TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025037184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023144004
出願日2023-09-05
発明の名称ボールペンチップ及びインクリフィル
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B43K 1/08 20060101AFI20250310BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】使用時においてボールペンチップのカシメ部内周の変形を抑制可能な技術を提供する。
【解決手段】ボールペンチップは、筒状であり、内部にボールハウスを有し、先端部が内側に向かって縮径されたカシメ部によって構成されるホルダと、前記ホルダの外周に形成される先細の第1テーパー面と、前記ホルダの外周で前記第1テーパー面よりも前記ホルダの先端側に形成され、テーパー角が60°以上で且つ前記第1テーパー面のテーパー角よりも大きい先細の第2テーパー面と、前記カシメ部の外周に形成され、前記第2テーパー面とつながり、テーパー角が第2テーパー面のテーパー角よりも大きい先細の第3テーパー面と、一部が前記ホルダの先端から突出した状態で前記ボールハウスに収容され、前記ホルダの先端からの突出量がボール径の25%以上の筆記ボールと、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
筒状であり、内部にボールハウスを有し、先端部が内側に向かって縮径されたカシメ部によって構成されるホルダと、
前記ホルダの外周に形成される先細の第1テーパー面と、
前記ホルダの外周で前記第1テーパー面よりも前記ホルダの先端側に形成され、テーパー角が60°以上で且つ前記第1テーパー面のテーパー角よりも大きい先細の第2テーパー面と、
前記カシメ部の外周に形成され、前記第2テーパー面とつながり、テーパー角が第2テーパー面のテーパー角よりも大きい先細の第3テーパー面と、
一部が前記ホルダの先端から突出した状態で前記ボールハウスに収容され、前記ホルダの先端からの突出量がボール径の25%以上の筆記ボールと、
を備えるボールペンチップ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記ホルダの軸心を含む仮想断面において、前記筆記ボールと、前記第2テーパー面及び前記第3テーパー面の境界との仮想接線に対する前記第2テーパー面の角度が20°以下である、請求項1に記載のボールペンチップ。
【請求項3】
前記ホルダの軸心を含む仮想断面において、前記ホルダのボール受座に前記筆記ボールが着座した状態での前記筆記ボールの直径部分から外周方向にかけての前記ホルダの肉厚長は、前記筆記ボールのボール径の16%以上である、請求項1に記載のボールペンチップ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のボールペンチップと、
前記ボールペンチップの後端が先端に装着されるとともに内部にインクが充填されたインク収容管と、
を備えるインクリフィル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ボールペンチップ及びボールペンに装着されるインクリフィルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ボールペンチップにおいて、カシメ肩部の後方に第2肩部を設けると共に、カシメ肩部を筆記ボールと第2肩部との仮想接線よりも外側に配置することが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-190491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、筆記角度が浅い場合、ボールペンチップのカシメ部が紙面と接触して、カシメ部が内側に変形する場合がある。
【0005】
本開示は、使用時においてボールペンチップのカシメ部が内側に変形するのを抑制可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様は、筒状であり、内部にボールハウスを有し、先端部が内側に向かって縮径されたカシメ部によって構成されるホルダと、前記ホルダの外周に形成される先細の第1テーパー面と、前記ホルダの外周で前記第1テーパー面よりも前記ホルダの先端側に形成され、テーパー角が60°以上で且つ前記第1テーパー面のテーパー角よりも大きい先細の第2テーパー面と、前記カシメ部の外周に形成され、前記第2テーパー面とつながり、テーパー角が第2テーパー面のテーパー角よりも大きい先細の第3テーパー面と、一部が前記ホルダの先端から突出した状態で前記ボールハウスに収容され、前記ホルダの先端からの突出量がボール径の25%以上の筆記ボールと、を備えるボールペンチップである。
【0007】
本開示の第2態様は、第1態様のボールペンチップにおいて、前記ホルダの軸心を含む仮想断面において、前記筆記ボールと、前記第2テーパー面及び前記第3テーパー面の境界との仮想接線に対する前記第2テーパー面の角度が20°以下である、ボールペンチップである。
【0008】
本開示の第3態様は、第1態様又は第2態様のボールペンチップにおいて、前記ホルダの軸心を含む仮想断面において、前記ホルダのボール受座に前記筆記ボールが着座した状態での前記筆記ボールの直径部分から外周方向にかけての前記ホルダの肉厚長は、前記筆記ボールのボール径の16%以上である、ボールペンチップである。
【0009】
本開示の第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか一態様のボールペンチップと、前記ボールペンチップの後端が先端に装着されるとともに内部にインクが充填されたインク収容管と、を備えるインクリフィルである。
【0010】
また、インクリフィルにおいて、前記インクの粘度が1mPa・sec~100mPa・secである、インクリフィルである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三菱鉛筆株式会社
筆記具用水性インク組成物
1日前
三菱鉛筆株式会社
着色樹脂粒子の分散液、水性インク組成物
2日前
個人
修正シール
11か月前
個人
インク容器
11か月前
個人
替え芯装填容器
7か月前
個人
紙製簡易筆記具
8か月前
個人
ボールペン
10か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
11か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
1日前
個人
ペンスタンド
5か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
1日前
個人
ペンスタンド
7か月前
個人
変形三角定規
11か月前
個人
連結消しゴム
11か月前
個人
文字書き整列補助具
10か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
7か月前
個人
開封具
1か月前
ぺんてる株式会社
消しゴム組成物
5か月前
株式会社3S
塗布具
8日前
株式会社UHOLABO
定規
9か月前
個人
電子黒板システム
3か月前
個人
携帯用消しゴムとその保持形態
4か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記具
24日前
北星鉛筆株式会社
筆記具
9か月前
個人
シャープペンシルに使用される芯
7か月前
株式会社キヤメル鉛筆製作所
鉛筆
8か月前
フジコピアン株式会社
修正用粘着テープ
9か月前
株式会社ギケン
把持補助具
12か月前
ゼブラ株式会社
筆記具
10か月前
個人
ワンタッチ切り替え式二色ボールペン
7か月前
個人
角度の3等分、5等分用作図器
11か月前
株式会社サクラクレパス
出没式筆記具
5か月前
続きを見る