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公開番号
2025043502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023150813
出願日
2023-09-19
発明の名称
生体留置物の製造方法
出願人
テルモ株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A61F
2/89 20130101AFI20250325BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】安定して多孔構造体をステントに対して固定することのできる生体留置物の製造方法を提供する。
【解決手段】生体留置物100の製造方法は、軸方向に延在し、径方向への拡張が可能に形成されるステント10に対して、多孔構造体固定用材料50および編み目構造を備える多孔構造体20を配置する配置工程S01と、多孔構造体固定用材料を溶融させて、多孔構造体をステントに固定する固定工程S04と、を有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延在し、径方向への拡張が可能に形成されるステントに対して、多数の貫通する空隙を有する多孔構造体および多孔構造体固定用材料を配置する配置工程と、
前記多孔構造体固定用材料を溶融させて、前記多孔構造体を前記ステントに固定する固定工程と、を有する生体留置物の製造方法。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記多孔構造体は編み目構造を備えるメッシュを含み、前記多孔構造体固定用材料はメッシュ固定用材料を含む、請求項1に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項3】
前記配置工程において、前記ステントに前記多孔構造体固定用材料を配置した後に、前記多孔構造体を前記多孔構造体固定用材料の表面に配置する、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項4】
前記配置工程において、前記多孔構造体固定用材料を、断面視においてなだらかな隆起形状をなすように配置する、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項5】
前記固定工程において、前記多孔構造体を前記多孔構造体固定用材料の内部に埋設する、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項6】
前記多孔構造体固定用材料は、ポリマー、ワックスからなる群から選ばれる材料から構成される、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項7】
前記多孔構造体固定用材料を構成する材料は、前記多孔構造体を構成する材料よりも融点が低い、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項8】
前記配置工程において、前記多孔構造体固定用材料を前記ステントの一部に配置する、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項9】
前記ステントは、
隙間が形成された円筒形状の外周を形作る線状のリングと、
前記隙間で前記リング同士を接続する複数のリンク部と、を有し、
前記配置工程において、前記多孔構造体固定用材料を前記複数のリンク部の少なくとも1つに配置する、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
【請求項10】
前記ステントの外表面には、薬剤が被覆された薬剤被覆層、および薬剤が被覆されていない露出部が形成されており、
前記配置工程において、前記多孔構造体固定用材料を前記露出部に配置する、請求項1または2に記載の生体留置物の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体留置物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ステントは、血管などの生体管腔が狭窄もしくは閉塞することによって生じる様々な疾患を治療するために、ステントデリバリーシステムによって生体管腔内の病変部まで送達された後に留置され、狭窄部や閉塞部などの病変部を拡張し、内腔を確保する医療用具である。ステントは、隙間が形成された円筒形状の外周を形作る線状のリング、および隙間でリング同士を接続する複数のリンク部を有する。
【0003】
例えば下記の特許文献1には、ステント留置時の末梢塞栓を防ぐために、支持要素の表面に多孔構造体が配置されたステント器具が開示されている。ステント器具は、多孔構造体が、支持要素の拡張に追従して拡張することにより、支持要素の拡張に伴う血栓の飛散を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
WO2006/126182
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、形状が不定で繊細な多孔構造体を支持要素(ステント)に対して固定する際、多孔構造体の形状が崩れて、安定した取り付けが困難である。
【0006】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、安定して多孔構造体をステントに対して固定することのできる生体留置物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0008】
(1)
軸方向に延在し、径方向への拡張が可能に形成されるステントに対して、多数の貫通する空隙を有する多孔構造体および多孔構造体固定用材料を配置する配置工程と、
前記多孔構造体固定用材料を溶融させて、前記多孔構造体を前記ステントに固定する固定工程と、を有する生体留置物の製造方法。
【0009】
(2)
前記配置工程において、前記ステントに前記多孔構造体固定用材料を配置した後に、前記多孔構造体を前記多孔構造体固定用材料の表面に配置する、(1)に記載の生体留置物の製造方法。
【0010】
(3)
前記配置工程において、前記多孔構造体固定用材料を、断面視においてなだらかな隆起形状をなすように配置する、(1)または(2)に記載の生体留置物の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
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