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公開番号
2025085535
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199484
出願日
2023-11-24
発明の名称
コイルセグメントの成形装置及び方法
出願人
日本発條株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
41/04 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】より簡易にコイルセグメントの折り返し形状を設定することを可能にするコイルセグメントの成形装置を提供する。
【解決手段】線材Wの中間部Waを把持する第1型9及び第2型11と、線材Wの中間部Waと端部側部分Wbとの間に接触して折り曲げの起点となる突端部17と、突端部17の外側に隙間をあけて対向する移動路18上を移動可能に支持された押圧部15と、押圧部15の外側で押圧部15の移動をガイドし移動路18を画定するガイドと
を備え、押圧部15が、移動路18に応じて第1型9及び第2型11に把持された線材Wの端部側部分Wbを押圧して折り曲げを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定長さの線材を折り曲げて折り返し形状のコイルセグメントに成形するコイルセグメントの成形装置であって、
前記線材の中間部を把持する把持部と、
前記線材の前記中間部と該中間部よりも端部側に位置する端部側部分との間に接触して前記折り曲げの起点となる突端部と、
前記突端部の外側に隙間をあけて対向する移動路上を移動可能に支持された押圧部と、
前記押圧部の外側で前記押圧部の移動をガイドし前記移動路を画定するガイドと、
を備え、
前記押圧部が、前記移動路に応じて前記把持部に把持された前記線材の前記端部側部分を押圧して前記折り曲げを行う、
コイルセグメントの成形装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
請求項1のコイルセグメントの成形装置であって、
前記ガイドは、前記押圧部の移動を直線的な傾斜によりガイドする、
コイルセグメントの成形装置。
【請求項3】
請求項1のコイルセグメントの成形装置であって、
前記ガイドは、姿勢を変更可能に設けられ前記姿勢に応じて前記移動路の方向が変更可能である、
コイルセグメントの成形装置。
【請求項4】
請求項1のコイルセグメントの成形装置であって、
前記折り曲げ時に前記端部側部分を入れ込み前記端部側部分の前記押圧に対する受けを回避する回避空間を備えた、
コイルセグメントの成形装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項のコイルセグメントの成形装置であって、
前記把持部は、前記線材の前記中間部を挟む第1型及び第2型を備え、
前記突端部は、前記第1型に設けられた、
コイルセグメントの成形装置。
【請求項6】
請求項1~4の何れか一項のコイルセグメントの成形装置であって、
前記押圧部は、前記線材の端部が漸次近接するように前記折り曲げを行う
コイルセグメントの成形装置。
【請求項7】
所定長さの線材を折り曲げて折り返し形状のコイルセグメントに成形するコイルセグメントの成形方法であって、
前記線材の中間部を把持し、
前記線材の前記中間部と該中間部よりも端部側に位置する端部側部分との間に突端部を位置させ、
前記突端部の外側に隙間をあけて対向する移動路上を移動する押圧部を外側からガイドして前記移動を画定し、
前記押圧部が前記移動路に応じて前記把持部に把持された前記線材の前記端部側部分を押圧して前記折り曲げを行う、
コイルセグメントの成形方法。
【請求項8】
請求項7のコイルセグメントの成形方法であって、
前記折り曲げは、前記線材の端部が漸次近接するように行う、
コイルセグメントの成形方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、線材を折り曲げて成形される折り返し形状のコイルセグメントの成形装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のコイルセグメントの成形装置としては、特許文献1に記載のものがある。
【0003】
この成形装置は、図7のように、成形型105及び107により線材Wの中間部を保持し、成形ローラー109及び111を成形型105の側面105aに沿って降下させ、折り返し形状のコイルセグメントを成形する。
【0004】
かかる成形では、コイルセグメントのスプリングバックを考慮して、線材Wの端部に向けて漸次近接するように折り返し形状を設定する。折り返し形状の設定は、成形型105の斜面からなる側面105aに成形ローラー109及び111で線材Wを押し付けることで行うことができる。
【0005】
しかし、コイルセグメントの仕様や線材Wのスプリングバック量等の特性によっては、線材Wの端部に向けて漸次近接するように折り返し形状を設定する必要が無い場合も生じ得る。また、線材Wの端部に向けて漸次近接する折り返し形状であっても、コイルセグメントの仕様や線材Wの特性によっては端部での近接量が異なる場合がある。さらには、量産前に成形装置を調整して、スプリングバックを考慮して狙った折り返し形状が得られるようにしておく必要もある。
【0006】
このため、従来の成形装置では、傾斜の異なる側面105aを有する複数の成形型105を用意しておく必要があり、より簡易に線材Wの折り返し形状を設定可能とすることが望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-297863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
解決しようとする問題点は、より簡易にコイルセグメントの折り返し形状を設定可能とすることが望まれていた点である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、所定長さの線材を折り曲げて折り返し形状のコイルセグメントに成形するコイルセグメントの成形装置であって、前記線材の中間部を把持する把持部と、前記線材の前記中間部と該中間部よりも端部側に位置する端部側部分との間に接触して前記折り曲げの起点となる突端部と、前記突端部の外側に隙間をあけて対向する移動路上を移動可能に支持された押圧部と、前記押圧部の外側で前記押圧部の移動をガイドし前記移動路を画定するガイドと、を備え、前記押圧部が、前記移動路に応じて前記把持部に把持された前記線材の前記端部側部分を押圧して前記折り曲げを行う、コイルセグメントの成形装置を提供する。
【0010】
また、本発明は、所定長さの線材を折り曲げて折り返し形状のコイルセグメントに成形するコイルセグメントの成形方法であって、前記線材の中間部を把持し、前記線材の中間部と該中間部よりも端部側に位置する端部側部分との間に突端部を位置させ、前記突端部の外側に隙間をあけて対向する移動路上を移動する押圧部を外側からガイドして前記移動を画定し、前記押圧部が前記移動路に応じて前記把持部に把持された前記線材の前記端部側部分を押圧して前記折り曲げを行う、コイルセグメントの成形方法を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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