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公開番号
2025035848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143152
出願日
2023-09-04
発明の名称
作業機械
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250307BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】機関室からの排風を通気口から効率的に機体外部上方に導くことが可能な作業機械を提供すること。
【解決手段】機関室11に配置したラジエータ61と通気口が形成された右カバー14との間に設けられた排風ダクト80は、ラジエータ61の外形を右カバー14に向かって延出した略角筒状枠を形成するように、上板部81、前方側板部82および下板部83を含んで構成され、さらに、ダクト内の空気の排出流路を下側の第1流路93と上側の第2流路94との上下に分離する仕切板91を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
外装カバーに機関室と連通する通気口を設けた作業機械であって、
前記通気口に対向する位置に配置された熱交換器と前記通気口が設けられた外装カバーとの間に空気の排出流路を形成し、前記排出流路を上下に分離する仕切板を前記排出流路内に前記機関室内側から前記通気口に向けて上方に傾斜させて配置した、
作業機械。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記仕切板は、前記排出流路を、前記仕切板の下側であって流路断面積が前記機関室内側から前記通気口に向けて広くなる第1流路と、前記仕切板の上側であって流路断面積が前記機関室内側から前記通気口に向けて狭くなる第2流路と、に分離する、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記第1流路の前記熱交換器側の流路断面積よりも前記第2流路の前記熱交換器側の流路断面積の方が大きい、
請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記第2流路は、前記第1流路から排出される空気の流れよりも空気の流れが速くなるように構成されている、
請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記第1流路は、前記第2流路から排出される空気の流れに向けて、前記第1流路から排出される空気の流れが形成されるように構成されている、
請求項4に記載の作業機械。
【請求項6】
前記仕切板の下方に、前記第1流路の下面を形成する下面部を前記通気口に向けて上方に傾斜させて配置した、
請求項2に記載の作業機械。
【請求項7】
前記仕切板は、傾斜角度を変更可能に設けられている、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の作業機械。
【請求項8】
前記仕切板は、前記排出流路の側壁を形成する支持部材に枢設され、前記支持部材に対して当該仕切板の傾きを固定する固定部を有する、
請求項7に記載の作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外装カバーに通気口を有する作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の作業機械には、左右一対のクローラ式の走行部を有する下部走行体と、下部走行体に旋回可能に接続された上部旋回体と、上部旋回体の旋回フレームに俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されたものがある。上部旋回体の旋回フレームには、運転席が設けられオペレータが作業装置等の操作を行う運転部と、エンジンを含む各種機器類が配置された機関室が設けられ、機関室は外装カバーにより覆われている。
【0003】
また、このような作業機械では、エンジン等の冷却のため、外装カバーに通気口を設け、機関室内の空気を外部に排出するよう構成されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、機関室においてエンジンと熱交換器(ラジエータ)の間に冷却ファンを配置し、ラジエータとラジエータに対面する外装カバーに設けた通気口との間に排風ダクトを形成した作業機械が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-352089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された作業機械では、外装カバーの開口にグリルを嵌め合わせた構成の通気口において、当該グリルの上下平行に前後方向に横設した板状のフィンを機体外側が上方となるように斜めに配置している。すなわち、グリルの板状のフィンの傾斜角度を調整することにより、冷却ファンの動作によりラジエータを通過して熱を含んだ空気を通気口から斜め上方に吐き出すようにしている。しかしながら、グリルのフィンの傾斜角度を変えただけでは、効率的に排気を上方に導くことができなかった。このため、例えば、道路脇での掘削作業中に、排気口の高さと同等あるいはそれより低い位置にある低木の街路樹および/または花壇の草花に、通気口から吐き出された熱を含んだ排風が吹き付けられ、これらの植物が熱により枯れることがあるという問題が生じていた。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、機関室からの排風を通気口から効率的に機体外部上方に導くことが可能な作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る作業機械は、外装カバーに機関室と連通する通気口を設けた作業機械であって、前記通気口に対向する位置に配置された熱交換器と前記通気口が設けられた外装カバーとの間に空気の排出流路を形成し、前記排出流路を上下に分離する仕切板を前記機関室内側から前記通気口に向けて上方に傾斜させて配置したものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る作業機械は、前記作業機械において、前記仕切板は、前記排出流路を、前記仕切板の下側であって流路断面積が前記機関室内側から前記通気口に向けて広くなる第1流路と、前記仕切板の上側であって流路断面積が前記機関室内側から前記通気口に向けて狭くなる第2流路と、に分離するものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る作業機械は、前記作業機械において、前記第1流路の前記熱交換器側の流路断面積よりも前記第2流路の前記熱交換器側の流路断面積の方が大きいものである。
(【0011】以降は省略されています)
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