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公開番号2025071652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181996
出願日2023-10-23
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A47C 1/024 20060101AFI20250428BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】外観の悪化を抑制しながら適切な体圧分圧を実現できる車両用シートを提供する。
【解決手段】車両用シート10は、シートクッション12と、シートバック14と、を備える。シートバック14は、シートクッション12に対してシート前後方向へ回動可能である。シートクッション12の表皮52とシートバック14の表皮54とは、着座乗員を支持する位置(中央部52A,54Aに対応する位置)で繋がっている。シートバック14の回動中心38は、シートバック14の回動中心38は、シート幅方向中央位置における表皮50の表面と距離が75mm以下になる位置に設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、
着座乗員の背部をシート後方側から支持すると共に、前記シートクッションに対してシート前後方向へ回動可能であるシートバックと、
を備え、
前記シートクッションの表皮と前記シートバックの表皮とは、着座乗員を支持する位置で繋がっており、
前記シートバックの回動中心は、シート幅方向中央位置における前記表皮の表面との距離が75mm以下になる位置に設定されている、
車両用シート。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記シートバックの回動中心は、シート幅方向中央位置における前記表皮の表面との距離が50mm以下になる位置に設定されている、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記車両用シートは、
第一連結部、第二連結部及び第三連結部を有し、前記第一連結部が前記シートクッションにシート幅方向を軸方向として回動可能に連結された第一リンク部材と、
第四連結部及び第五連結部を有し、前記第四連結部が前記シートクッションにシート幅方向を軸方向として回動可能に連結された第二リンク部材と、
第六連結部及び第七連結部を有し、前記第六連結部が前記シートバックにシート幅方向を軸方向として回動可能に連結され、前記第七連結部が前記第二連結部にシート幅方向を軸方向として回動可能に連結された第三リンク部材と、
第八連結部、第九連結部及び第十連結部を有し、前記第八連結部が前記シートバックにシート幅方向を軸方向として回動可能に連結され、前記第九連結部が前記第五連結部にシート幅方向を軸方向として回動可能に連結され、前記第十連結部が前記第三連結部にシート幅方向を軸方向として回動可能に連結された第四リンク部材と、
を備え、
前記第一リンク部材、前記第二リンク部材、前記第三リンク部材及び前記第四リンク部材がそれぞれ変位することで、前記シートバックが前記シートクッションに対してシート前後方向へ回動する、
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記シートクッションのシート幅方向一方側の端部と前記シートバックのシート幅方向一方側の端部とが、前記第一リンク部材、前記第二リンク部材、前記第三リンク部材及び前記第四リンク部材を介して連結されており、
前記シートクッションのシート幅方向他方側の端部と前記シートバックのシート幅方向他方側の端部とが、前記回動中心まわりに回転するヒンジ部材を介して接続されている、
請求項3に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の車両用シートが開示されている。この車両用シートは、シートクッションと、シートクッションに対してシート前後方向へ回動可能であるシートバックと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-58495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、着座乗員の体圧を適切に分散するために、シートバックの表皮とシートクッションの表皮とが繋がれた構成を採用することが考えられる。
しかし、従来の車両用シートにおいて、シートバックの表皮とシートクッションの表皮とが繋がれた構成を採用すると、シートバックの角度を変えた際に表皮にしわや張り等が発生してしまい外観が悪くなる。そのため、車両用シートの外観を考慮すると、シートバックの表皮とシートクッションの表皮とが繋がれた構成を採用することができない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、外観の悪化を抑制しながら適切な体圧分圧を実現できる車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、着座乗員の背部をシート後方側から支持すると共に、前記シートクッションに対してシート前後方向へ回動可能であるシートバックと、を備え、前記シートクッションの表皮と前記シートバックの表皮とは、着座乗員を支持する位置で繋がっており、前記シートバックの回動中心は、シート幅方向中央位置における前記表皮の表面との距離が75mm以下になる位置に設定されている。
【0007】
本態様では、車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、を備える。シートバックは、シートクッションに対してシート前後方向へ回動可能である。
ここで、本態様では、シートクッションの表皮とシートバックの表皮とは、着座乗員を支持する位置で繋がっている。このため、着座乗員の体圧を適切に分散することができる。
また、本態様では、シートバックの回動中心は、シート幅方向中央位置における表皮の表面との距離が75mm以下になる位置に設定されている。このため、シートバックの角度を変えた際の表皮表面の周長の変化量を小さくすることができる。その結果、外観の悪化を抑制できる。
【0008】
以上より、本態様によれば、外観の悪化を抑制しながら適切な体圧分圧を実現できる。
【0009】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様において、前記シートバックの回動中心は、シート幅方向中央位置における前記表皮の表面との距離が50mm以下になる位置に設定されている。
【0010】
本態様では、シートバックの回動中心は、シート幅方向中央位置における表皮の表面との距離が50mm以下(好ましくは30mm以下、更に好ましくは10mm以下)になる位置に設定されている。
このため、シートバックの角度を変えた際の表皮表面の周長の変化量をより一層小さくすることができる。その結果、外観の悪化をより一層抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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