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公開番号2025037401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144313
出願日2023-09-06
発明の名称表示制御装置、映像表示システム、および表示制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20250311BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】消費電力を抑制可能な表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示制御装置(20)は、複数の表示パネル(100)に対して、前記表示パネル毎に部分映像を表示させることにより、複数の表示パネル(100)が配列してなるマルチディスプレイ10に全体映像を表示させる。表示制御装置(20)は、映像分析部(22)と、切替信号生成部(23)とを備える。映像分析部(22)は、複数の表示パネル(100)毎に入力される部分映像信号を分析することにより、複数の表示パネル(100)毎に、動作モードを第1電力モードから当該第1電力モードよりも消費電力が小さい第2電力モードに切り替えるタイミングを決定する。切替信号生成部(23)は、複数の表示パネル(100)毎に、決定されたタイミングに従って、動作モードを第1電力モードから第2電力モードに切り替えるための切替信号を生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
複数の表示パネルに対して、前記表示パネル毎に部分映像を表示させることにより、複数の前記表示パネルが配列してなるマルチディスプレイに全体映像を表示させる表示制御装置であって、
複数の前記表示パネル毎に入力される部分映像信号を分析することにより、複数の前記表示パネル毎に、動作モードを第１電力モードから当該第１電力モードよりも消費電力が小さい第２電力モードに切り替えるタイミングを決定する映像分析部と、
複数の前記表示パネル毎に、決定された前記タイミングに従って前記動作モードを前記第１電力モードから前記第２電力モードに切り替えるための切替信号を生成する切替信号生成部と
を備える、表示制御装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記映像分析部は、複数の前記表示パネルに含まれる一の前記表示パネルの画面全体が黒表示となるタイミングを、前記一の表示パネルにおいて、前記第１電力モードから前記第２電力モードに切り替えるタイミングとして決定する、請求項１に記載の表示制御装置。
【請求項３】
前記表示パネルは、バックライトを有する液晶ディスプレイを含み、
前記第２電力モードは、前記表示パネルの前記バックライトの輝度を前記表示パネルの画面全体にわたって一律に低下させる動作モードである、請求項１に記載の表示制御装置。
【請求項４】
前記表示パネルに入力される予定の前記部分映像信号を一時的に記憶するバッファをさらに備え、
前記映像分析部は、前記バッファが前記部分映像信号を一時的に記憶する間に、前記バッファに記憶された前記部分映像信号を分析することにより前記タイミングを決定する、請求項１に記載の表示制御装置。
【請求項５】
前記部分映像信号を非時限的に記憶する記憶部をさらに備え、
前記映像分析部は、前記記憶部に記憶された前記部分映像信号を分析することにより前記タイミングを決定する、請求項１に記載の表示制御装置。
【請求項６】
前記映像分析部は、複数の前記表示パネル毎に入力される前記部分映像信号を分析することにより、複数の前記表示パネル毎に、前記動作モードを前記第２電力モードから前記第１電力モードに切り替えるタイミングを決定することにより、前記タイミングとして前記第２電力モードの開始時刻と終了時刻とを決定し、前記開始時刻および前記終了時刻を示すタイムテーブルを生成する、請求項１に記載の表示制御装置。
【請求項７】
前記映像分析部は、
前記表示パネルそれぞれの前記第２電力モードからの復帰時における前記表示パネルそれぞれの応答特性に基づいて、前記終了時刻を決定する、請求項６に記載の表示制御装置。
【請求項８】
請求項１から請求項７のいずれか１項に記載の表示制御装置と、
複数の前記表示パネルと
を備える、映像表示システム。
【請求項９】
複数の表示パネルに対して、前記表示パネル毎に部分映像を表示させることにより、複数の前記表示パネルが配列してなるマルチディスプレイに全体映像を表示させる表示制御装置が実行する表示制御方法であって、
複数の前記表示パネル毎に入力される部分映像信号を分析することにより、複数の前記表示パネル毎に、動作モードを第１電力モードから当該第１電力モードよりも消費電力が小さい第２電力モードに切り替えるタイミングを決定するステップと、
複数の前記表示パネル毎に、決定された前記タイミングに従って前記動作モードを前記第１電力モードから前記第２電力モードに切り替えるための切替信号を生成するステップと
を含む、表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示制御装置、映像表示システム、および表示制御方法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、複数のディスプレイを並べて配置して大画面を構成するマルチディスプレイシステムが知られている。
【０００３】
特許文献１には、制御モジュールと演算モジュールとを備えた複数のディスプレイを有するマルチディスプレイが開示されている。ディスプレイの制御モジュールおよび演算モジュールは、所定の接続規則に基づいて直列に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００３－４４０２８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、このようなマルチディスプレイシステムでは、マルチディスプレイを構成する一つのディスプレイの全画面が黒表示であっても、全画面が黒以外の表示である場合と同等の消費電力を要していた。
【０００６】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費電力を抑制可能な表示制御装置、映像表示システム、および表示制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明に係る表示制御装置は、複数の表示パネルに対して、前記表示パネル毎に部分映像を表示させることにより、複数の前記表示パネルが配列してなるマルチディスプレイに全体映像を表示させる。前記表示制御装置は、映像分析部と、切替信号生成部とを備える。映像分析部は、複数の前記表示パネル毎に入力される部分映像信号を分析することにより、複数の前記表示パネル毎に、動作モードを第１電力モードから当該第１電力モードよりも消費電力が小さい第２電力モードに切り替えるタイミングを決定する。前記切替信号生成部は、複数の前記表示パネル毎に、決定された前記タイミングに従って前記動作モードを前記第１電力モードから前記第２電力モードに切り替えるための切替信号を生成する。
【０００８】
本発明に係る映像表示システムは、上記の表示制御装置と、複数の前記表示パネルとを備える。
【０００９】
本発明に係る表示制御方法は、複数の表示パネルに対して、前記表示パネル毎に部分映像を表示させることにより、複数の前記表示パネルが配列してなるマルチディスプレイに全体映像を表示させる表示制御装置が実行する表示制御方法であって、複数の前記表示パネル毎に入力される部分映像信号を分析することにより、複数の前記表示パネル毎に、動作モードを第１電力モードから当該第１電力モードよりも消費電力が小さい第２電力モードに切り替えるタイミングを決定するステップと、複数の前記表示パネル毎に、決定された前記タイミングに従って前記動作モードを前記第１電力モードから前記第２電力モードに切り替えるための切替信号を生成するステップとを含む。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、消費電力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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