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公開番号2025040443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2022023093
出願日2022-02-17
発明の名称医療デバイスおよび治療方法
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 25/00 20060101AFI20250317BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】治療用デバイスによる治療により血管または治療用デバイスから離脱した物体を体外へ排出できるとともに、物体がガイディングカテーテルの内部に残存して再び血管内へ戻ることを抑制できる医療デバイスおよび治療方法を提供する。
【解決手段】医療デバイス10は、長尺な管状シャフト21を有する治療用デバイス20と、管状シャフト21が挿入される外管31と、を有する医療デバイス10であって、外管31は、管状シャフト21を囲み、管状シャフト21の外周面との間に流路を形成し、基端側よりも小さな外径を有しておりまたは基端側よりも小さな外径に縮径可能であって、他の管体に挿入可能な先端接続部36を先端に有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
長尺なシャフトを有する治療用デバイスと、
前記シャフトが挿入される外管と、を有する医療デバイスであって、
前記外管は、前記シャフトを囲み、前記シャフトの外周面との間に流路を形成し、基端側よりも小さな外径を有しておりまたは基端側よりも小さな外径に縮径可能であって、他の管体に挿入可能な先端接続部を先端に備えたことを特徴とする医療デバイス。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記外管が、前記外管の基端に連結され、吸引力を供給する吸引力供給部を接続可能な吸引接続部を備えた外側ハブを備えた外側カテーテルの一部であることを特徴とする請求項1に記載の医療デバイス。
【請求項3】
前記外側ハブは、前記シャフトが貫通可能な主通路と、前記主通路から分岐して前記吸引接続部で外部へ開口する分岐通路と、を有し、
前記主通路の前記分岐通路との分岐部よりも基端側に前記シャフトと摺動可能な弁体が配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の医療デバイス。
【請求項4】
前記治療用デバイスは、前記シャフトの先端部に拡縮可能なバルーンを有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項5】
管状の先端チューブおよび前記先端チューブから基端側へ延在する線状シャフトを有するガイドエクステンションカテーテルを有し、
前記先端チューブは、前記治療用デバイスが貫通可能な先端ルーメンを有し、前記先端ルーメンの基端に外部へ開口する基端開口が形成され、
前記外管の先端接続部は、前記基端開口に密着して挿入可能であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項6】
前記外管は、当該外管の軸心方向に沿って外周面に溝が形成されることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項7】
血管の治療を経皮的に行う治療方法であって、
血管内にガイディングカテーテルを挿入するステップと、
管状の先端チューブおよび前記先端チューブから基端側へ延在する線状シャフトを有するガイドエクステンションカテーテルを、前記ガイディングカテーテルの基端側から当該ガイディングカテーテルの内部に挿入し、前記先端チューブの一部を前記ガイディングカテーテルよりも先端側へ突出させるステップと、
長尺なシャフトを有する治療用デバイスを、前記シャフトを囲み、前記シャフトの外周面との間に流路を形成し、基端側よりも小さな外径を有しておりまたは基端側よりも小さな外径に縮径可能であって、他の管体に挿入可能な先端接続部を先端に備えた外管とともに、前記ガイディングカテーテルの基端側から当該ガイディングカテーテルの内部に挿入するステップと、
前記治療用デバイスの先端を前記先端チューブの内部を通って前記先端チューブよりも先端側へ突出させるとともに、前記先端接続部を前記先端チューブの基端開口に挿入するステップと、
前記治療用デバイスによる治療を行うステップと、
前記治療用デバイスによる治療と同時に、または当該治療よりも後に、前記外管に吸引力を作用させて、前記治療により前記血管または前記治療用デバイスから離脱した物体を、前記先端チューブおよび前記外管の内部を通して外部へ排出するステップと、を有することを特徴とする治療方法。
【請求項8】
前記外管が、前記外管の基端に連結され、吸引力を供給する吸引力供給部を接続可能な吸引接続部を備えた外側ハブを有する外側カテーテルの一部であることを特徴とする請求項7に記載の治療方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、血管へ挿入して治療を行うための医療デバイスおよび治療方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
血管へ挿入して治療や診断等を行うためのバルーンカテーテルやステント留置用カテーテル等の治療用デバイスを目的部位へ案内するために、ガイディングカテーテルが用いられる。
【0003】
例えば、冠動脈の治療を行うPCIの1つである経皮的冠動脈形成術(PTCA)では、ガイディングカテーテル用のガイドワイヤを手首や大腿部の皮膚から動脈内へ挿入し、冠動脈の入口へ到達させる。次に、ガイドワイヤに沿ってガイディングカテーテルを動脈内に挿入し、続いて、ガイディングカテーテル用のガイドワイヤを抜去し、冠動脈口に係合させる。ガイディングカテーテルの内腔に治療用デバイス用のより細いガイドワイヤを挿入して、冠動脈内の病変部を通過させる。この後、治療用デバイス用のガイドワイヤに沿ってバルーンカテーテルを挿入し、ガイディングカテーテル先端開口からバルーンカテーテル先端を突出させ、病変部を通過したガイドワイヤに沿って冠動脈内を末梢へ進め、バルーンを病変部に配置し、バルーンを拡張させて治療を行う。
【0004】
ところで、特許文献1には、金属ワイヤからなる線状部の先端に連結された筒状部を、ガイディングカテーテルに挿入して先端側から突出させ、ガイディングカテーテルおよび筒状部の連続する管腔によって、血管内異物を吸引する装置が記載されている。筒状部の先端開口から吸引された異物は、筒状部の管腔からガイディングカテーテルの管腔を通って外部へ排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-87643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の装置により異物を吸引した場合、異物がガイディングカテーテルの内部に残る可能性がある。この場合、吸引の後の手技により、ガイディングカテーテルの内部に残った異物が再び血管内へ戻る可能性がある。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、治療用デバイスによる治療により血管または治療用デバイスから離脱した物体を体外へ効果的に排出できるとともに、物体がガイディングカテーテルの内部に残存して再び血管内へ戻ることを抑制できる医療デバイスおよび治療方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成する本発明に係る医療デバイスは、長尺なシャフトを有する治療用デバイスと、前記シャフトが挿入される外管と、を有する医療デバイスであって、前記外管は、前記シャフトを囲み、前記シャフトの外周面との間に流路を形成し、基端側よりも小さな外径を有しておりまたは基端側よりも小さな外径に縮径可能であって、他の管体に挿入可能な先端接続部を先端に備えたことを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成する本発明に係る治療方法は、血管の治療を経皮的に行う治療方法であって、血管内にガイディングカテーテルを挿入するステップと、管状の先端チューブおよび前記先端チューブから基端側へ延在する線状シャフトを有するガイドエクステンションカテーテルを、前記ガイディングカテーテルの基端側から当該ガイディングカテーテルの内部に挿入し、前記先端チューブの一部を前記ガイディングカテーテルよりも先端側へ突出させるステップと、長尺なシャフトを有する治療用デバイスを、前記シャフトを囲み、前記シャフトの外周面との間に流路を形成し、基端側よりも小さな外径を有しておりまたは基端側よりも小さな外径に縮径可能であって、他の管体に挿入可能な先端接続部を先端に備えた外管とともに、前記ガイディングカテーテルの基端側から当該ガイディングカテーテルの内部に挿入するステップと、前記治療用デバイスの先端を前記先端チューブの内部を通って前記先端チューブよりも先端側へ突出させるとともに、前記先端接続部を前記先端チューブの基端開口に挿入するステップと、前記治療用デバイスによる治療を行うステップと、前記治療用デバイスによる治療と同時に、または当該治療よりも後に、前記外管に吸引力を作用させて、前記治療により前記血管または前記治療用デバイスから離脱した物体を、前記先端チューブおよび前記外管の内部を通して外部へ排出するステップと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
上記のように構成した医療デバイスは、長尺な線状シャフトの先端に固定された管状の先端チューブを備えたガイドエクステンションカテーテルの先端チューブの基端開口に、外管の先端接続部を挿入して接続できる。このため、先端チューブを貫通して先端チューブよりも先端側に突出する治療用デバイスにより血管内での治療を行い、治療により血管または治療用デバイスから離脱した物体を、接続されたガイドエクステンションカテーテルの先端チューブおよび外管のルーメンを利用して、外部へ排出できる。したがって、本医療デバイスは、治療用デバイスによる治療により血管または治療用デバイスから離脱した物体を体外へ効果的に排出できるとともに、物体がガイディングカテーテルの内部に残存して再び血管内へ戻ることを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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