TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025039691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025002223,2021542056
出願日
2025-01-07,2020-06-25
発明の名称
注射液製剤
出願人
テルモ株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A61K
31/724 20060101AFI20250313BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】類縁物質などの不純物の増減を抑制し、かつ長期間安定的に保存することのできるスガマデクスナトリウム注射液製剤を提供する。
【解決手段】有効成分としてスガマデクスナトリウムを含有するスガマデクスナトリウム水溶液を充填して高圧蒸気滅菌した、酸素透過性容器を有する医療用容器と、酸素難透過性包装容器と、を備え、(i)前記医療用容器を、脱酸素剤と共に、前記酸素難透過性包装容器内に収容して密封してなる;または(ii)前記医療用容器を、不活性ガスにて置換した前記酸素難透過性包装容器内に収容して密封してなる、注射液製剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有効成分としてスガマデクスナトリウムを含有するスガマデクスナトリウム水溶液を充填して高圧蒸気滅菌した、酸素透過性容器を有する医療用容器と、
酸素難透過性包装容器と、を備え、
(i)前記医療用容器を、脱酸素剤と共に、前記酸素難透過性包装容器内に収容して密封してなる;または
(ii)前記医療用容器を、不活性ガスにて置換した前記酸素難透過性包装容器内に収容して密封してなる、注射液製剤。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記医療用容器が、加圧媒体として、不活性ガス、不活性ガスと空気の混合ガスまたは空気を用いて高圧蒸気滅菌したものである、請求項1に記載の注射液製剤。
【請求項3】
前記スガマデクスナトリウム水溶液中のスガマデクスナトリウム濃度が50~200mg/mLである、請求項1または2に記載の注射液製剤。
【請求項4】
前記医療用容器がシリンジであり、前記酸素透過性容器が前記シリンジを構成する樹脂製の外筒である、請求項1~3のいずれか1項に記載の注射液製剤。
【請求項5】
前記樹脂がポリプロピレンまたは環状ポリオレフィンである、請求項4に記載の注射液製剤。
【請求項6】
前記シリンジがエラストマー製のガスケットを有する、請求項4または5に記載の注射液製剤。
【請求項7】
前記エラストマーがブチルゴムまたは熱可塑性エラストマーである、請求項6に記載の注射液製剤。
【請求項8】
前記酸素透過性容器を形成する材料の酸素透過度が、23℃および90%RHで測定したときに、50cm
3
/m
2
・day・atm(120μm)以上である、請求項1~7のいずれか1項に記載の注射液製剤。
【請求項9】
前記酸素難透過性包装容器を形成する材料の酸素透過度が、23℃および90%RHで測定したときに、1.0cm
3
/m
2
・day・atm以下である、請求項1~8のいずれか1項に記載の注射液製剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、注射液製剤に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
スガマデクスナトリウムは、6-メルカプト-シクロデキストリン誘導体であり、ロクロニウム臭化物又はベクロニウム臭化物による筋弛緩状態からの回復に使用する化合物である(特許第3880041号公報(国際公開第2001/040316号))。
【0003】
現在市販されているスガマデクスナトリウム注射液製剤は、1バイアル2mL中にスガマデクスナトリウムを200mg含有、または1バイアル5mL中にスガマデクスナトリウムを500mg含有するバイアル製剤(100mg/mL)であり、使用時にはバイアルからシリンジに薬液を吸って使用する必要がある。
【0004】
一方、近年、薬剤取り違えや院内感染の防止、廃棄性の向上、医療従事者の負担の軽減などの観点から、薬液を予め充填した状態の製剤製品であるプレフィルドシリンジが使用されている。このようなプレフィルドシリンジの薬液収容部、すなわち外筒の材質としては、ガラスまたは各種プラスチックが用いられている。プラスチック製プレフィルドシリンジはガラス製のものに比べて軽くて割れにくく、医療現場でより安全に調剤業務を行うことができる点でガラス製のものに比べて利点がある。
【0005】
上記の観点から、注射液製剤をプラスチック製のプレフィルドシリンジ製剤とすることが望ましい。しかしながら、薬剤をプラスチック製容器へ充填することにより製剤安定性が低下する場合がある。また、シリンジの外筒の材質であるプラスチックまたはガスケットの材質であるエラストマーと薬剤とが何らかの相互作用、すなわちプラスチック等への薬剤の吸着、外筒またはガスケットの材質成分の薬液への溶出などを起こす場合もあり、プレフィルドシリンジ製剤化には慎重な検討が必要である。
【0006】
スガマデクスナトリウムには、不純物として、14種類の類縁物質が存在することが報告されており(ブリディオン静注200mg及び同静注500mg 審議結果報告書(平成21年10月27日 医薬食品局審査管理課))、光によって類縁物質が経時的に増減することから遮光保存を要することが知られている。そして、保存条件によっては類縁物質が規格をこえることがあることも知られている。さらに、スガマデクスナトリウムは、酸素に対して安定であると考えられており、スガマデクス注射液製剤では、現在までに製造時や保管時に酸素についての厳密な管理は行なわれておらず、その必要性もまったく認識されていなかったと考えられる。
【発明の概要】
【0007】
しかしながら、スガマデクスナトリウム注射液製剤をプラスチック製シリンジに充填して長期間保存すると、長期間安定して保存できないという問題があることを本発明者らは知得し、その原因が酸素の影響で不純物が経時的に増減するためであることを見出した。
【0008】
したがって、本発明は、類縁物質などの不純物の増減を抑制し、かつ長期間安定的に保存することのできるスガマデクスナトリウム注射液製剤を提供することを目的とする。
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を積み重ねた。その結果、有効成分としてスガマデクスナトリウムを含有するスガマデクスナトリウム水溶液を充填して高圧蒸気滅菌した、酸素透過性容器を有する医療用容器と、
酸素難透過性包装容器と、を備え、
(i)前記医療用容器を、脱酸素剤と共に、前記酸素難透過性包装容器内に収容して密封してなる;または
(ii)前記医療用容器を、不活性ガスにて置換した前記酸素難透過性包装容器内に収容して密封してなる、注射液製剤によって上記課題を解決することを見出し、本発明の完成に至った。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一形態に係る実施の形態を説明する。本発明は、以下の実施の形態のみには限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
テルモ株式会社
吸引カテーテル
10日前
テルモ株式会社
カテーテル組立体
9日前
テルモ株式会社
生体留置物の製造方法
4日前
テルモ株式会社
気泡検出装置及び送液ポンプ
4日前
テルモ株式会社
医療デバイスおよび治療方法
11日前
テルモ株式会社
プログラム、情報処理方法および情報処理装置
2日前
テルモ株式会社
検出システム、医療機器、シリンジポンプ、及び輸液ポンプ
3日前
個人
健康器具
1か月前
個人
歯の掃除具
4か月前
個人
鼾防止用具
1か月前
個人
歯茎みが品
2か月前
個人
洗井間専家。
8日前
個人
導電香
2か月前
個人
マッサージ機
1か月前
個人
身体牽引装置
5か月前
個人
白内障治療法
22日前
個人
脈波測定方法
1か月前
個人
脈波測定方法
1か月前
個人
乗馬テラピー
5か月前
個人
塗り薬塗り具
3か月前
個人
発熱器具
4か月前
個人
収納容器
3か月前
個人
健康器具
3か月前
個人
染毛方法
4か月前
個人
片足歩行支援具
2か月前
個人
クリップ
2か月前
個人
車椅子持ち上げ器
22日前
個人
動体視力強化装置
5か月前
三生医薬株式会社
錠剤
19日前
個人
口内洗浄具
1か月前
個人
眼科診療車
2か月前
個人
磁器治療器
5か月前
個人
服薬支援装置
17日前
東レ株式会社
下肢着用具
5か月前
個人
血管硬化度算出方法
5か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
4か月前
続きを見る
他の特許を見る