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公開番号
2025038586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145302
出願日
2023-09-07
発明の名称
樹脂複合材料
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
C08J
5/06 20060101AFI20250312BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】樹脂複合材料の意匠性の確保の観点から、天然繊維の視認性をより向上させることにある。
【解決手段】天然繊維30を含む繊維部3と、繊維部3を内包する透明な樹脂部4とを備えた樹脂複合材料2において、天然繊維30の表面には、高分子材料で形成されたコーティング層5が設けられており、樹脂部4及びコーティング層5を通して天然繊維30を外部から目視で確認可能であると共に、コーティング層5の屈折率と樹脂部4の屈折率に差が設けられている
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
天然繊維を含む繊維部と、前記繊維部を内包する透明な樹脂部とを備えた樹脂複合材料において、
前記天然繊維の表面には、高分子材料で形成されたコーティング層が設けられており、前記樹脂部及び前記コーティング層を通して前記天然繊維を外部から目視で確認可能であると共に、前記コーティング層の屈折率と前記樹脂部の屈折率に差が設けられている樹脂複合材料。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記コーティング層の屈折率は、前記樹脂部の屈折率よりも小さい請求項1に記載の樹脂複合材料。
【請求項3】
前記繊維部は、親水性の前記天然繊維を含み、
前記高分子材料は、水溶性の樹脂と、水中でエマルションを形成する樹脂との少なくとも一方である請求項1に記載の樹脂複合材料。
【請求項4】
前記樹脂部は、非晶性樹脂である請求項1に記載の樹脂複合材料。
【請求項5】
外部に露出する意匠面と、前記意匠面とは反対の裏面とを有すると共に、前記裏面には樹脂体が積層されている請求項1~4のいずれか1項に記載の樹脂複合材料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天然繊維を含む繊維部と、繊維部を内包する樹脂部とを備えた樹脂複合材料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の樹脂複合材料に関連する技術が特許文献1に開示されている。この特許文献1の生分解性複合材料では、エステル構造を備えた生分解性プラスチック(例えば脂肪族ポリエステル)に対して植物性天然繊維を含ませている。そして上記した技術では、植物性天然繊維に対してグリオキサールやトリメトキシメチルメラミンなどの表面処理剤(架橋剤)が付与されることで、この植物性天然繊維の水酸基が活性化されている。そして植物性天然繊維の活性化された水酸基が、生分解性プラスチックのエステル構造に相互作用することで、生分解性複合材料の機械的強度が向上するようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-226821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで樹脂複合材料の分野では、強度性確保のための開発が進められる一方、意匠性確保のための開発は停滞ぎみである。例えば特許文献1の技術は、専ら機械的強度の向上を目的とし、天然繊維を利用した意匠性については考慮されていない。そして特許文献1では、生分解性プラスチックとして脂肪族ポリエステルが挙げられている。しかし脂肪族ポリエステルは透明性に劣ることがあり、とりわけ白色結晶性樹脂であるポリブチレンサクシネート(PBS)を用いた場合、天然繊維の視認性確保に不向きの構成となる。また透明な生分解性プラスチックを用いたとしても、この生分解性プラスチックを透過する光が天然繊維を素通りすることで、天然繊維の視認性が確保し難くなる。即ち、この種の樹脂複合材料においては、天然繊維の分布密度が低い箇所等で光が透過して透けてしまい、天然繊維の細かい部分まで鮮明に可視化することができなかった。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、樹脂複合材料の意匠性の確保の観点から、天然繊維の視認性をより向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための手段として、第1発明の樹脂複合材料は、天然繊維を含む繊維部と、繊維部を内包する透明な樹脂部とを備えている。この種の樹脂複合材料では、その意匠性の確保の観点から、天然繊維の視認性をより向上させられることが望ましい。そこで本発明の天然繊維の表面には、高分子材料で形成されたコーティング層が設けられており、樹脂部及びコーティング層を通して天然繊維を外部から目視で確認可能であると共に、コーティング層の屈折率と樹脂部の屈折率に差が設けられている。本発明では、樹脂部とコーティング層とに屈折率の差が設けられることで、樹脂部を透過した光が、そのまま素通りすることなくコーティング層を介して天然繊維に導かれるようになる。これにより、天然繊維の視認性をより向上させられるようになり、樹脂複合材料の意匠性向上に資する構成となる。
【0006】
第2発明の樹脂複合材料は、第1発明の樹脂複合材料において、コーティング層の屈折率は、樹脂部の屈折率よりも小さい。本発明では、コーティング層を相対的に低屈折率にして、樹脂部とコーティング層間で光の内部反射を生じさせることにより、天然繊維の視認性を更に向上させられるようになる。
【0007】
第3発明の樹脂複合材料は、第1発明の樹脂複合材料において、繊維部は、親水性の天然繊維を含み、高分子材料は、水溶性の樹脂と、水中でエマルションを形成する樹脂との少なくとも一方である。本発明では、親水性の天然繊維と高分子材料との相性が高められることで、天然繊維に対して適切なコーティング層が形成されるようになる。
【0008】
第4発明の樹脂複合材料は、第1発明の樹脂複合材料において、樹脂部は、非晶性樹脂である。本発明では、透明性に優れる非晶性樹脂で樹脂部を構成することができる。
【0009】
第5発明の樹脂複合材料は、第1発明~第4発明のいずれかの樹脂複合材料において、外部に露出する意匠面と、意匠面とは反対の裏面とを有すると共に、裏面には樹脂体が積層されている。本発明では、天然繊維の視認性に優れる樹脂複合材料を外部に露出させられるようになり、また樹脂複合材料を通じて樹脂体の大まかな外観(色合い等)を視認できるようになる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る第1発明によれば、樹脂複合材料の意匠性の確保の観点から、天然繊維の視認性をより向上させることができる。また第2発明によれば、天然繊維の視認性を更に向上させることができる。また第3発明によれば、天然繊維の視認性をより確実に向上させることができる。また第4発明によれば、天然繊維の視認性を更に確実に向上させることができる。そして第5発明によれば、樹脂複合材料の意匠のバリエーションの幅を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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