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公開番号2025040357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-24
出願番号2023147241
出願日2023-09-11
発明の名称車両用コミュニケーションランプ
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類B60Q 1/50 20060101AFI20250314BHJP(車両一般)
要約【課題】進路を譲ったことが周囲の人等に感得されやすい車両用コミュニケーションランプを提供する。
【解決手段】他の交通参加者に進路を譲るときに動作する車両用コミュニケーションランプであって、車両の左前方に向けて光を照射する第一ランプL1と、右前方に向けて光を照射する第二ランプL2と、左後方に向けて光を照射する第三ランプL3と、右後方に向けて光を照射する第四ランプL4とを備え、点灯と消灯を繰り返すように点滅動作する。第一ランプL1、第二ランプL2、第三ランプL3、第四ランプL4において、常に第一ランプL1か第二ランプL2の少なくとも一方が点滅動作する状態が継続し、かつ、常に第三ランプL3か第四ランプL4の少なくとも一方が点滅動作する状態が継続するように、第一ランプL1、第二ランプL2、第三ランプL3、第四ランプL4の各々の点滅周期およびタイミングが設定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
他の交通参加者に進路を譲るときに動作する車両用コミュニケーションランプであって、
車両に搭載され、前記車両の左前方に向けて光を照射する第一ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右前方に向けて光を照射する第二ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の左後方に向けて光を照射する第三ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右後方に向けて光を照射する第四ランプと、を備え、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプは、点灯と消灯を繰り返すように点滅動作し、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプにおいて、常に前記第一ランプか前記第二ランプの少なくとも一方が点滅動作する状態が継続し、かつ、常に前記第三ランプか前記第四ランプの少なくとも一方が点滅動作する状態が継続するように、前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプの各々の点滅周期およびタイミングが設定されている、
車両用コミュニケーションランプ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第一ランプと前記第四ランプは同期し、前記第二ランプと前記第三ランプが同期して点滅動作する、請求項1に記載の車両用コミュニケーションランプ。
【請求項3】
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、および前記第四ランプが照射する光の色は、xy色度において、y>41x/24-751/2400である、
請求項1または請求項2に記載の車両用コミュニケーションランプ。
【請求項4】
前記第一ランプの点滅周期、前記第二ランプの点滅周期、前記第三ランプの点滅周期、および前記第四ランプの点滅周期において、前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、および前記第四ランプの最大輝度を1とすると、時間当たりの輝度変化率は、4.44~8.6(1/秒)である、
請求項1または2に記載の車両用コミュニケーションランプ。
【請求項5】
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、および前記第四ランプのそれぞれの前記点滅周期には、2回の点灯が含まれる、
請求項1または2に記載の車両用コミュニケーションランプ。
【請求項6】
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、および前記第四ランプのそれぞれの前記点滅周期は同一の長さであり、
前記第一ランプの前記点滅周期と前記第四ランプの前記点滅周期とは同期されており、
前記第二ランプの前記点滅周期と前記第三ランプの前記点滅周期とは同期されており、
前記第一ランプの前記点滅周期と前記第二ランプの前記点滅周期とは半周期位相がずれている、
請求項1または2に記載の車両用コミュニケーションランプ。
【請求項7】
他の交通参加者に進路を譲るときに動作させる車両用コミュニケーションランプであって、
車両に搭載され、前記車両の左前方に向けて光を照射する第一ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右前方に向けて光を照射する第二ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の左後方に向けて光を照射する第三ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右後方に向けて光を照射する第四ランプと、を備え、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプは、点灯と消灯を繰り返すように点滅動作し、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプにおいて、
常に前記第一ランプか前記第二ランプの少なくとも一方が点滅動作する状態が継続し、かつ、前記第三ランプが点滅動作する状態から前記第四ランプが点滅動作する状態に移行する間、および、前記第四ランプが点滅動作する状態から前記第三ランプが点滅動作する状態に移行する間の少なくとも一方にインターバル時間が存在するように、前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプの各々の点滅周期およびタイミングが設定されており、
前記インターバル時間は、安全車間距離から停止距離を差し引いた距離を法定速度で除して得られる時間以下である、
車両用コミュニケーションランプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用コミュニケーションランプに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両等に搭載され、路面に路面描画パターンを照射することで、他の交通者(歩行者、他の車両の操縦者など)に対して意思表示を行う路面描画装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-136140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のランプでは、前方の交通参加者に進路を譲るつもりで前方に路面描画しても、該路面描画は後方の交通参加者には視認されにくい。あるいは、後退時に後方の交通参加者に進路を譲るつもりで後方に路面描画しても、該路面描画は前方の交通参加者には視認されにくい。
【0005】
本発明の目的は、進路を譲ったことが周囲の人等に感得されやすい車両用コミュニケーションランプを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る車両用コミュニケーションランプは、他の交通参加者に進路を譲るときに動作する車両用コミュニケーションランプであって、
車両に搭載され、前記車両の左前方に向けて光を照射する第一ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右前方に向けて光を照射する第二ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の左後方に向けて光を照射する第三ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右後方に向けて光を照射する第四ランプと、を備え、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプは、点灯と消灯を繰り返すように点滅動作し、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプにおいて、常に前記第一ランプか前記第二ランプの少なくとも一方が点滅動作する状態が継続し、かつ、常に前記第三ランプか前記第四ランプの少なくとも一方が点滅動作する状態が継続するように、前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプの各々の点滅周期およびタイミングが設定されている。
【0007】
本発明の一側面に係る車両用コミュニケーションランプは、他の交通参加者に進路を譲るときに動作させる車両用コミュニケーションランプであって、
車両に搭載され、前記車両の左前方に向けて光を照射する第一ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右前方に向けて光を照射する第二ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の左後方に向けて光を照射する第三ランプと、
前記車両に搭載され、前記車両の右後方に向けて光を照射する第四ランプと、を備え、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプは、点灯と消灯を繰り返すように点滅動作し、
前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプにおいて、
常に前記第一ランプか前記第二ランプの少なくとも一方が点滅動作する状態が継続し、かつ、前記第三ランプが点滅動作する状態から前記第四ランプが点滅動作する状態に移行する間、および、前記第四ランプが点滅動作する状態から前記第三ランプが点滅動作する状態に移行する間の少なくとも一方にインターバル時間が存在するように、前記第一ランプ、前記第二ランプ、前記第三ランプ、前記第四ランプの各々の点滅周期およびタイミングが設定されており、
前記インターバル時間は、安全車間距離を法定速度で除して得られる時間以下である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、進路を譲ったことが周囲の人等に感得されやすい車両用コミュニケーションランプを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、車両と車両に搭載された第一ランプ~第四ランプとを例示している。
図2は、第一ランプから第四ランプの点滅動作を例示している。
図3は、第一ランプ,第二ランプ,第三ランプ,および第四ランプが照射する光の色を示す、
図4は、変形例に係る第三ランプと第四ランプとの点滅動作を例示している。
図5は、検証1の官能評価が行われた点滅パターンを例示している。
図6は、検証1の項目「道を譲っていることが伝わりやすい」に関する評価結果を示している。
図7は、検証1の項目「譲る意図を示す点滅として好ましい」に関する評価結果を示している。
図8は、検証2の官能評価が行われた点滅パターンを例示している。
図9は、検証2の項目「道を譲っていることが伝わりやすい」に関する評価結果を示している。
図10は、検証2の項目「色と機能とがマッチしている」に関する評価結果を示している。
図11は、検証3の項目「道を譲っていることが伝わりやすい」についての点滅周期の下限と上限を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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