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公開番号2025030641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136124
出願日2023-08-24
発明の名称組成物
出願人株式会社イーテック
代理人個人,個人,個人
主分類C08L 33/06 20060101AFI20250228BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】貯蔵安定性に優れるとともに、他の成分との混合安定性にも優れる、重合体粒子を含有する組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係る組成物は、重合体粒子(A)と、多価アニオン(B)と、液状媒体(C)と、を含有し、前記重合体粒子(A)が、(メタ)アクリル酸メチルに由来する繰り返し単位(Ma)と、下記一般式(1)で表される繰り返し単位(Mb)と、を有し、前記組成物中における前記多価アニオン(B)の濃度が300ppm~2,000ppmである。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025030641000007.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">38</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">143</com:WidthMeasure> </com:Image> (式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を表し、R2は炭素数4~10のアルキル基を表す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
重合体粒子(A)と、多価アニオン(B)と、液状媒体(C)と、を含有する組成物であって、
前記重合体粒子(A)が、(メタ)アクリル酸メチルに由来する繰り返し単位(Ma)と、下記一般式(1)で表される繰り返し単位(Mb)と、を有し、
前記組成物中における前記多価アニオン(B)の濃度が300ppm~2,000ppmである、組成物。
TIFF
2025030641000006.tif
38
143
(式(1)中、R

は水素原子またはメチル基を表し、R

は炭素数4~10のアルキル基を表す。)
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記多価アニオン(B)が、SO

2-
である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記重合体粒子(A)の数平均粒子径が30nm~600nmである、請求項1または請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記重合体粒子(A)のTHF不溶分が、該重合体粒子(A)100質量%に対して60質量%以上である、請求項1または請求項2に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重合体粒子を含有する組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ラテックスのような重合体粒子を含有する組成物は、紙塗工、カーペットのバックサイジング、合板や突板などの木製品、電池の電極、タイヤコード分野等におけるバインダーとして広く用いられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-124473号公報
国際公開第2021/006211号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような重合体粒子を含有する組成物は、氷点下などの環境で貯蔵すると凍結してしまうことがあり、依然として貯蔵安定性に課題がある。また、上述のような種々の用途において、重合体粒子を含有する組成物と他の成分とを混合して用いると、混合する際のショックで重合体粒子が凝集して、沈降が生じやすくなるという課題があった。
【0005】
本発明に係る幾つかの態様は、貯蔵安定性に優れるとともに、他の成分との混合安定性にも優れる、重合体粒子を含有する組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下のいずれかの態様として実現することができる。
【0007】
本発明に係る組成物の一態様は、
重合体粒子(A)と、多価アニオン(B)と、液状媒体(C)と、を含有する組成物であって、
前記重合体粒子(A)が、(メタ)アクリル酸メチルに由来する繰り返し単位(Ma)と、下記一般式(1)で表される繰り返し単位(Mb)と、を有し、
前記組成物中における前記多価アニオン(B)の濃度が300ppm~2,000ppmである。
TIFF
2025030641000001.tif
38
143
(式(1)中、R

は水素原子またはメチル基を表し、R

は炭素数4~10のアルキル基を表す。)
【0008】
前記組成物の一態様において、
前記多価アニオン(B)が、SO

2-
であってもよい。
【0009】
前記組成物のいずれかの態様において、
前記重合体粒子(A)の数平均粒子径が30nm~600nmであってもよい。
【0010】
前記組成物のいずれかの態様において、
前記重合体粒子(A)のTHF不溶分が、該重合体粒子(A)100質量%に対して60質量%以上あってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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