TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025037012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143718
出願日2023-09-05
発明の名称液剤移送容器
出願人有限会社米田精密金型製作所
代理人個人
主分類B65D 51/00 20060101AFI20250310BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器の気密性を保ちながら容器内の液剤を繰り返し取り出せるようにする。
【解決手段】液剤を収容した容器本体110の蓋体120のソケット部136に対し、注射器状容器のシリンジ210のプラグ部211を接続する。このとき、プラグ部211の突起212は、蓋体120においてエラストマー材料層150と穿刺部132とを貫通する切り込み160を通じて容器本体110内に貫通する。突起212を通じてシリンジ210内に容器本体110の液剤を吸引すると、その液剤は外気と接触せずに容器本体110からシリンジ210へ移動する。吸引された液剤がシリンジ210へ移動した後、ソケット部136からプラグ部211を取り外し、シリンジ210を蓋体120から分離する。このとき、切り込み160は、蓋体120が軟質樹脂によることに加えてエラストマー材料層150の復元力により密着し、気密に閉鎖する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1容器に収容された液剤を第2容器へ移送して取出し可能な容器であって、
第1容器は、
前記液剤を収容可能でありかつ開口を有する容器本体と、
穿刺部が一体的に形成されかつ前記穿刺部の周縁から外方向に突出するソケット部を有する、前記開口を気密に閉鎖可能な軟質樹脂による蓋体と、
を備え、
第2容器は、
プランジャと、
一端から前記プランジャを挿入可能でありかつ他端に前記ソケット部に対して気密にかつ着脱可能に接続可能なプラグ部を有し、前記液剤を吸引可能な突起を前記プラグ部の先端に備えたシリンジと、
を備え、
前記穿刺部は、外表面にエラストマー材料層が積層されており、前記突起を穿刺するための切り込みが前記エラストマー材料層から厚さ方向に貫通して形成されている、
液剤移送容器。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記エラストマー材料層の表面に潤滑剤層が配置されている、請求項1に記載の液剤移送容器。
【請求項3】
前記穿刺部の内表面に潤滑剤層が配置されている、請求項2に記載の液剤移送容器。
【請求項4】
前記軟質樹脂がポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはエラストマー材料である、請求項1に記載の液剤移送容器。
【請求項5】
前記エラストマー材料層が天然ゴム、合成ゴム、樹脂系エラストマーまたは熱可塑性エラストマーにより形成されている、請求項1に記載の液剤移送容器。
【請求項6】
前記蓋体が射出成形による単色成形品である、請求項1から5のいずれかに記載の液剤移送容器。
【請求項7】
前記蓋体と前記エラストマー材料層とが射出成形により一体化した2色成形品である、請求項1から5のいずれかに記載の液剤移送容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液剤移送容器、特に、第1容器に収容された液剤を第2容器へ移送して取出し可能な容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
少量の溶液、例えば、医薬や試薬などの薬液を収容して保存するための容器として、特許文献1に記載のような、ガラス製や樹脂製の容器の開口をゴム栓で密栓したバイアルが知られている。バイアルから薬液を取り出すときは、シリンジに装着した中空針をゴム栓に刺し込んで貫通させ、必要量の溶液をシリンジ内に吸引してから中空針をゴム栓から抜きとる。このように、バイアルに収容された薬液は、容器の開口を解放せずにシリンジ内に移動させることができることから、外気と接触することで汚染されたり変質したりするのを防いで所要の目的のために安全に使用することができる。
【0003】
特許文献1に記載のバイアルは、高度の安全性が求められる医療用の薬液の保存、収容を目的としたものであることから、薬液の取り出し後に処分されるのが一般的である。一方、化学分析において使用する各種の試薬や分析試料などの溶液についても、取り出し時の汚染や変質を防ぐ目的でバイアルに保存するのが好ましいことがある。この場合、バイアルは、使い切りにせず、ある程度の量の溶液を収容して必要なときに必要な分量を取り出せるようにするのが便利であり、また、経済的である。
【0004】
しかし、バイアルのゴム栓は、シリンジの中空針を差し込むことで微細な貫通穴が形成されてしまう。よって、バイアル内で引続き保存される溶液は、この貫通穴を通じ、外気と接触して汚染されたり揮散したりする可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2012/090328
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、容器の気密性を保ちながら容器内の液剤を繰り返し取り出せるようにしようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1容器に収容された液剤を第2容器へ移送して取出し可能な容器に関する。この容器において、第1容器は、液剤を収容可能でありかつ開口を有する容器本体と、穿刺部が一体的に形成されかつ穿刺部の周縁から外方向に突出するソケット部を有する、容器本体の開口を気密に閉鎖可能な軟質樹脂による蓋体とを備えている。また、第2容器は、プランジャと、一端からプランジャを挿入可能でありかつ他端にソケット部に対して気密に接続可能なプラグ部を有し、液剤を吸引可能な突起をプラグ部の先端に備えたシリンジとを備えている。穿刺部は、外表面にエラストマー材料層が積層されており、プラグ部の突起を穿刺するための切り込みがエラストマー材料層から厚さ方向に貫通して形成されている。
【0008】
本発明の液剤移送容器により第1容器の液剤を第2容器へ移送して取り出すときは、第1容器の容器本体の開口を閉鎖する蓋体のソケット部に対し、第2容器のシリンジのプラグ部を接続する。この際、プラグ部の突起は、蓋体の穿刺部の切り込み内に押し込まれ、先端が容器本体内に貫通する。そして、プランジャの操作により突起を通じてシリンジ内に第1容器の液剤を吸引すると、液剤の一部は外気と接触せずに第1容器の容器本体から第2容器のシリンジへ移動する。液剤の一部が移動した後、ソケット部からプラグ部を取り外すと、プラグ部の突起は蓋体の穿刺部の切り込みから引き抜かれる。この際、切り込みは、蓋体が軟質樹脂によることに加えて穿刺部の外表面に積層されたエラストマー材料層の復元力により密着し、穿刺部を気密に閉鎖する。これにより、第1容器に残留する液剤は、引き続き外気との接触が断たれた状態で保存される。
【0009】
本発明の液剤移送容器の一形態では、エラストマー材料層の表面に潤滑剤層が配置されている。この場合、穿刺部の内表面にも潤滑剤層が配置されていてもよい。
【0010】
本発明の液剤移送容器において、蓋体の軟質樹脂は、例えば、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはエラストマー材料である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
5か月前
個人
ゴミ箱
5か月前
個人
包装体
6か月前
個人
ゴミ収集器
4日前
個人
容器
2か月前
個人
段ボール箱
12日前
個人
段ボール箱
2日前
個人
土嚢運搬器具
1か月前
個人
パウチ補助具
5か月前
個人
宅配システム
4日前
個人
折り畳み水槽
6か月前
個人
コード類収納具
1か月前
個人
閉塞装置
3か月前
個人
ダンボール宝箱
6か月前
個人
貯蔵サイロ
8日前
個人
ゴミ処理機
2か月前
個人
圧縮収納袋
6か月前
株式会社和気
包装用箱
2か月前
株式会社新弘
容器
5か月前
株式会社新弘
容器
5か月前
三甲株式会社
蓋体
2か月前
個人
包装箱
3か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
5か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
個人
粘着テープ剥がし具
7か月前
個人
袋入り即席麺
17日前
個人
塗料容器用蓋
6か月前
個人
水切りネットの保持具
2か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
7か月前
個人
蓋付結束バンド
7か月前
個人
ゴミ箱用ゴミ袋保持具
5か月前
株式会社シプソル
梱包装置
3か月前
日東精工株式会社
供給装置
2か月前
株式会社デュプロ
包装装置
5か月前
個人
テープカッター
26日前
続きを見る