TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025038147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024221836,2023502060
出願日
2024-12-18,2021-10-20
発明の名称
発光モジュール
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
主分類
H01S
5/02255 20210101AFI20250311BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の光の全体的な照射領域を狭小化することができる。
【解決手段】それぞれレーザ光を出射する複数の半導体レーザ素子を有し、前記レーザ光の遅軸方向に間隔をあけて複数のレーザ光を出射する第1発光装置及び第2発光装置と、複数のレーザ光が入射する複数の反射面を設ける1または複数の第1反射部材31を有し、遅軸方向に並ぶ前記複数のレーザ光の間隔をより小さくして、複数のレーザ光を出射する第1光学ユニット30Aと、複数のレーザ光が入射する複数の反射面を設ける複数の第2反射部材32を有し、速軸方向に間隔をあけて出射される複数のレーザ光を2回以上反射して、より小さい間隔で、かつ、各レーザ光の前記速軸方向の幅をより小さくして出射する第2光学ユニットと、第1光学ユニット及び第2光学ユニットを経由した複数のレーザ光を集光する集光レンズ40と、を備える、発光モジュール。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれ第1レーザ光を出射する複数の第1半導体レーザ素子を有し、前記第1レーザ光の遅軸方向に第1距離の間隔をあけて前記複数の第1レーザ光を出射する第1発光装置と、
それぞれ第2レーザ光を出射する複数の第2半導体レーザ素子を有し、前記第2レーザ光の遅軸方向に第2距離の間隔をあけて前記複数の第2レーザを出射し、速軸方向に前記第1発光装置と並べて配置される第2発光装置と、
前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射する複数の反射面を設ける1または複数の第1反射部材を有し、前記遅軸方向に並ぶ前記複数の第1レーザ光の間隔を前記第1距離よりも小さくし、かつ、前記遅軸方向に並ぶ前記複数の第2レーザ光の間隔を前記第2距離よりも小さくして、前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光を出射する第1光学ユニットと、
前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射する複数の反射面を設ける複数の第2反射部材を有し、前記第1レーザ光と、前記第1レーザ光から速軸方向に第3距離をあけて前記第2発光装置から出射された前記第2レーザ光をそれぞれ2回以上反射して、前記第3距離よりも小さい間隔で、かつ、各レーザ光の前記速軸方向の幅を小さくして出射する第2光学ユニットと、
前記第1光学ユニット及び前記第2光学ユニットを経由した前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光を集光する集光レンズと、
を備える、発光モジュール。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記集光レンズによって集光された前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射する光ファイバ、をさらに備える。請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光は、全部で6以上のレーザ光で構成され、
前記光ファイバの、前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射するファイバ径は、150μm以上300μm以下である、請求項2に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記第1光学ユニットは、複数の段形状が形成され、各段に前記反射面が設けられた段構造ミラーであり、
前記複数の第2反射部材は、第1凹面シリンドリカルミラー、及び、凸面シリンドリカルミラーを含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記複数の第2反射部材は、第2凹面シリンドリカルミラーをさらに含み、
前記第1凹面シリンドリカルミラーにおいて、前記複数の第1レーザ光が反射され、かつ、前記複数の第2レーザ光は反射されず、
前記第2凹面シリンドリカルミラーにおいて、前記複数の第2レーザ光が反射され、かつ、前記複数の第1レーザ光は反射されず、
前記凸面シリンドリカルミラーにおいて、前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が反射される、請求項4に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記第1距離と前記第2距離は同じである、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記第2光学ユニットには、前記第1光学ユニットから出射された前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記第1発光装置は、コリメート光にして前記複数の第1レーザ光を出射し、
前記第2発光装置は、コリメート光にして前記複数の第2レーザ光を出射する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の発光モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光モジュールに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
発光素子から出射された光を、反射や屈折などの光学作用を与える複数の光学作用面に照射させて所望の光を得る光学制御技術が存在する。特許文献1には、プリズム、レンズなどの光学部材を用いて、レーザ光のビーム幅を所望の大きさに制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-179247
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の出射位置から出射される複数の光を利用する場合に、これらの複数の光の全体的な照射領域を狭小化することのできる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態による発光モジュールは、それぞれ第1レーザ光を出射する複数の第1半導体レーザ素子を有し、前記第1レーザ光の遅軸方向に第1距離の間隔をあけて前記複数の第1レーザ光を出射する第1発光装置と、それぞれ第2レーザ光を出射する複数の第2半導体レーザ素子を有し、前記第2レーザ光の遅軸方向に第2距離の間隔をあけて前記複数の第2レーザを出射し、速軸方向に前記第1発光装置と並べて配置される第2発光装置と、前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射する複数の反射面を設ける1または複数の第1反射部材を有し、前記遅軸方向に並ぶ前記複数の第1レーザ光の間隔を前記第1距離よりも小さくし、かつ、前記遅軸方向に並ぶ前記複数の第2レーザ光の間隔を前記第2距離よりも小さくして、前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光を出射する第1光学ユニットと、前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光が入射する複数の反射面を設ける複数の第2反射部材を有し、前記第1レーザ光と、前記第1レーザ光から速軸方向に第3距離をあけて前記第2発光装置から出射された前記第2レーザ光をそれぞれ2回以上反射して、前記第3距離よりも小さい間隔で、かつ、各レーザ光の前記速軸方向の幅を小さくして出射する第2光学ユニットと、前記第1光学ユニット及び前記第2光学ユニットを経由した前記複数の第1レーザ光及び複数の第2レーザ光を集光する集光レンズと、を備える、発光モジュール。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、複数の光の全体的な照射領域を狭小化することができ、例えば、狭小化された複数の光を利用して出射光を生成する発光モジュールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る発光モジュールの斜視図である。
図2は、実施形態に係る発光モジュールの筐体内部に配置される各構成要素を説明するための斜視図である。
図3は、図2から第1光学ユニットを省いた状態の斜視図である。
図4は、図2からフレキシブル配線を省いた状態の上面図である。
図5は、図4のV-V断面線における断面図である。
図6は、第1光学ユニットによる光学作用を示す模式図である。
図7は、第2光学ユニットによる光学作用を示す模式図である。
図8は、実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図9は、実施形態に係る発光装置の内部に配置される各構成要素を説明するための斜視図である。
図10は、実施形態に係る発光装置の上面図である。
図11は、実施形態に係る第1反射部材の斜視図である。
図12は、実施形態に係る発光ユニットの斜視図である。
図13は、実施形態に係る第1発光幅、第2発光幅、第1中心間距離、第2中心間距離、第1外縁間距離、及び、第2外縁間距離をそれぞれ説明するための模式図である。
図14は、実施形態に係る発光モジュールのシミュレーション結果の一例を示す図である。
図15は、実施形態に係る発光モジュールのシミュレーション結果の他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶ。隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
【0009】
多角形に限らず、台形や円形や凹凸など、特定の形状を表す言葉についても同様である。その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”などと記載するものとする。
【0010】
本明細書または特許請求の範囲において、上下、左右、表裏、前後、手前と奥などの記載は、相対的な位置、向き、方向などの関係を述べるに過ぎず、使用時における関係と一致していなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ローム株式会社
保持具
12日前
株式会社プロテリアル
ケーブル
4日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
5日前
協立電機株式会社
着磁器
11日前
三菱電機株式会社
同軸フィルタ
15日前
東レ株式会社
有機粒子およびフィルム
5日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
1日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
富士通株式会社
アンテナ装置
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置
今日
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電極積層装置
5日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
5日前
ヒロセ電機株式会社
コネクタ
今日
東洋紡株式会社
インターポーザの製造方法
4日前
株式会社AESCジャパン
電池パック
11日前
TDK株式会社
電子部品
11日前
TDK株式会社
電子部品
11日前
株式会社豊田自動織機
電子機器
11日前
住友重機械工業株式会社
吸着支持装置
1日前
株式会社ディスコ
ウェーハの加工方法
15日前
ニデックモビリティ株式会社
トランス
11日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
5日前
日本無線株式会社
衛星航法用アンテナ
1日前
株式会社ディスコ
被加工物の処理方法
5日前
矢崎総業株式会社
加締型
4日前
日本無線株式会社
衛星航法用アンテナ
1日前
TDK株式会社
電子部品
6日前
株式会社ダイフク
搬送車
12日前
矢崎総業株式会社
接触構造
今日
トヨタ自動車株式会社
電池
4日前
京セラ株式会社
積層セラミック電子部品
4日前
TDK株式会社
コイル部品
6日前
株式会社デンソー
電池装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る