特許ウォッチ

公開番号2025035535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023142619
出願日2023-09-02
発明の名称ネクタイ及びタイラバ
出願人有限会社喜樂
代理人個人,個人
主分類A01K 85/00 20060101AFI20250306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】より効果的に魚の食い気を誘う。
【解決手段】本発明に係るネクタイ30は、釣糸に対して取付けられるヘッド部31(被取付部)と、前記ヘッド部31(被取付部)から延出するボディ部32と、前記ボディ部32から並列的に延伸する複数のテール部33と、を備え、前記テール部33の各々は形状が異なることを特徴とする。また、本発明に係るタイラバ1は、上記ネクタイ30を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
釣糸に対して取付けられる被取付部と、
前記被取付部から延在するボディ部と、
前記ボディ部から並列的に延伸する複数のテール部と、
を備え、
前記テール部の各々は形状が異なることを特徴とするネクタイ。
続きを表示（約 600 文字）【請求項２】
平面視において、前記ボディ部は、前記被取付部から前記複数のテール部に向かうに従って幅広く形成されていることを特徴とする、請求項１に記載のネクタイ。
【請求項３】
前記テール部の各々は幅が異なることを特徴とする、請求項２に記載のネクタイ。
【請求項４】
前記テール部の各々は長さが異なることを特徴とする、請求項２に記載のネクタイ。
【請求項５】
平面視において、前記テール部の各々は螺旋状に延伸しており、
最も外側のテール部の長さが最も短いことを特徴とする、請求項４に記載のネクタイ。
【請求項６】
少なくとも３つの前記テール部を備え、
平面視において、前記テール部の各々は螺旋状に延伸しており、
真ん中に位置するテール部の長さが最も長いことを特徴とする、請求項４に記載のネクタイ。
【請求項７】
請求項１に記載のネクタイを備えるタイラバ。
【請求項８】
前記被取付部から二股状に延伸するハリスと、
前記ハリスの先端の各々に取付けられたフックと、
を備え、
前記ハリスの一方は、前記ボデイ部と複数のテール部の接続箇所よりも短く延伸し、
前記ハリスの他方は、前記接続箇所よりも長く延伸することを特徴とする、請求項７に記載のタイラバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、魚釣りにおいて疑似餌として用いられるネクタイ及びタイラバに関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、タイ釣りにおいて、刺し餌や撒き餌を用いずに、疑似餌でタイを釣るタイラバ（「タイカブラ」ともいう。）と呼ばれる仕掛けが流行している。タイラバは、ヘッドと呼ばれる鉛玉と、水中において揺動動作する揺動体と、ハリスに取り付けられたフックと、により構成されており、これらの部材が、道糸に接続されたリーダーに取り付けられる。
【０００３】
例えば、特許文献１には、揺動体として機能するネクタイが記載されている。当該ネクタイは、樹脂シート（シリコンゴムシート）を切り出して形成された、いわゆるシングルタイプのネクタイ（「スカート」ともいう。）であり、釣糸に取付けられる被取付端と、当該被取付端から延出する揺動部と、を備えている。当該揺動部は、湾曲形状に形成されており、水中において揺動動作（以下、「アクション」ともいう。）する。これにより、タイの食い気を誘うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－１２７０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記特許文献１に記載のネクタイは、単一の揺動部を備えるのみであるため、揺動部のアクションは単調となりやすく、より効果的にタイの食い気を誘うネクタイが望まれている。なお、このような要望は、シングルタイプのネクタイだけでなく、ダブルタイプのネクタイにおいても同様である。
【０００６】
そこで、本発明は、より効果的に魚の食い気を誘うネクタイおよびタイラバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するため、本発明に係るネクタイは、釣糸に対して取付けられる被取付部と、前記被取付部から延出するボディ部と、前記ボディ部から並列的に延伸する複数のテール部と、を備え、前記テール部の各々は形状が異なることを特徴とする。
【０００８】
また、平面視において、上記ネクタイの前記ボディ部は、前記被取付部から前記複数のテール部に向かうに従って幅広く形成されていることを特徴とする。
【０００９】
さらに、上記ネクタイの前記テール部の各々は幅が異なることを特徴とする。
【００１０】
さらに、上記ネクタイの前記テール部の各々は長さが異なることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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