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公開番号
2025039808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025004582,2020564350
出願日
2025-01-14,2019-05-30
発明の名称
ノモグラムに基づく屈折矯正レーザ手術のためのシステム及び方法
出願人
アルコン インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61F
9/008 20060101AFI20250313BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ノモグラムに基づく屈折矯正レーザ手術のためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】メモリ媒体は、手術パラメータを特定し、屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムに基づいて手術パラメータを補正し、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータを提供し、手術パラメータとノモグラムに基づく補正後の手術パラメータとをメモリ媒体に患者又は患者の片眼若しくは両眼の為のデータとして保存し、手術パラメータとノモグラムに基づく補正後の手術パラメータとを比較し、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる目標アウトカムパラメータ又はその両方及びノモグラムに基づく補正後の手術パラメータのグラフィカル表現を生成し、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータと手術パラメータ若しくは絶対値又はその両方との比較に基づいて警告を生成するように、プロセッサにより実行可能な命令又は命令セットを記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
屈折矯正レーザ手術システムにおいて、プロセッサであって、
メモリ媒体であって、
手術パラメータを特定し、
前記屈折矯正レーザ手術システムに特化したノモグラムに基づいて前記手術パラメータを補正し、前記ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータを提供し、前記屈折矯正レーザ手術システムに特化した前記ノモグラムは、過去の手術パラメータデータ、前記過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び前記屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の実際のアウトカムパラメータデータを使って生成され、
前記手術パラメータと前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータとを、前記メモリ媒体の中に、患者のための、又は前記患者の片眼若しくは両眼のためのデータとして保存し、
前記手術パラメータと前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータとを比較して、前記手術パラメータ、前記手術パラメータに関連付けられる目標アウトカムパラメータ、又はその両方及び前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータのグラフィカル表現を生成して、前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータと前記手術パラメータ若しくは絶対値又はその両方との比較に基づいて警告を生成するように前記プロセッサにより実行可能な命令又は命令セットを記憶するメモリ媒体
にアクセスできるプロセッサを含み、
前記屈折矯正レーザ手術システムは、追加的なノモグラムが生成されてよいか否かを自己確認し、
該自己確認は、時間の経過による予想されるシステム動作からの何れの追加的偏差も補正することができる、屈折矯正レーザ手術システム。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記屈折矯正レーザ手術システムに特化した前記ノモグラムは、前記屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、前記過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを用いて生成される、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項3】
ユーザインタフェースをさらに含み、前記命令又は命令セットは、前記プロセッサにより、
前記ユーザインタフェースに、ユーザに対して前記グラフィカル表現を表示させるか、又は前記警告を伝えさせ、
前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータが正しいと確認する前記ユーザからの入力を受け入れて、前記屈折矯正レーザ手術システムを使って行われる屈折矯正レーザ手術を進められるようにするか、又は前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータが正しくないと確認する前記ユーザからの入力を受け入れて、前記屈折矯正レーザ手術を進められないようにする
ようにさらに実行可能である、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項4】
エキシマレーザ又はフェムトレーザをさらに含み、前記命令又は命令セットは、前記プロセッサにより、
前記ノモグラムに基づく前記補正後の手術パラメータを使って前記患者の眼の角膜のための切除プロファイル又は光切断プロファイルを計算し、
前記切除プロファイル又は光切断プロファイルを前記メモリ媒体の中に前記患者のため又は前記患者の片眼若しくは両眼のためのデータとして保存し、
前記切除プロファイル又は光切断プロファイルを前記手術パラメータと比較して、前記眼の前記角膜への屈折矯正レーザ手術を前記切除プロファイル又は光切断プロファイルを使って安全に進められ得るか否かを判断し、
前記屈折矯正レーザ手術を安全に進められ得る場合、前記エキシマレーザに前記切除プロファイルに従って前記角膜を切除するように指示するか、又は前記フェムトレーザに、前記光切断プロファイルに従って前記角膜を光切断するように指示する
ようにさらに実行可能である、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項5】
前記プロセッサはさらに、前記屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、前記過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを記憶するメモリ媒体にアクセスでき、前記命令又は命令セットは、前記プロセッサにより、
前記屈折矯正レーザ手術システムに関する前記過去の手術パラメータデータ、前記過去の手術パラメータデータに関連付けられる前記過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び前記過去の実際のアウトカムパラメータデータの全部又はある集合に基づいて前記屈折矯正レーザ手術システムに特化した前記ノモグラムを作成し、
前記ノモグラムを前記メモリ媒体に保存する
ように実行可能である、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項6】
前記命令又は命令セットは、前記プロセッサにより、
前記屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、前記過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを比較して、前記過去の目標アウトカムパラメータと前記過去の実際のアウトカムパラメータとの間に系統的な偏差が生じるか否かを前記過去の手術パラメータに基づいて判断し、
系統的な偏差が生じる場合、前記手術パラメータを補正する前記ノモグラムを作成する
ようにさらに実行可能である、請求項5の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項7】
前記命令又は命令セットは、前記プロセッサにより、所定の時間間隔が経過したら、新しいノモグラムを追加の過去のデータを使って作成するようにさらに実行可能である、請求項5の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項8】
診断機器をさらに含み、前記命令又は命令セットは、さらに前記プロセッサによって実行可能であり、前記屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、前記過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを比較して、前記過去の目標アウトカムパラメータと前記過去の実際のアウトカムパラメータとの間に系統的な偏差が生じるか否かを前記手術パラメータ及び/又は前記手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータに基づいて判断させる、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項9】
通信インタフェースをさらに含み、前記命令又は命令セットは、前記プロセッサにより、前記通信インタフェースを介して、前記屈折矯正レーザ手術システムの外部の診断機器から、前記手術パラメータ、前記手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータ、又はその両方を取得するようにさらに実行可能である、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
【請求項10】
前記ノモグラムは、補正表、前記プロセッサにより実行されたときに、前記補正表を使用した場合に取得されるものと同じ値に到達する命令セット、又は適当な補正を計算する関数を含む、請求項1の屈折矯正レーザ手術システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、患者の眼に対して行われてよい、ノモグラムに基づく屈折矯正レーザ手術のためのシステム及び方法を提供する。
続きを表示(約 5,700 文字)
【背景技術】
【0002】
光が人間の眼に入ると、それは瞳孔及び虹彩の前にある透明な角膜を通り、その後、内側の瞳孔背後にある水晶体を通り、最終的に内側の眼の後方にある網膜に到達する。屈折異常の結果、光は網膜に正しく集束しない場合があり、それが例えば近視、遠視、又は乱視の原因となる。屈折異常は、角膜、水晶体、またその両方の収差に起因し得るが、これらは角膜を改変させることによって最も容易に矯正されることが多く、これは、眼の外表面上のアクセス容易なその位置による。角膜改変はしばしば、屈折矯正レーザ手術を用いて行われる。屈折矯正レーザ手術の一例は、LASIK(laser-assisted in situ keratomileusis)であり、手術中、外科医はエキシマレーザを含む高度な手術システムを使って、角膜の特定の領域を、眼内の屈折異常を矯正するような方法で切除する。屈折矯正レーザ手術の他の例は、SMILE(small incision lenticule extraction)であり、手術中、外科医は高度なフェムトレーザ手術システムを使って、角膜の一部を光切断してレンチクルを作製し、それを除去して、角膜を眼内の屈折異常を矯正する形状にする。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示は、屈折矯正レーザ手術システムを提供し、システムはプロセッサを含み、プロセッサは、メモリ媒体であって、手術パラメータを特定し、手術パラメータを屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムに基づいて補正し、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータを提供し、手術パラメータとノモグラムに基づく補正後の手術パラメータとを、メモリ媒体の中に、患者のための、又は患者の片眼若しくは両眼のためのデータとして保存し、手術パラメータとノモグラムに基づく補正後の手術パラメータとを比較して、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる目標アウトカムパラメータ、又はその両方及びノモグラムに基づく補正後の手術パラメータのグラフィカル表現を生成して、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータと手術パラメータ若しくは絶対値又はその両方との比較に基づいて警告を生成するようにプロセッサにより実行可能な命令又は命令セットを記憶するメモリ媒体にアクセスできる。
【0004】
屈折矯正レーザ手術システムは、以下の追加の特徴をさらに含んでいてよく、これらは明確に相互に排他的でないかぎり、あらゆる可能な組合せにおいて相互に組み合わせられてよい:
i)屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムは、屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを用いて生成されてよい。
ii)システムはユーザインタフェースをさらに含んでいてよく、命令又は命令セットは、プロセッサにより、ユーザインタフェースに、ユーザに対してグラフィカル表現を表示させるか、又は警告を伝えさせ、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータが正しいと確認するユーザからの入力を受け入れて、屈折矯正レーザ手術システムを使って行われる屈折矯正レーザ手術を進められるようにするか、又はノモグラムに基づく補正後の手術パラメータが正しくないと確認するユーザからの入力を受け入れて、屈折矯正レーザ手術を進められないようにするようにさらに実行可能であってよい。
iii)屈折矯正レーザ手術システムは、エキシマレーザ又はフェムトレーザをさらに含んでいてよく、命令又は命令セットは、プロセッサにより、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータを使って患者の眼の角膜のための切除プロファイル又は光切断プロファイルを計算し、切除プロファイル又は光切断プロファイルをメモリ媒体の中に患者のため又は患者の片眼若しくは両眼のためのデータとして保存し、
切除プロファイル又は光切断プロファイルを手術パラメータと比較して、眼の角膜への屈折矯正レーザ手術を切除プロファイル又は光切断プロファイルを使って安全に進められ得るか否かを判断し、屈折矯正レーザ手術を安全に進められ得る場合、エキシマレーザに切除プロファイルに従って角膜を切除するように指示するか、又はフェムトレーザに、光切断プロファイルに従って角膜を光切断するように指示するようにさらに実行可能であってよい。
iv)プロセッサはさらに、屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを記憶するメモリ媒体にアクセスできてよく、命令又は命令セットは、プロセッサにより、屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータの全部又はある集合に基づいて屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムを作成し、ノモグラムをメモリ媒体に保存するように実行可能であってよい。
v)命令又は命令セットは、プロセッサにより、屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去のパラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを比較して、過去の目標アウトカムパラメータと過去の実際のアウトカムパラメータとの間に系統的な偏差が生じるか否かを過去の手術パラメータに基づいて判断し、
系統的な偏差が生じる場合、手術パラメータを補正するノモグラムを作成するようにさらに実行可能であってよい。
vi)命令又は命令セットは、プロセッサにより、所定の時間間隔が経過したら、新しいノモグラムを追加の過去のデータを使って作成するようにさらに実行可能であってよい。
vii)システムは診断機器をさらに含んでいてよく、命令又は命令セットは、プロセッサにより、診断機器に手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータ、又はその両方を判断させるようにさらに実行可能であってよい。
viii)システムは通信インタフェースをさらに含んでいてよく、命令又は命令セットは、プロセッサにより、通信インタフェースを介して、屈折矯正レーザ手術システムの外部の診断機器から、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータ、又はその両方を取得するようにさらに実行可能であってよい。
ix)ノモグラムは、補正表、プロセッサにより実行されたときに、補正表を使用した場合に取得されるものと同じ値に到達する命令セット、又は適当な補正を計算する関数を含んでいてよい。
【0005】
本開示はさらに、プロセッサと、プロセッサによりアクセス可能であり、プロセッサにより実行可能な命令又は命令セットを記憶するメモリ媒体と、を含む屈折矯正レーザ手術システムを使って、患者の眼の角膜に対して屈折矯正レーザ手術を実行する方法も提供する。方法は、手術パラメータを特定するステップと、手術パラメータを、屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムに基づいて補正し、補正後の手術パラメータを提供するステップと、手術パラメータと補正後の手術パラメータとを、メモリ媒体の中に、患者のための、又は患者の片眼若しくは両眼のためのデータとして保存するステップと、手術パラメータと補正後の手術パラメータとを比較し、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる目標アウトカムパラメータ、又はその両方、及びノモグラムに基づく補正後の手術パラメータのグラフィカル表現を生成して、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータと手術パラメータ若しくは絶対値又はその両方との比較に基づいて警告を生成するステップと、を含む。
【0006】
方法は、以下の追加のステップをさらに含んでいてよく、これらは明確に相互に排他的でないかぎり、あらゆる可能な組合せにおいて相互に組み合わせられてよい:
i)屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムは、屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを使って生成されてよい。
ii)方法は、屈折矯正レーザ手術システムのユーザインタフェースに、ユーザに対してグラフィカル表現を表示させるか、又は警告を伝えさせるステップと、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータが正しいことを確認するユーザからの入力を受け入れて、屈折矯正レーザ手術システムを使って行われる屈折矯正レーザ手術を進められるようにするか、又はノモグラムに基づく補正後の手術パラメータが正しくないことを確認するユーザからの入力を受け入れて、屈折矯正レーザ手術を進められないようにするステップと、をさらに含んでいてよい。
iii)方法は、ノモグラムに基づく補正後の手術パラメータを使って、患者の眼の角膜に関する切除プロファイル又は光切断プロファイルを計算し、切除プロファイル又は光切断プロファイルを、メモリ媒体の中に、患者のための、又は患者の片眼若しくは両眼のためのデータとして保存するステップをさらに含んでいてよい。
iv)切除プロファイル又は光切断プロファイルを手術パラメータと比較して、眼の角膜への屈折矯正レーザ手術を、切除プロファイル又は光切断プロファイルを使って安全に進められ得るか否かを判断するステップ。
v)屈折矯正レーザ手術を安全に進められ得る場合、屈折矯正レーザ手術システムの中のエキシマレーザに、切除プロファイルに従って角膜を切除するように指示するか、又は屈折矯正レーザ手術システムの中のフェムトレーザに光切断プロファイルに従って角膜を光切断するように指示するステップ。
vi)方法は、メモリ媒体内に保存された屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータの全部又はある集合に基づいて、屈折矯正レーザ手術システムに特定のノモグラムを作成するステップと、ノモグラムをメモリ媒体内に保存するステップと、をさらに含んでいてよい。
vii)方法は、屈折矯正レーザ手術システムに関する過去の手術パラメータデータ、過去の手術パラメータデータに関連付けられる過去の目標アウトカムパラメータデータ、及び過去の実際のアウトカムパラメータデータを比較して、過去の目標アウトカムパラメータと過去の実際のアウトカムパラメータとの間に系統的な偏差が生じるか否かを手術パラメータに基づいて判断するステップと、系統的偏差が生じる場合、手術パラメータを補正するためのノモグラムを作成するステップと、をさらに含んでいてよい。
viii)方法は、所定の時間間隔が経過したら、追加の過去のデータを使って新しいノモグラムを作成するステップをさらに含んでいてよい。
ix)方法は、屈折矯正レーザ手術システムの診断機器を使って、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータ、又はその両方を判断するステップをさらに含んでいてよい。
x)方法は、屈折矯正レーザ手術システムの外部の診断機器を使って、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータ、又はその両方を判断するステップと、手術パラメータ、手術パラメータに関連付けられる実際のアウトカムパラメータ、又はその両方を診断機器から屈折矯正レーザ手術システムに通信するステップと、をさらに含んでいてよい。
xi)ノモグラムは、補正表、プロセッサにより実行されたときに補正表を使用した場合に得られるものと同じ値に到達する命令セット、又は適当な補正を計算する関数を含んでいてよい。
【0007】
上記のシステム及び上記の方法は、明確に相互に排他的でないかぎり、相互に、及び本明細書で開示される他のすべてのシステム及び方法とのあらゆる組合せで使用されてよい。
【0008】
上記のシステム及び方法並びに本明細書で開示されている他のシステム及び方法は、例示を目的として、手術の施行に関して説明されているが、これらは屈折矯正手術システムを用いた手術の計画中の使用にも容易に適用されてよい。一般に、計画段階であれば、容認できないアウトカムに遭遇した場合、外科処置を終了するのではなく、容認できないアウトカムを回避するために外科処置の計画が変更されるか、容認できないアウトカムを回避できない場合は、その手術が行われないだけである。
【0009】
本開示とその特徴及び利点をよりよく理解するために、ここで、下記のような添付の図面と共に読むべき以下の説明を参照するが、図中、同様の番号は同様の要素を表す。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、屈折矯正レーザ手術システムのうちの選択された要素のブロック図である。
図2は、ノモグラムを用いた屈折矯正レーザ手術の計画又は施行方法のうちの選択された要素のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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