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公開番号
2025036149
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024123683
出願日
2024-07-30
発明の名称
前立腺癌治療剤のスクリーニング方法、及び製造方法
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
C12Q
1/02 20060101AFI20250306BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】本発明の課題は、微生物の自己消化反応物から、前立腺癌治療効果を有する成分をスクリーニングでき、かつ、このような成分を高い回収効率で回収できる技術を提供することである。
【解決手段】本発明は、所定の自己消化反応工程、回収工程、及び培養工程を含む前立腺癌治療剤のスクリーニング方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
前立腺癌治療剤のスクリーニング方法であって、
前記スクリーニング方法が、
微生物の自己消化反応によって反応物を得る自己消化反応工程と、
前記反応物、及びエタノールを混合後、遠心分離し、第1の上清を回収する第1の回収工程と、
前記第1の上清、及びブタノールを混合後、遠心分離し、第2の上清を回収する第2の回収工程と、
前立腺癌細胞を、前記第2の上清の存在下で培養する培養工程と、
を含み、
前記培養工程において、前立腺癌細胞を前記第2の上清の存在下で培養した場合の第1の生細胞数と、前立腺癌細胞を前記第2の上清の非存在下で培養する点以外は前記培養工程と同様の条件で培養した場合の第2の生細胞数とを特定し、
前記第2の生細胞数に対する、前記第1の生細胞数が、90%未満である場合、前記第2の上清を前立腺癌治療剤として取得する、
スクリーニング方法。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前立腺癌治療剤の製造方法であって、
前記製造方法が、
微生物の自己消化反応によって反応物を得る自己消化反応工程と、
前記反応物、及びエタノールを混合後、遠心分離し、第1の上清を回収する第1の回収工程と、
前記第1の上清、及びブタノールを混合後、遠心分離し、第2の上清を回収する第2の回収工程と、
を含む、製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、前立腺癌治療剤のスクリーニング方法、及び製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
微生物の代謝物は様々な機能を有し、食品や医薬等の分野において応用されている。
このような代謝物を得る方法として、微生物の自己消化反応が挙げられる(例えば、特許文献1)。自己消化反応とは、微生物の死後、微生物自身から生じる酵素の作用により、微生物の組織が分解することを意味する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-355008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、前立腺癌治療剤の探索において、微生物の自己消化反応物に有用成分が含まれ得ることを見出した。
他方で、自己消化反応物中の有用成分の産生量は微量であり、高い回収効率で有用成分を回収できる技術を要する。
【0005】
本発明は以上の実情に鑑みてなされたものであり、微生物の自己消化反応物から、前立腺癌治療効果を有する成分をスクリーニングでき、かつ、このような成分を高い回収効率で回収できる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、微生物の自己消化反応物に対し、所定の溶媒を組み合わせて抽出処理を行うことで上記課題を解決できる点を見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下を提供する。
【0007】
(1) 前立腺癌治療剤のスクリーニング方法であって、
前記スクリーニング方法が、
微生物の自己消化反応によって反応物を得る自己消化反応工程と、
前記反応物、及びエタノールを混合後、遠心分離し、第1の上清を回収する第1の回収工程と、
前記第1の上清、及びブタノールを混合後、遠心分離し、第2の上清を回収する第2の回収工程と、
前立腺癌細胞を、前記第2の上清の存在下で培養する培養工程と、
を含み、
前記培養工程において、前立腺癌細胞を前記第2の上清の存在下で培養した場合の第1の生細胞数と、前立腺癌細胞を前記第2の上清の非存在下で培養する点以外は前記培養工程と同様の条件で培養した場合の第2の生細胞数とを特定し、
前記第2の生細胞数に対する、前記第1の生細胞数が、90%未満である場合、前記第2の上清を前立腺癌治療剤として取得する、
スクリーニング方法。
【0008】
(2) 前立腺癌治療剤の製造方法であって、
前記製造方法が、
微生物の自己消化反応によって反応物を得る自己消化反応工程と、
前記反応物、及びエタノールを混合後、遠心分離し、第1の上清を回収する第1の回収工程と、
前記第1の上清、及びブタノールを混合後、遠心分離し、第2の上清を回収する第2の回収工程と、
を含む、製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、微生物の自己消化反応物から、前立腺癌治療効果を有する成分をスクリーニングでき、かつ、このような成分を高い回収効率で回収できる技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例におけるHPLC分析の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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