TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025083588
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025044848,2021092557
出願日2025-03-19,2021-06-01
発明の名称駐車装置
出願人日本発條株式会社,株式会社ニッパツパーキングシステムズ
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類E04H 6/18 20060101AFI20250523BHJP(建築物)
要約【課題】電磁接触器の異常を判定する駐車装置を提供すること
【解決手段】駐車装置は、対象物を作動するモータと、動力供給ラインと、第1の主接点および第1の主接点と連動する第1の補助接点を含み、第1の主接点においてモータおよび動力供給ラインと接続し、動力供給ラインからモータへの動力の供給を制御する電磁接触器と、電磁接触器と接続し、第1の主接点を閉じるように電磁接触器を制御する第1の制御信号を送信する第1の制御部と、第1の補助接点に接続し、第1の補助接点の開閉状態を検出する第1の検出部と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両を載置可能な第1乃至第nのパレットおよび前記1乃至第nのパレットのそれぞれを作動する第1乃至第nのモータを含む駐車装置であって、
動力電源と、
前記動力電源と接続された電磁接触器と、
前記電磁接触器と接続され、前記電磁接触器を介して前記動力電源から前記第1乃至第nのモータに動力を供給する動力供給ラインと、
制御信号ラインを介して前記電磁接触器と接続される制御部および検出信号ラインを介して前記電磁接触器と接続される検出部を含む制御回路と、を含み、
前記検出部は、前記電磁接触器が正常に動作しているか否かを判定した結果を含む信号を生成し、
前記制御部は、前記信号に基づき、前記電磁接触器を制御する、駐車装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記信号が前記電磁接触器の故障を示す異常信号であるとき、前記制御部から前記電磁接触器への制御信号が送信されず、前記動力電源から前記動力供給ラインに前記動力が供給されない、請求項1に記載の駐車装置。
【請求項3】
前記電磁接触器は、主接点および前記主接点と連動する補助接点を含み、
前記制御信号ラインは、前記主接点と接続され、
前記検出信号ラインは、前記補助接点と接続され、
前記制御部は、前記主接点を閉じるように前記電磁接触器を制御する制御信号を送信し、
前記検出部は、前記補助接点の開閉状態を検出する、請求項1に記載の駐車装置。
【請求項4】
前記検出部が前記補助接点の閉状態を検出したとき、前記制御部から前記制御信号が送信されない、請求項3に記載の駐車装置。
【請求項5】
前記電磁接触器にサーマルリレーが設けられている、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項6】
前記電磁接触器の個数は2個であり、
2個の前記電磁接触器の少なくとも1個が前記動力電源と接続されている、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項7】
前記制御回路は、前記動力電源を含む制御盤に設けられている、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の駐車装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、自動車などの車両を駐車するための駐車装置に関する。また、本発明の一実施形態は、自動車などの車両を駐車するための駐車装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両の駐車装置として、パレット上に車両を載置して立体的に積み重ねて駐車させる、多段式駐車装置が知られている。多段式駐車装置では、パレットを上下方向または横方向に移動させ、入出庫口まで移動したパレットに載置されている車両を出し入れすることができる。
【0003】
パレットの移動は、パレットに備えられた搬送装置のモータの駆動によって行われるが、モータには動力の供給を制御する電磁接触器が接続されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、多段式駐車装置の利用者が、操作盤において車両の入出庫の操作を行うと、電磁接触器が制御され、モータに動力が供給されて所定のパレットが入出庫口まで移動する。これにより、利用者は、所定のパレットを利用して車両の入出庫させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-049175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、電磁接触器の故障の一つとして、接点の溶着がある。接点の溶着が起きると、接点が閉じたまま(繋がったまま)となり、モータへの動力の供給が可能な状態となる。この場合、移動する必要のないパレットに動力が供給されることになるため、場合によっては、パレットが移動し、車両同士が接触する事故が発生する。したがって、このような事故を未然に防ぐためにも、パレットが移動するときに、電磁接触器または電磁開閉器が故障しているか否かを判定する必要があった。
【0006】
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑み、電磁接触器の異常を判定する駐車装置を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一実施形態は、電磁接触器の異常を判定する駐車装置の制御方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態の駐車装置は、対象物を作動するモータと、動力供給ラインと、第1の主接点および第1の主接点と連動する第1の補助接点を含み、第1の主接点においてモータおよび動力供給ラインと接続し、動力供給ラインからモータへの動力の供給を制御する電磁接触器と、電磁接触器と接続し、第1の主接点を閉じるように電磁接触器を制御する第1の制御信号を送信する第1の制御部と、第1の補助接点に接続し、第1の補助接点の開閉状態を検出する第1の検出部と、を含む。
【0008】
第1の補助接点が閉じられているときに、第1の制御信号が送信されてもよい。
【0009】
電磁接触器にサーマルリレーが設けられていてもよい。
【0010】
また、本発明の一実施形態の駐車装置は、各々が対象物を作動する第1乃至第nのモータ(nは自然数)と、動力供給ラインと、各々が第1の主接点および第1の主接点と連動する第1の補助接点を含み、動力供給ラインから第1乃至第nのモータのそれぞれへの動力の供給を制御する第1乃至第nの電磁接触器と、第1乃至第nの電磁接触器と接続し、第1の主接点を閉じるように第1乃至第nの電磁接触器を制御する第1の制御信号を送信する第1の制御部と、第1乃至第nの電磁接触器の第1の補助接点が直列に接続された補助接点回路部に接続し、補助接点回路部の開閉状態を検出する第1の検出部と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本発條株式会社
冷却構造体
22日前
日本発條株式会社
押圧構造体
1か月前
日本発條株式会社
ばね構造体
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
乗員支持装置
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
26日前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
ベルトガイド
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
15日前
日本発條株式会社
車両用シート
13日前
日本発條株式会社
カップホルダ
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
ゲーム提供装置
1か月前
日本発條株式会社
テンションバランサ
1か月前
日本発條株式会社
測定装置および測定治具
8日前
日本発條株式会社
ディスク装置用サスペンション
1か月前
日本発條株式会社
センタアームレスト及び車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
シートスライド構造及び車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
シートバックロック装置及び車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
ヘッドレストグロメット及び車両用シート
7日前
日本発條株式会社
シートクッション長可変装置及び車両用シート
25日前
日本発條株式会社
シートクッション長可変装置及び車両用シート
25日前
日本発條株式会社
カップホルダー、アームレスト及び車両用シート
11日前
日本発條株式会社
リヤシートのシートバックカバー及びリヤシート
1日前
日本発條株式会社
駐車装置
4日前
日本発條株式会社
シートクッション、車両用シート及び踏み間違い抑制方法
1か月前
日本発條株式会社
接合方法および接合体
1か月前
日本発條株式会社
車両用シートフレーム構造
1か月前
日本発條株式会社
ベースプレート及びその製造方法、ヘッドサスペンション、並びに記録装置
1か月前
個人
住宅
1か月前
個人
キャチクランプ
14日前
個人
水害と共にある家
21日前
個人
津波と共にある漁港
21日前
積水樹脂株式会社
フェンス
1か月前
個人
パーティション
21日前
続きを見る