記骨盤サポートは、前記支持部材の下端部に設けられ、当該支持部材に対して前記付勢部材を介してシート幅方向に沿った軸線を中心に揺動可能に支持されている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記支持部材は、前記フレームに取り付けられ、前記乗員の背部を支持するランバーマットであり、
前記骨盤サポートは、
前記乗員の腰部を支持する骨盤サポート本体と、
前記ランバーマットの下端部におけるシート幅方向の端部にそれぞれ設けられた一対のブラケットと、
前記一対のブラケットに対してシート幅方向に沿った軸線を中心に揺動可能に設けられ、前記骨盤サポート本体を支持する一対のアームと、
を含んで構成されている請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記一対のアームは、
前記付勢部材がそれぞれ設けられた一対の軸部と、
前記骨盤サポート本体を支持する一対の支持片と、
前記骨盤サポート本体がシート前後方向の前方側へ付勢された状態で前記一対のブラケットにそれぞれ当接する一対の当接片と、
を含んで構成されている請求項3に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、シートバック内に設けられた押圧支持部材によって乗員の腰部が押圧支持される車両用シートに関する技術が開示されている。この先行技術では、シートクッションに対してシートバックがシート後側へ傾倒(リクライニング)される際に、連動手段によって押圧支持部材がシートバックに対しシート前側へと相対移動するようになっている。これにより、乗員の腰部と押圧支持部材との離間状態が抑制され、シートバックにもたれる乗員に対して違和感を与えないようにするというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-173170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術では、シートバック(以下、「バックレスト」と称する)をリクライニングさせた場合に、バックレストのクッションと押圧支持部材(骨盤サポート)の間に段差ができ、これにより、腰部が押圧され違和感を覚える可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、バックレストをリクライニングさせた状態でも骨盤サポートから受ける違和感を抑制することが可能な車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両用シートは、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションと、前記乗員の背部を支持するバックレストと、前記バックレストに設けられ、当該バックレストに設けられた付勢部材の付勢力により前記乗員の腰部を支持すると共に、当該バックレストをリクライングさせると当該乗員の荷重により前記付勢部材の付勢力に抗してシート前後方向の後方側へ退避する骨盤サポートと、を備えている。
【0007】
第1の態様に係る車両用シートでは、シートクッション、バックレスト及び骨盤サポートを備えている。シートクッションは乗員の臀部及び大腿部を支持し、バックレストは乗員の背部を支持する。また、骨盤サポートは、バックレストに設けられており、当該バックレストに設けられた付勢部材の付勢力により乗員の腰部を支持すると共に、バックレストをリクライニングさせると当該乗員の荷重により付勢部材の付勢力に抗して骨盤サポートがシート前後方向の後方側へ退避するようになっている。
【0008】
本態様では、付勢部材の付勢力により骨盤サポートを介して乗員の腰部がサポートされるため、バックレストが起立した状態では、付勢部材の付勢力はシート前方側へ向かって作用する。ここで、バックレストが起立した状態では、乗員の荷重はシート下方側へ作用しシートクッションによって主に支持される。
【0009】
一方、バックレストがリクライニングした状態では、乗員の荷重はバックレスト及びシートクッションに分散された状態で当該バックレスト及び当該シートクッションによって支持される。このとき、骨盤サポートは、乗員の荷重により付勢部材の付勢力に抗してシート前後方向の後方側へ退避する。
【0010】
バックレストに作用する乗員の荷重は、バックレストが起立した状態よりもバックレストがリクライニングした状態の方が大きく、バックレストがリクライニングした状態では、当該バックレストは乗員の荷重に対応して沈み込む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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