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公開番号
2025039079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023145916
出願日
2023-09-08
発明の名称
表示装置およびリペア方法
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09F
9/33 20060101AFI20250313BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】 欠陥LEDのリペアを容易に行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】 本発明の表示装置10は、駆動回路20と、駆動回路20によって駆動されるマイクロLEDユニットU1、U2を有する透明ディスプレイ30とを含んで構成される。マイクロLEDユニットU1は、透明駆動基板100と、そこに実装された複数のマイクロLED110とを含む。マイクロLEDユニットU2は、透明リペア基板200と、そこに実装されたリペアLED210Rとを含む。リペアLED210Rは、透明駆動基板100上の欠陥LED110Dに対応する位置に配置される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発光素子を2次元状に配置した第1の基板と、
第1の基板上に積層される第2の基板とを含み、
少なくとも第2の基板は透明であり、かつ第2の基板上には、第1の基板上の欠陥のある発光素子に対応する位置にリペアの発光素子が配置される、表示装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
第1の基板は、第2の基板と共通である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
第1の基板の表面に形成された第1の配線は、第2の基板の表面に形成された第2の配線と同一の構成である、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
表示装置はさらに、第1の配線と第2の配線に接続された駆動回路を含み、当該駆動回路は、第1の基板上の発光素子と第2の基板上の発光素子とを同時に駆動する、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
第2の基板上には、第1の基板上の複数の発光素子と重複しない位置に複数の発光素子が形成される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1および第2の配線のそれぞれは、複数のデータラインと複数のスキャンラインとを含み、
第1の基板は、複数のデータラインと複数のスキャンラインとの各交差部に発光素子を含み、
第2の基板は、選択されたデータラインと選択されたスキャンラインとの交差部にリペアの発光素子を含む、請求項3に記載の表示装置。
【請求項7】
前記発光素子は、マイクロLEDである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
複数のマイクロLEDが実装されたディスプレイにおける欠陥LEDのリペア方法であって、
前記欠陥LEDを含む第1の基板上に第2の透明基板を積層し、
第2の透明基板上の前記欠陥LEDに対応する位置にリペアのLEDを取り付ける、リペア方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板上に複数の発光素子が形成された表示装置に関し、特にマイクロLED(light-emitting diode)に欠陥が生じたときのリペアに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、発光ダイオードから直接的に映像を表示することができるマイクロLEDが開発されている。マイクロLEDは、各ピクセルに対応するように二次元状に配列され、カラー映像では、各ピクセルは、青色、緑色および赤色サブピクセルを含んで構成される。
【0003】
例えば、特許文献1は、赤色(R)の第1LEDスタック、緑色(G)の第2LEDスタック、青色(B)の3LEDスタックを垂直方向に積層させ、第1LEDスタック~第3LEDスタックの各発光ダイオードのアノードをデータ配線に共通に接続させ、カソードをスキャン配線1、2、3にそれぞれ接続させ、同一ピクセル内のR、G、Bの発光ダイオードを独立して駆動する、パッシブ駆動型のディスプレイ用LEDスタックを開示している。
【0004】
特許文献2は、半導体層上に、ゲート電極、ドレイン電極、ソース電極を含む薄膜トランジスタ(TFT)を形成し、TFTを覆うように平坦化層を形成し、平坦化層のビアホールを介してソース電極に接続される第1電極を平坦化層上に形成し、第1電極とその上方に形成された第2電極との間にLEDを形成する、アクティブ駆動型のマイクロLEDを開示している。
【0005】
マイクロLEDを用いたディスプレイにおいて、マイクロLEDの故障や実装不良が生じた場合、そのリペアが必要となる。例えば、特許文献3は、多数のLEDチップが実装された基板から、不良LEDチップをレーザーで加熱して粘着フィルムに転写して取り外すリペア方法を開示している。特許文献4は、補充用チップを保持した転写用キャリアを準備し、リペア対象基板のリペア対象部と転写用キャリアに保持された補充用チップとを位置合わせして対向させ、補充用チップをリペア対象基板に転写させるチップリペア方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-504752号公報
米国特許第11,171,270号公報
特開2022-140934号公報
特開2023-3062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のマイクロLEDのリペア方法は、(1)検査により基板上の欠陥のあるマイクロLEDの異常箇所を検出、(2)欠陥のあるマイクロLEDを基板から除去、(3)リペア用のマイクロLEDを基板上に再実装する工程を必要とする。しかしながら、マイクロLEDを除去する際に、レーザーで加熱してマイクロLEDを除去しなければならず、その際に配線パターンを傷つけてはならず、繊細な作業と多くの工数を要し、コスト影響が大きくなってしまうという課題がある。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決し、容易にかつコストを抑制して欠陥LEDをリペアすることができる表示装置およびリペア方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る表示装置は、複数の発光素子を2次元状に配置した第1の基板と、第1の基板上に積層される第2の基板とを含み、少なくとも第2の基板は透明であり、かつ第2の基板上には、第1の基板上の欠陥のある発光素子に対応する位置にリペアの発光素子が配置される。
【0010】
ある態様では、第1の基板は、第2の基板と共通である。ある態様では、第1の基板の表面に形成された第1の配線は、第2の基板の表面に形成された第2の配線と同一の構成である。ある態様では、表示装置はさらに、第1の配線と第2の配線に接続された駆動回路を含み、当該駆動回路は、第1の基板上の発光素子と第2の基板上の発光素子とを同時に駆動する。ある態様では、第2の基板上には、第1の基板上の複数の発光素子と重複しない位置に複数の発光素子が形成される。ある態様では、前記第1および第2の配線のそれぞれは、複数のデータラインと複数のスキャンラインとを含み、第1の基板は、複数のデータラインと複数のスキャンラインとの各交差部に発光素子を含み、第2の基板は、選択されたデータラインと選択されたスキャンラインとの交差部にリペアの発光素子を含む。ある態様では、前記発光素子は、マイクロLEDである。
(【0011】以降は省略されています)
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