TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025083909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197571
出願日
2023-11-21
発明の名称
リヤシートのシートバックカバー及びリヤシート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/58 20060101AFI20250526BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートバックの背面に設けられるカーペットのシート幅方向の端末部の上端部がトリムカバーのサイドマチの上端部に縫製される構成において、カーペットのシート幅方向の端末部の剛性差を少なくする。
【解決手段】リヤシート10のシートバックカバー30は、シートバックパッド20に被せられるトリムカバー32と、シートバック14の背面に配置されるカーペット36とを備えている。トリムカバー32は、シートバックパッド20の側面を覆うサイドマチ34を有する。カーペット36は シート幅方向の端末部36Aの上端部にサイドマチ34の上端部と縫製された縫製部46を有すると共に、端末部36Aが折縫いされた折縫部48を有している。折縫部48の上端部は、縫製部46に対してシート幅方向の内側に並んで配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
リヤシートのシートバックのシートバックパッドに被せられると共に、前記シートバックパッドの側面を覆うサイドマチを有するトリムカバーと、
前記シートバックの背面に配置され、シート幅方向の端末部の上端部に前記サイドマチの上端部と縫製された縫製部を有すると共に、前記端末部が折縫いされた折縫部を有し、当該折縫部の上端部が前記縫製部に対してシート幅方向の内側に並んで配置されたカーペットと、
を備えたリヤシートのシートバックカバー。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記折縫部は、前記端末部の一部が前記カーペットの本体部側へ折り返された折返部を有しており、
前記折返部は、前記縫製部より前記シートバックの下方側に配置された切込みによってシートバックの上下方向に分割されている請求項1に記載のリヤシートのシートバックカバー。
【請求項3】
前記折返部の上部には、前記カーペットの上端から前記カーペットの下端側へ向けて切込まれたスリットが形成されており、
前記縫製部の上部及び上下方向中間部では、前記カーペットの前記端末部が1枚の状態で前記サイドマチと縫製されており、前記縫製部の下部では、前記端末部が2枚に折り重ねられた状態で前記サイドマチと縫製されている請求項2に記載のリヤシートのシートバックカバー。
【請求項4】
車両の乗員が着座するシートクッションと、
請求項1又は請求項2に記載のリヤシートのシートバックカバーを有し、前記乗員の背部を支持するシートバックと、
を備えたリヤシート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リヤシートに関し、特にシートバックのカバーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示されたシートバック構造では、前倒し可能なシートバックの背面に、ラゲッジルームの床面を構成するカーペットが設けられている。カーペットのシート幅方向の端末部は、シートカバー(トリムカバー)のシート幅方向の端末部に縫製されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-55335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シートバックの背面に設けられるカーペットのシート幅方向の端末部の上端部がトリムカバーのサイドマチの上端部に縫製され、当該縫製部よりシートバックの下方側でカーペットの端末部が折縫いされる場合がある。その場合、カーペットにおいて折縫いされている部分と折縫いされていない部分とに剛性差があり、折縫いされていない部分が変形しやすいため、当該部分にシワが発生する。また、カーペットにおいてサイドマチに縫製されている部分と縫製されずに折縫いされている部分の境目が、トリムカバーのカバーリング時に破れやすくなる。
【0005】
本発明は、シートバックの背面に設けられるカーペットのシート幅方向の端末部の上端部がトリムカバーのサイドマチの上端部に縫製される構成において、カーペットのシート幅方向の端末部の剛性差を少なくすることができるリヤシートのシートバックカバー及びリヤシートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のリヤシートのシートバックカバーは、リヤシートのシートバックのシートバックパッドに被せられると共に、前記シートバックパッドの側面を覆うサイドマチを有するトリムカバーと、前記シートバックの背面に配置され、シート幅方向の端末部の上端部に前記サイドマチの上端部と縫製された縫製部を有すると共に、前記端末部が折縫いされた折縫部を有し、当該折縫部の上端部が前記縫製部に対してシート幅方向の内側に並んで配置されたカーペットと、を備えている。
【0007】
第1の態様のリヤシートのシートバックカバーによれば、リヤシートのシートバックのシートバックパッドに被せられるトリムカバーは、シートバックパッドの側面を覆うサイドマチを有している。シートバックの背面に配置されるカーペットは、シート幅方向の端末部の上端部に、サイドマチの上端部と縫製された縫製部を有している。このカーペットは、上記の端末部が折縫いされた折縫部を有している。この折縫部の上端部は、上記の縫製部に対してシート幅方向の内側に並んで配置されている。つまり、カーペットのシート幅方向の端末部において、上記の縫製部が配置された高さにも折縫部が設けられている。これにより、上記の端末部の剛性差を少なくすることができる。
【0008】
第2の態様のリヤシートのシートバックカバーは、第1の態様において、前記折縫部は、前記端末部の一部が前記カーペットの本体部側へ折り返された折返部を有しており、前記折返部は、前記縫製部より前記シートバックの下方側に配置された切込みによってシートバックの上下方向に分割されている。
【0009】
第2の態様のリヤシートのシートバックカバーによれば、カーペットのシート幅方向の端末部に設けられた折縫部は、前記端末部の一部がカーペットの本体部側へ折り返された折返部を有している。この折返部は、上記端末部に設けられた縫製部よりシートバックの下方側に配置された切込みによってシートバックの上下方向に分割されている。これにより、切込みに対するシートバックの上側と下側とで折返部の折り返し位置を変えることができる。その結果、例えば縫製部と折縫部とのシート幅方向の配置の自由度が向上し、カーペットのシート幅方向の端末部の外観が良好になる。
【0010】
第3の態様のリヤシートのシートバックカバーは、第1の態様又は第2の態様において、前記折返部の上部には、前記カーペットの上端から前記カーペットの下端側へ向けて切込まれたスリットが形成されており、前記縫製部の上部及び上下方向中間部では、前記カーペットの前記端末部が1枚の状態で前記サイドマチと縫製されており、前記縫製部の下部では、前記端末部が2枚に折り重ねられた状態で前記サイドマチと縫製されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本発條株式会社
冷却構造体
22日前
日本発條株式会社
ばね構造体
1か月前
日本発條株式会社
押圧構造体
1か月前
日本発條株式会社
カップホルダ
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
13日前
日本発條株式会社
車両用シート
15日前
日本発條株式会社
乗員支持装置
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
26日前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
ベルトガイド
1か月前
日本発條株式会社
車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
ゲーム提供装置
1か月前
日本発條株式会社
テンションバランサ
1か月前
日本発條株式会社
測定装置および測定治具
8日前
日本発條株式会社
シートスライド構造及び車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
シートバックロック装置及び車両用シート
1か月前
日本発條株式会社
ヘッドレストグロメット及び車両用シート
7日前
日本発條株式会社
シートクッション長可変装置及び車両用シート
25日前
日本発條株式会社
シートクッション長可変装置及び車両用シート
25日前
日本発條株式会社
カップホルダー、アームレスト及び車両用シート
11日前
日本発條株式会社
リヤシートのシートバックカバー及びリヤシート
1日前
日本発條株式会社
駐車装置
4日前
日本発條株式会社
シートクッション、車両用シート及び踏み間違い抑制方法
1か月前
日本発條株式会社
接合方法および接合体
1か月前
日本発條株式会社
車両用シートフレーム構造
1か月前
日本発條株式会社
ベースプレート及びその製造方法、ヘッドサスペンション、並びに記録装置
1か月前
個人
カーテント
今日
個人
飛行自動車
3か月前
個人
車窓用防虫網戸
21日前
個人
警告装置
1か月前
個人
眼科手術車
4か月前
個人
小型EVシステム
1か月前
個人
授乳用車両
4か月前
日本精機株式会社
ケース
1か月前
続きを見る
他の特許を見る