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公開番号
2025038520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145171
出願日
2023-09-07
発明の名称
浮体構造物
出願人
カナデビア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B63B
59/04 20060101AFI20250312BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】犠牲陽極に作用する流体力に起因する浮体本体の疲労を抑制する。
【解決手段】犠牲陽極26は、喫水線よりも下側にて浮体本体21の底面211から浮体本体21の内部に向かって凹む凹部である収容部24に収容されて、被防食部に接続される。犠牲陽極26は、当該被防食部よりもイオン化傾向が大きい。カバー部25は、浮体本体21の底面211における収容部24の下部開口244に配置されて、下部開口244を閉鎖する。収容部24およびカバー部25により形成される収容空間240と、浮体本体21の周囲の空間である外部空間90との境界面には、収容空間240と外部空間90とを連通する2つの連通口(すなわち、第1連通口251および第2連通口252)が設けられる。これにより、犠牲陽極26に作用する流体力に起因する浮体本体21の疲労を抑制することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
浮体構造物であって、
浮体本体と、
喫水線よりも下側にて前記浮体本体の外面から前記浮体本体の内部に向かって凹む凹部である収容部に収容されて被防食部に接続されるとともに、前記被防食部よりもイオン化傾向が大きい犠牲陽極と、
前記浮体本体の前記外面における前記収容部の開口に配置されて前記開口を閉鎖するカバー部と、
を備え、
前記収容部および前記カバー部により形成される収容空間と前記浮体本体の周囲の空間である外部空間との境界面に、前記収容空間と前記外部空間とを連通する2つの連通口が設けられる浮体構造物。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の浮体構造物であって、
前記2つの連通口は、
第1連通口と、
前記第1連通口よりも面積が大きい第2連通口と、
を備える浮体構造物。
【請求項3】
請求項2に記載の浮体構造物であって、
前記第1連通口は、設置水域における定常的な水の流れに関して前記第2連通口の上流側に位置する浮体構造物。
【請求項4】
請求項2に記載の浮体構造物であって、
前記カバー部から前記収容空間とは反対側に突出するとともに前記第2連通口の周囲を囲む整流凸部をさらに備える浮体構造物。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の浮体構造物であって、
前記カバー部に垂直な方向に沿って見た前記収容部の形状は、一の方向に長く、
前記2つの連通口は、前記一の方向の両端部に配置される浮体構造物。
【請求項6】
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の浮体構造物であって、
前記カバー部の前記収容空間とは反対側の面は、前記収容部の周囲の前記浮体本体の前記外面と同一平面上に位置する浮体構造物。
【請求項7】
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の浮体構造物であって、
前記収容部が設けられる前記浮体本体の前記外面は、前記浮体本体の底面である浮体構造物。
【請求項8】
請求項7に記載の浮体構造物であって、
前記犠牲陽極を含む複数の犠牲陽極と、
前記カバー部を含む複数のカバー部と、
をさらに備え、
前記浮体本体は、上下方向に延びる中心軸を中心とする柱状であり、
前記収容部を含む複数の収容部が、前記浮体本体の前記底面に設けられており、
前記複数の収容部はそれぞれ、前記中心軸を中心とする径方向に延びる溝状であり、
前記複数の犠牲陽極はそれぞれ、前記複数の収容部に収容されており、
前記複数のカバー部はそれぞれ、前記浮体本体の前記底面における前記複数の収容部の開口に配置されて前記複数の収容部の前記開口を閉鎖し、
各収容部および各カバー部により形成される各収容空間と前記外部空間との境界面に、前記各収容空間と前記外部空間とを連通する2つの連通口が設けられる浮体構造物。
【請求項9】
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の浮体構造物であって、
前記収容部が設けられる前記浮体本体の前記外面は、前記浮体本体の側面であり、
前記収容部は、前記浮体本体の底面から上方へと延びる溝部であり、
前記2つの連通口のうち一方の連通口は、前記浮体本体の前記底面における前記溝部の開口である浮体構造物。
【請求項10】
請求項9に記載の浮体構造物であって、
前記犠牲陽極を含む複数の犠牲陽極と、
前記カバー部を含む複数のカバー部と、
をさらに備え、
前記浮体本体は、上下方向に延びる中心軸を中心とする柱状であり、
前記収容部を含む複数の収容部が、前記浮体本体の前記側面に設けられており、
前記複数の収容部はそれぞれ、前記浮体本体の前記底面から上方へと延びる溝部であり、
前記複数の犠牲陽極はそれぞれ、前記複数の収容部に収容されており、
前記複数のカバー部はそれぞれ、前記浮体本体の前記側面における前記複数の収容部の開口に配置されて前記複数の収容部の前記開口を閉鎖し、
各収容部および各カバー部により形成される各収容空間と前記外部空間との境界面に、前記各収容空間と前記外部空間とを連通する2つの連通口が設けられ、
前記各収容空間の前記2つの連通口のうち一方の連通口は、前記浮体本体の前記底面における前記各収容部の開口である浮体構造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浮体構造物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、海洋構造物、沿岸桟橋、河川橋梁脚等において、防食対象である鋼材よりもイオン化傾向が大きい金属により形成された犠牲陽極を鋼材表面に取り付けて、鋼材の腐食を防止する電気防食が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1の防食構造では、鋼材表面に直方体状のマグネシウム板を導電性接着剤によって接着する技術が開示されている。当該防食構造では、マグネシウム板表面およびその周囲の鋼材表面を、水酸化マグネシウムを含浸させたポリエステル繊維製のガーゼ状繊維布帛にて覆い、さらに、当該ガーゼ状繊維布帛を防水カバーで覆うことにより、マグネシウム板の周囲の鋼材表面にゲル状の水酸化マグネシウムを接触させて、鉄の不働態が維持できる環境を形成することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-55147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ブイや浮魚礁等のように沖合に係留される海洋構造物には、波浪や潮流等による比較的大きい流体力が作用する。当該流体力は、海洋構造物の表面に固定されている犠牲陽極にも作用し、犠牲陽極、および、海洋構造物のうち犠牲陽極近傍の部位に、曲げ応力等が継続的に生じる。また、犠牲陽極の周囲の水流によってカルマン渦が発生し、当該カルマン渦による励振力が犠牲陽極近傍の部位に生じることもある。その結果、犠牲陽極が海洋構造物から脱落したり、海洋構造物のうち犠牲陽極近傍の部位に、疲労による亀裂等の損傷が生じるおそれがある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、犠牲陽極に作用する流体力に起因する浮体本体の疲労を抑制することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様1は、浮体構造物であって、浮体本体と、喫水線よりも下側にて前記浮体本体の外面から前記浮体本体の内部に向かって凹む凹部である収容部に収容されて被防食部に接続されるとともに、前記被防食部よりもイオン化傾向が大きい犠牲陽極と、前記浮体本体の前記外面における前記収容部の開口に配置されて前記開口を閉鎖するカバー部と、を備える。前記収容部および前記カバー部により形成される収容空間と前記浮体本体の周囲の空間である外部空間との境界面に、前記収容空間と前記外部空間とを連通する2つの連通口が設けられる。
【0008】
本発明の態様2は、態様1の浮体構造物であって、前記2つの連通口は、第1連通口と、前記第1連通口よりも面積が大きい第2連通口と、を備える。
【0009】
本発明の態様3は、態様2の浮体構造物であって、前記第1連通口は、設置水域における定常的な水の流れに関して前記第2連通口の上流側に位置する。
【0010】
本発明の態様4は、態様2(態様2または3であってもよい。)の浮体構造物であって、前記カバー部から前記収容空間とは反対側に突出するとともに前記第2連通口の周囲を囲む整流凸部をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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