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公開番号
2025039794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025004250,2021024369
出願日
2025-01-10,2021-02-18
発明の名称
画像形成装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250313BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着装置において発生する不具合に応じた動作を、所望のタイミングで行うことができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成部とモータと制御部を持つ。モータは、画像形成部を駆動し、駆動電流の値に応じた大きさの信号を出力する。制御部は、第1動作モードと第2動作モードとのいずれかによってモータを制御する。制御部は、動作モードが第1動作モードである場合、第1範囲の上限値及び下限値のそれぞれを閾値として設定する。制御部は、当該動作モードが第2動作モードである場合、第2範囲の上限値及び下限値のそれぞれを閾値として設定する。制御部は、第1動作モードによるモータの駆動中に当該信号の大きさが第1範囲を外れた場合、第1動作を行う。制御部は、第2動作モードでモータを駆動している間に、当該信号の大きさが第2範囲を外れた場合、第2動作を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーを用いて印刷媒体上に対象画像を形成する画像形成装置であって、
前記印刷媒体上に対象画像のトナー像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を駆動し、駆動電流の値に応じた大きさの信号を出力するモータと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
第1動作モードと第2動作モードとのいずれかによって前記モータを制御し、
前記モータを駆動する動作モードが前記第1動作モードである場合、第1範囲の上限値及び下限値のそれぞれを、前記信号の大きさについての閾値として設定し、
前記動作モードが前記第2動作モードである場合、前記第1範囲と異なる第2範囲の上限値及び下限値のそれぞれを、前記閾値として設定し、
前記第1動作モードによる前記モータの駆動中に前記信号の大きさが前記第1範囲を外れた場合、第1動作を行い、
前記第2動作モードで前記モータを駆動している間に、前記信号の大きさが前記第2範囲を外れた場合、第2動作を行い、
前記第1動作モードは、前記モータが第1回転数で駆動される前記動作モードであり、
前記第2動作モードは、前記モータが第2回転数で駆動される前記動作モードである、
画像形成装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第2範囲は、上限値と下限値との少なくとも一方が前記第1範囲と異なる範囲である、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成部は、
加熱部と、
前記加熱部により加熱される定着部材と、
前記定着部材と接触することによって前記定着部材とニップを形成する押圧部材と、
を備え、
前記第1動作モードは、前記押圧部材と前記定着部材とを第1力で接触させながら前記モータを駆動する前記動作モードであり、
前記第2動作モードは、前記押圧部材と前記定着部材とを前記第1力と異なる第2力で接触させながら前記モータを駆動する前記動作モードである、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
情報処理装置と通信可能に接続されており、
前記第1動作と前記第2動作には、前記画像形成装置に不具合が発生していることを示す情報を含む通知情報を前記情報処理装置に出力する動作が含まれる、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
2種類以上の前記印刷媒体を搬送する搬送部を備え、
前記制御部は、前記第1動作モードと前記第2動作モードとのうち、前記印刷媒体の種類に応じた前記動作モードで前記モータを駆動する、
請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定着装置を駆動するモータの状態を示すパラメータの値を検出し、検出したパラメータの値に応じて、定着装置に不具合が発生しているか否かを判定することが可能な画像形成装置が知られている。モータの状態を示すパラメータは、例えば、モータのトルク、モータの駆動電流等である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-040801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、モータの状態を示すパラメータの値は、モータの回転数等に応じて変動する。このため、上記のような画像形成装置は、例えば、予め決められた回転数と異なる回転数でモータを駆動させると、定着装置に不具合が発生しているか否かの判定を精度よく行うことが困難な場合があった。その結果、当該画像形成装置は、定着装置において発生する不具合に応じた動作を、所望のタイミングで行うことができない場合があった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、定着装置において発生する不具合に応じた動作を、所望のタイミングで行うことができる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の画像形成装置は、搬送部と、画像形成部と、定着装置と、モータと、制御部とを持つ。搬送部は、印刷媒体を搬送する。画像形成部は、搬送部により搬送された印刷媒体上に対象画像のトナー像を形成する。定着装置は、画像形成部によりトナー像が形成された後の印刷媒体を加熱し、トナー像を対象画像として印刷媒体に定着させる。モータは、定着装置を駆動し、且つ、駆動電流の値に応じた大きさの信号を出力する。制御部は、第1動作モードでモータを駆動している場合において当該信号の大きさが第1範囲から外れると第1動作を行い、第2動作モードでモータを駆動している場合において当該信号の大きさが第1範囲と異なる第2範囲から外れると第2動作を行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置1の構成の一例を示す図である。
制御部100の機能構成の一例を示す図である。
第1対応関係の一例を示す図である。
画像形成装置1が行う処理のうち第1動作又は第2動作を行う処理の流れの一例を示す図である。
図4に示したACT190において制御部100により行われる第1異常処理の流れの一例を示す図である。
図4に示したACT220において制御部100により行われる第2異常処理の流れの一例を示す図である。
第2対応関係の一例を示す図である。
実施形態の変形例4に係る画像形成装置1が行う処理のうち第1動作又は第2動作を行う処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については、同一の符号を付す。
【0009】
(画像形成装置の概要)
実施形態に係る画像形成装置の概要について説明する。
【0010】
実施形態に係る画像形成装置は、搬送部と、画像形成部と、定着装置と、モータと、制御部を持つ。搬送部は、印刷媒体を搬送する。画像形成部は、搬送部により搬送された印刷媒体上に対象画像のトナー像を形成する。定着装置は、画像形成部によりトナー像が形成された後の印刷媒体を加熱し、トナー像を対象画像として印刷媒体に定着させる。モータは、定着装置を駆動し、且つ、駆動電流の値に応じた大きさの信号を出力する。制御部は、第1動作モードでモータを駆動している場合において当該信号の大きさが第1範囲から外れると第1動作を行い、第2動作モードでモータを駆動している場合において当該信号の大きさが第1範囲と異なる第2範囲から外れると第2動作を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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