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公開番号
2025039313
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146313
出願日
2023-09-08
発明の名称
面状発熱編物、及び面状発熱体
出願人
セーレン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
3/36 20060101AFI20250313BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】編物内において導電糸を自由自在に配置でき、加熱対象物の複雑な形状に対して形状追従性が良好でありながら、伸縮性、及び速暖性に優れた面状発熱編物を提供する。
【解決手段】複数の導電糸100を含む編物を発熱部とした面状発熱編物10であって、編物は、経編であり、導電糸100は、芯糸110と、当該芯糸110に巻き付けられた導電性鞘糸120とを有し、導電性鞘糸120は、絶縁性樹脂122で被覆された金属線121であり、編物に含まれる夫々の導電糸100は、隣り合う導電糸100間の最大離間距離と最小離間距離との差が0~14mmとなるように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の導電糸を含む編物を発熱部とした面状発熱編物であって、
前記編物は、経編であり、
前記導電糸は、芯糸と、当該芯糸に巻き付けられた導電性鞘糸とを有し、
前記導電性鞘糸は、絶縁性樹脂で被覆された金属線であり、
前記編物に含まれる夫々の導電糸は、隣り合う導電糸間の最大離間距離と最小離間距離との差が0~14mmとなるように配置されている面状発熱編物。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記編物の単位面積あたりの抵抗値は、15~25(Ω/m
2
)である請求項1に記載の面状発熱編物。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の面状発熱編物に電極を設けた面状発熱体であって、
前記面状発熱編物における前記電極の設置領域において、前記導電糸は前記編物に挿入されていない面状発熱体。
【請求項4】
前記編物に挿入されていない導電糸は、前記編物の表面から離間した状態にある請求項3に記載の面状発熱体。
【請求項5】
前記面状発熱編物における前記電極の設置領域において、前記編物が除去されている請求項3に記載の面状発熱体。
【請求項6】
前記面状発熱編物における前記電極の設置領域において、前記導電性鞘糸は前記金属線が露出するように処理されている請求項3に記載の面状発熱体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の導電糸を含む編物を発熱部とした面状発熱編物、及び当該面状発熱編物に電極を設けた面状発熱体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
面状発熱体は、例えば、車輛の内装品、衣料品、健康・介護・医療器具、家具等において広く利用されている。
【0003】
この種の面状発熱体として、従来、支持層と金属層とを積層してなるものがあった(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
特許文献1に記載される面状発熱体は、ポリエステル不織布の表面に銅をスパッタリングで成膜し、これに電極を取り付けたものである。この面状発熱体は、ポリエステル不織布を基材としているため、ある程度の柔軟性を有する。
【0005】
また、伸縮性を有する面状発熱体として、導電糸を含む編物を発熱部とした面状発熱編物に電極を設けたものが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
【0006】
特許文献2に記載される面状発熱体は、表組織と裏組織との間を連結する連結糸に導電糸を用いた多重編であり、表組織及び裏組織を緯編組織としたものである。この面状発熱体は、緯編組織の伸縮性により、加熱対象物の形状に良好に追従して変形することができ、その結果、加熱対象物を短時間で効率よく加熱することできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2016/024610号
国際公開第2021/124037号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、加熱対象物には複雑な形状を有するものがある。近年、面状発熱体の用途が多様化し、加熱対象物の平坦な表面だけでなく、湾曲部及び凹凸部等にも面状発熱体が設置されることが増え、これに伴って、面状発熱体には種々の形状に追従することができる形状追従性が要求されている。また、導電糸に金属線を用いた面状発熱体には、短時間で発熱する特性(速暖性)も要求されている。
【0009】
ところが、特許文献1の面状発熱体は、もともとポリエステル不織布の伸縮性が乏しく、さらにポリエステル不織布の表面に銅を成膜していることから面状発熱体の剛性が高まり、複雑な形状を有する加熱対象物に対して形状追従性が良好であるとは言い難い。
【0010】
加熱対象物を短時間で効率よく加熱するためには、加熱対象物に対して面状発熱体を良好に密着させる必要がある。この点に関し、特許文献2の面状発熱体は、緯編組織であるため、導電糸は平行にしか配置することができず、加熱対象物が複雑な形状を有する場合、当該形状に沿って導電糸を配置することは困難であり、速暖性が良好であるとは言い難い。また、導電糸を平行に配置した状態で加熱対象物の形状に合わせて複雑な形状に切り出すと、導電糸に断線が生じる虞がある。さらに、面状発熱編物に電極を設ける際は、導電糸周辺の絶縁糸をレーザー等で溶融させて除去する必要があるが、熱により電極設置領域周辺の絶縁糸が収縮し、編物全体としての伸縮性が低下する虞がある。
(【0011】以降は省略されています)
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