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公開番号2025099539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216258
出願日2023-12-21
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約【課題】クッション調整機構及び駆動装置を備える車両用シートにおいて、駆動力の向上又はシートクッションの小型化をする。
【解決手段】車両用シート10は、シートクッション12と、シートクッション12を動かすためのクッション調整機構30と、クッション調整機構30を駆動する駆動装置70と、を備える。駆動装置70は、シート幅方向一方側に設けられる一方側モータ72Aと、シート幅方向他方側に設けられる他方側モータ72Bと、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートクッションと、
前記シートクッションの位置又は姿勢を調整するためのクッション調整機構であって、シート幅方向一方側に設けられる一方側機構と、シート幅方向他方側に設けられる他方側機構と、を含む前記クッション調整機構と、
前記クッション調整機構を駆動する駆動装置であって、シート幅方向一方側に設けられる一方側モータと、シート幅方向他方側に設けられる他方側モータと、を含む前記駆動装置と、
を備える車両用シート。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記一方側モータは、前記一方側機構よりもシート幅方向一方側に位置し、
前記他方側モータは、前記他方側機構よりもシート幅方向他方側に位置する、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記クッション調整機構は、スライド機構であり、
前記一方側機構及び前記他方側機構の各々は、車体に固定される車体側部材と、前記車体側部材に対してシート前後方向に移動可能に構成されるシート側部材と、を備える、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記シート側部材には、ピニオンギヤを有する前記一方側モータ又は前記他方側モータが固定され、
前記車体側部材には、前記ピニオンギヤとかみ合うラックギヤが固定される、
請求項3に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記ラックギヤは、前記車体側部材のロアレールのシート幅方向外側面に固定される、
請求項4に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記車両用シートは、リフタ機構を備え、
前記リフタ機構は、シート幅方向一方側に設けられる一方側リフタ機構と、シート幅方向他方側に設けられる他方側リフタ機構と、を備え、
前記一方側リフタ機構及び前記他方側リフタ機構の各々は、フロントリンクと、リアリンクと、を備え、
前記一方側モータ及び前記他方側モータの各々は、前記リアリンクの下部を回転可能に保持するリアライザに取り付けられる、
請求項4又は請求項5に記載の車両用シート。
【請求項7】
前記一方側モータは、前記一方側機構を構成する一方側スライドレールよりもシート幅方向一方側に位置し、
前記他方側モータは、前記他方側機構を構成する他方側スライドレールよりもシート幅方向他方側に位置する、
請求項3に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
スライド機構、リフタ機構、チルト機構等のクッション調整機構と、当該クッション調整機構を駆動する駆動装置としてのモータと、を備える車両用シートが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-55679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、クッション調整機構及び駆動装置を備える車両用シートにおいて、駆動力の向上又はシートクッションの小型化をすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様の車両用シートは、シートクッションと、前記シートクッションの位置又は姿勢を調整するためのクッション調整機構であって、シート幅方向一方側に設けられる一方側機構と、シート幅方向他方側に設けられる他方側機構と、を含む前記クッション調整機構と、前記クッション調整機構を駆動する駆動装置であって、シート幅方向一方側に設けられる一方側モータと、シート幅方向他方側に設けられる他方側モータと、を含む前記駆動装置と、を備える。
【0006】
本態様では、車両用シートは、シートクッションと、シートクッションの位置又は姿勢を調整するためのクッション調整機構と、クッション調整機構を駆動する駆動装置と、を備える。クッション調整機構は、例えばスライド機構、リフタ機構又はチルト機構である。
このため、駆動装置の力によってシートクッションの位置又は姿勢を調整することができる。
【0007】
また、本態様では、クッション調整機構は、シート幅方向一方側に設けられる一方側機構と、シート幅方向他方側に設けられる他方側機構と、を含む。ここで、仮に、駆動装置が1個のモータのみを含む場合は、必要な駆動力を得るために当該1個のモータが大型になる可能性がある。当該1個のモータによって一方側機構及び他方側機構の両方を駆動する必要があるためである。
そこで、本態様では、駆動装置は、シート幅方向一方側に設けられる一方側モータと、シート幅方向他方側に設けられる他方側モータと、を含む。
このため、クッション調整機構を駆動するために一方側モータと他方側モータとの2個のモータを用いることとなり、1個のモータを用いる態様と比較して、モータ1個当たりの小型化や駆動力の向上を図ることができる。モータ1個当たりの小型化が実現すると、シートクッションを小型化(例えば上下寸法の小型化)することができる。
【0008】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様において、前記一方側モータは、前記一方側機構よりもシート幅方向一方側に位置し、前記他方側モータは、前記他方側機構よりもシート幅方向他方側に位置する。
【0009】
本態様では、一方側モータは、一方側機構よりもシート幅方向一方側に位置し、他方側モータは、他方側機構よりもシート幅方向他方側に位置する。
このため、2個のモータは、クッション調整機構に対してシート幅方向外側に位置することとなる。その結果、シート幅方向中央部に位置する他の部品と2個のモータとの干渉の問題が起こらないため、部品の配置の自由度が確保される。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、第1又は第2の態様において、前記クッション調整機構は、スライド機構であり、前記一方側機構及び前記他方側機構の各々は、車体に固定される車体側部材と、前記車体側部材に対してシート前後方向に移動可能に構成されるシート側部材と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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